A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1306 『哲学史講義 I』

2017-05-06 08:22:27 | 書物
タイトル:哲学史講義 I
タイトル別名:Vorlesungen über die Geschichte der Philosophie
シリーズ名:河出文庫
著者:G.W.F.ヘーゲル
訳者:長谷川宏
カバーデザイン:戸田ツトム
カバーフォーマット:佐々木暁
発行:東京 : 河出書房新社
発行日:2016.9
形態:473p ; 15cm
注記:底本: グロックナー版ヘーゲル全集17-19巻
    『哲学史講義』(河出書房新社, 1992年1月刊) 上巻第一部第一篇第一章までを加筆・修正し文庫化
内容:
自然とはなにか、人間とはなにか、いかに生きるべきか——哲学、そして人間精神の変遷、律動を描きだし、古代ギリシャから中世、そして近代へといたる、二千数百年におよぶ西洋哲学を一望する、哲学史上に輝く不朽の名著。『I』では「序論」「東洋の哲学」「ギリシャの哲学(第一篇第一章)」を収録。記念碑的名訳の決定版。

目次
単行本版訳者まえがき
文庫版訳者まえがき
はじめに
序論
 A、哲学史とはなにか
 B、哲学と哲学以外の領域との関係
 C、哲学史の時代区分、資料、論じかた
東洋の哲学
 A、中国の哲学
 B、インドの哲学
第1部 ギリシャの哲学
はじめに
第一篇 タレスからアリストテレスまで
 第一章 タレスからアナクサゴラスまで
 A、イオニアの哲学
 B、ピタゴラスとピタゴラス派
 C、エレア学派
 D、ヘラクレイトスの哲学
 E、エンペドクレス、レウキッポス、デモクリトス
 F、アナクサゴラス

購入日:2017年5月5日
購入店:丸善 京都本店
購入理由:
 むらたちひろテキストのための参考文献として購入。むらた作品に頻出する「水」について書こうと思い、バシュラールを読んだものの、あまり参考にならなかった。その後、哲学史からタレスの「万物は水である」というテーゼについて調べたところ、ヘーゲルに辿りついた。単行本は図書館に所蔵があったが、大部なため分冊刊行の文庫版を選ぶ。