
12月下旬のとある晴れた日に、僕はこの手打ちうどんの名店にお邪魔した。お店は、両津方面から行くと両津のセーブオンの交差点を左折したすぐ右手にあった。午前11時20分頃にお邪魔したら先客は皆無であった。5席のカウンター席以外は4人掛けの座敷席でそれが5卓ほどあったように記憶している。厨房にはおやじさんと女将さんとがいた。このおやじさんは讃岐出身なのだそうだ。それゆえ讃岐うどん張りの手打ちうどんにかけては島内の他の追随を許さないとの評判だ。おやじさんはいかにも職人という風貌で厨房の中に立っていた。
僕は、鍋焼きうどん(930円)を注文した。おやじさんは手早くうどんを煮立て、いくつかの具を入れた後、最後に卵を落とししばらく煮立てた後に火を止めて仕上げ、女将さんがカウンター席に座った僕の前に運んできた。土鍋の蓋を開けるとまだぐつぐつと煮えたぎっている。具は、人参と海老の天麩羅、葱、蒲鉾、生卵、伊達巻である。ダシは薄い塩味だ。毎日1時間かけて丁寧に鰹ダシをとり、関西から取り寄せた白醤油で味付けをする。所謂関西風のダシ汁であり、濃い醤油味の関東風の鍋焼きうどんに慣れた人々にはやや物足りなく感じるかもしれないが、薄味好みの僕にはドンピシャの味で非常に美味しかった。うどんは店主が3日かけて練り上げた手打ちである。腰があって非常に美味い!最後に店主が「お味の方はいかがでしたか?」と尋ねてきたので、僕は「とても美味しかったですよ」と答えた。僕の評価は勿論お世辞抜きの★★★である。
僕は、鍋焼きうどん(930円)を注文した。おやじさんは手早くうどんを煮立て、いくつかの具を入れた後、最後に卵を落とししばらく煮立てた後に火を止めて仕上げ、女将さんがカウンター席に座った僕の前に運んできた。土鍋の蓋を開けるとまだぐつぐつと煮えたぎっている。具は、人参と海老の天麩羅、葱、蒲鉾、生卵、伊達巻である。ダシは薄い塩味だ。毎日1時間かけて丁寧に鰹ダシをとり、関西から取り寄せた白醤油で味付けをする。所謂関西風のダシ汁であり、濃い醤油味の関東風の鍋焼きうどんに慣れた人々にはやや物足りなく感じるかもしれないが、薄味好みの僕にはドンピシャの味で非常に美味しかった。うどんは店主が3日かけて練り上げた手打ちである。腰があって非常に美味い!最後に店主が「お味の方はいかがでしたか?」と尋ねてきたので、僕は「とても美味しかったですよ」と答えた。僕の評価は勿論お世辞抜きの★★★である。