佐渡の翼

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歌留多(佐渡佐和田)    投稿者:佐渡の翼

2023年07月20日 06時00分01秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
1月31日の午後6時15分、筆者はクラブパレスに出かける前の腹ごしらえを目的に、佐和田の天麩羅の名店「歌留多(かるた)」さんを訪ねてみた。場所は、ミューズの隣の割烹「俊」の更に奥の方にある。店内はこぎれいにしてあり、5席のカウンター席以外は、座敷席、4人掛けのテーブル席が2卓に二人掛けのテーブル席が一つあった。テーブル席は衝立と暖簾で仕切られていた。メニューを見ると、天麩羅がメインで、刺身なども出してくれるようだ。筆者は特製天丼(海老、野菜、穴子)(1260円)を注文した。天丼ができあがるまでに13分を要した。かなり丁寧に天麩羅を揚げているようだ。ようやく運ばれてきた天丼を見ると、アナゴが蓋からはみ出ている!天麩羅は銀座の天一同様、きつね色に揚げられている。このお店では、薄口の胡麻油とコーンサラダ油をブレンドした油を使用して天麩羅を揚げているそうだ。海老は、島内の他の割烹料理屋と違い、きちんと才巻き海老を使用しているから立派なものだ。野菜は、玉ねぎ、茄子、牛蒡、ピーマン、れんこん。いずれも素材の旨みを閉じ込めた揚げ具合で抜群の美味さ!特に玉ねぎなどの揚げ方は、ホテル山の上の天麩羅を髣髴とさせるようだ。タレもほどよく、筆者好みの量加減でご飯にさらあ~っという感じでかけられている。絶妙なかけ加減だ!天麩羅のタレの量と言うものは、ご飯を食べ終えた後の丼の底にうっすらとタレの色が残る程度がベストと言われているが正にその通りである。証拠はデジブックをご覧頂ければお分かりになると思う。

まじめな話、非常に美味い!アナゴは多分活けアナゴを使用しているんだろうなあ~、普段は尻尾などは残すのだが、今回は全量を完食した。天丼にはなめこ椀と漬物が付属していたが、これも天一の天丼と同じ形式だ。だが、お味は天一の上を行っていると言っても過言ではなかろう。ご飯の美味さはピカイチだし、魚介の鮮度が全く違う、揚げ方も熟練した技を思わせる。この揚げ手の親方にはこの道16年の年季が入っているそうだ。筆者の評価は文句なしの★★★。佐渡には天麩羅の専門店などは無いと思っていらっしゃる方が多いようだが、とんでもない灯台下暗しだ。ちなみに佐渡のキャバクラ「クラブ パレス」の人気キャストのミリアさんは「このお店のママが作る弁当が美味しい」と言っていた。

実は、筆者は3ヶ月の間にこのお店を二度訪ねた。二回共期待に違わぬいいお味で文句のつけようが無かった。佐渡で唯一筆者が自信をもって、お勧めできる天丼屋さんはこのお店だけである。佐渡で天丼を食べるなら「歌留多」さん、そう太鼓判を押せるほどの名店である。激戦区の東京でピンからキリまで様々なお店の天丼を食べ歩いた筆者が言うのだから間違いないと思って頂いて結構である。

筆者は、今後はたとえ観光案内本で褒めそやされていようとも、レベルの低い口に合わないお料理を提供してきたお店に対しては、島民の反発を覚悟の上で情け容赦なく正直にその感想を述べるつもりでいる。それで客足が落ちるようならその程度のお店でしかないので、いきなり送信停止措置、発信者情報開示などと言った挙に出る前に、メッセージ機能を通じて苦情を申し立てて欲しい。所詮、お料理が不味いか美味いかなどという個人の印象に関わる問題は、お互いに話し合えば解決する事であり、法的手段に訴え出るほどの大げさな事案ではなかろう。






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