佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

ようやくまともな料理を出してきた佐渡の日本料理屋  投稿者;ミシュラン覆面調査員

2023年07月11日 06時00分57秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
お造り盛り合わせは1800円も取るんだから、まともなものが出てくるだろうと期待して待ちました。寒ぶりを入れたお造りをお願いしますと言ったら、「すいません寒ぶりは獲れないんです」とのお返事。まともな店の証拠ではあるが、これだけ時化が続いてもまだ佐渡で寒ぶりにありつけないのだ。つまり水揚げされた寒ぶりは全て東京に直行という事らしい。1月もはや中旬、寒ぶり漁は1月で終わる。あと3週間しか残されていないというのに。今年の冬の佐渡観光は寒ぶりの不漁と共に終わりそうである。

平目の薄作りはポン酢で頂きましたが、ふぐ刺しのような感じで大変美味でした。はたというお魚も美味しい。あおりいかもしかり。めじまぐろは本まぐろよりも脂がのっていて旨い(値段は本まぐろよりも安いのですが)!帆立の表面は炙ってありました。生とは一味違っていて、これもいいお味です。でも刺身なら鮮度がよければ美味しくてあたりまえ。

結局、このお料理に限って言えば、★★に値します。

調査員の隣のテーブル席には、かなり出来上がった中年カップルがいました。おやじがタバコをぶかすかふかすので、こちらの席まで煙が漂ってきます。客層はさほどよろしくありません。お造りの後は煮物、焼き物を味わうべきです。そこで仲居さんに、「お魚の煮物は何がございますか?」と尋ねたら、メニューを指差しながら「あいにく豚と大根の煮物しかございません」とのお返事。冬の佐渡の日本料理屋で豚を食べてどうするというのかね。多花野や菜花村さんのように、メニューの数が多すぎるのも困るが、このお店のように少な過ぎるのも又困る。結局煮魚は味わうことができませんでした。のどぐろの煮付けなどがメニューにあれば名誉挽回のチャンスは充分にあったのにいー。。。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿