白山 Ⅰ (2016.7.10) のつづきです。
室堂へと、もうひと踏ん張り
おっと、黒ユリや~
木道脇で激写してる女性が教えてくれました
皆さん、とても親切です
なんて、清々しい風景だろう。。。
いよいよ、室堂、到着だ。
お疲れさん
もうー、私、山頂(御前峰)は無理なのよぉ~ と言ってた。 この時点では
山小屋のテラスでランチ。
私、毎度の軽い高山病
ここ、室堂の標高は2,450mである。
お腹がいっぱいになったところで、眠気が襲ってくる。
寒い・・・。
山小屋の売店で山バッジを買いました。
数種類の中で、開山1300年記念のバッジを選んだ。
超イケメン の山小屋のお兄さんにお聞きすると、来年が 白山開山1300年 だと言う。
室堂に着いた時は、もう山頂は無理~ と言ってたのだが、やっぱり・・・。
せっかくだから、御前峰に行くことにした
相棒ちん、一人ではかわいそうだしさ
おー、こちらにも黒ユリの群生だ。
室堂を振りかえる。
わっせ わっせ もうすぐやで~
御嶽山の剣ヶ峰への登りに雰囲気が似てるね。
ガスがまいてきてる室堂
御前峰 白山奥宮 到着だ。
やったね
一旦は断念しかけたので、ここに来れたこと、感慨ひとしお
鼻の奥がツンとしたのであった
白山 御前峰 2,702m
若い男女のパーティの皆さんに写真を撮っていただきました
2枚もありがとね!
白山は、最高峰の御前峰(標高2,702m)・剣ヶ峰 (2,677m) ・大汝峰 (2,684m) の白山三峰を中心として、周辺の山峰の総称だそう。
最高峰に立てたわけやね
おー! ガスが切れて、池が姿を現している
絶景だ
しばらくして、お池巡りをしに下って行く人々の列が小さく見えた。
相棒のデジカメ、ここでバッテリーがなくなり、ここからはアタシのスマホで写真を撮りました
写真、撮り過ぎやね
やったぜ!
名残惜しいが、さよならだ
あとから反省だが、ここに長居し過ぎた あまりに絶景だったんで
相棒がホントに名残惜しそうだったんだけど、そろそろ下山しよにって、アタシが言ったくらい
もし、もしですけど 今度、また来れる機会があったなら
室堂に泊まって、ゆっくりお池めぐりもしたいなあ とちょっぴり・・・、ちょこっとだけ、思うのであった
室堂に戻り、ちと休憩。
相棒はノンアル、アタシはアイス ソフトクリームがないんさ
けど、アイスですけどさ・・・。
かっちんかっちんやん!!!
おい! もうあんまりゆっくりできへんぞ!
相棒の爆弾発言!
えっ? そうなん??? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ほな、早めに退散しよか
トイレをすませ、室堂を後にした。
甚之助避難小屋で再びトイレをお借りした時のこと。
(写真は朝のもの)
単独の男性が携帯で誰かに電話してる会話を、相棒ちんが小耳に挟んだ。
あと、1時間半くらいかな? と。
相棒の予想と違ってたようで
まずい! よくよく考えたら、このペースで行ったら、5時過ぎるぞ!!! (バスの最終は5時だ)
これまた、爆弾発言!
えっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
うそや~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
最悪、林道歩けるやろ?
歩けるわけないやん!
無理! 絶対無理やでなっ!
はよ! はよ、降りよに
あ~ん・・・・・
なんで、こうなるの
さっさと降りる 降りる
時に、走る 走る
珍しく、人も抜いた
それまで外反母趾をかばいながら、膝痛まで発症して、人に抜かれっぱなしだったのに
火事場の馬鹿力じゃないけど
切羽詰まったら、こんなに早く降りれるんやな・・・と
けど、やっぱり。 人が少ないわけだ
皆さん、とっくに下山されたのね
てなことで、別当出合に到着したのは
なんと!
4時45分。
最終のバスが5時だから、最後から2番目のバスにやっとこ乗車や!
満員のバス。 立ってなきゃならん
揺れるし、持つところも限られてるので、足で踏ん張る 踏ん張る
なんとか無事、市ノ瀬駐車場に到着だ
登山計画はしっかりと
これ、今回の教訓 (何年、山歩きしてるんや! って話ですけどね)
温泉で汗を流したいところだが、帰りの道中が長いし眠くなるので、トイレの水道でタオルを使って汗を拭いて帰ることにした
8番ラーメンで晩御飯を食べて帰宅した。
<およそのコースタイム>
家1:00→4:30市ノ瀬駐車場5:00(始発5時のバスに乗車)→別当出合5:15→甚ノ助避難小屋8:00→黒ボコ岩9:45→10:40室堂11:30→12:20御前峰(山頂)13:00→室堂13:30→別当出合16:45(バス乗車)→市ノ瀬駐車場17:00→家21:20
かねてより、相棒が熱望してた白山だったが、私がへなちょこなんで 体力的に日帰りは無理だと却下していた。
最近、知人が白山に登ったと聞いた相棒が、前日、突然、行きたいと言いだし、急遽、行くことになったのだが・・・。
計画不足は否めない
幸い、バスに乗り遅れることなく下山できたのは、運が良かったな
行きたい時が行き時。
そんなことを、ことあるごとに思うわけだけど・・。
今回は切実に思う。
仕事も遊びも大事だけど。
何はともあれ、健康が第一だ。
健康だったら、時間さえあれば山も登れる。
これから何座登れるか分からないけど、一つ一つ、思い出が増えて行くのは人生の財産やね
楽しくも苦しくもあった白山だけど、
山の神様に、今回もありがとうと言いたい。
*コメント欄、お休みしています。