オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

触れようとされるだけで痛む人。

2008年01月21日 05時51分55秒 | ラーメン

ラーメンの記録。
ずっと体調が悪いです。しくしくしくしく。

1月20日 伊駄天(藤枝)

どのブログを読んでも皆が同じように最上級の絶賛ばかり書いてますので、逆に個人的には胡散臭く感じていたお店です。ようやく行ってきました!

なぜ私が「本当かなあ?」と疑問を思ったのかと言えば、店主さんは独学だけどそのラーメンは「中村屋系である」と書かれることが多かったからです。中村屋とやらへは行ったことがありませんが、三島の「藤堂」も中村屋系であるそうで、その淡くて鋭く繊細な藤堂のラーメンは私は「人によって好み不好みの感想は有り得る」と思ったからです。伊駄天が同種なのであるとすれば、みんなが絶賛するなんてありえない、と。
開店11時ですが、私の行った11時半には13人ぐらいの行列ができてました。さすがだ。30分強待ちました。
頼んだのは本節肉そば、900円。
肉そばなので、ブロック状に切ったチャーシューがばらまいてあり、「特」なのでそれとは別のチャーシューと味玉が入っております。
並んでいる間に食券を渡すのですが、席に座ってからもだいぶ待ちます。とても丁寧に作っているみたい。一口食べて、、、、 降参。こりゃうめえ。こんな魚節のスープ食べたことありません。こりゃーうまいわ。
もう、感想を思いつけないぐらい美味しかったのですが(←ダメな奴だ)、節の粉がザラザラと舌にまとわりついて、これが最も心地よかった。一番心配していた「味の薄さ」は全く無く、むしろ逆な「濃さ」が気に入りました。すごい!すごい! こうすると、「中村屋系」とは何なんでしょうねえ? 味ではないようです。私にはさらなる勉強が必要です。

そうそう、食べ始めたあとに「入れ忘れました」と言って、小皿に入ったメンマを持ってきてくれました。細甘辛く煮たもので、これはこれで面白かった。メニューがそこそこ多く、また限定メニューも多いので、また来たいなあ。来られるかなあ。今の限定は「黒胡麻赤ワインラーメン」とやらでした。妙に惹かれるタイトルです。あと「越冬味噌ラーメン」とやらもありました。
さらに金曜日だけ店名が変わり「魚介豚骨」を提供するそうで、こっちも気になりまくり。

1月17日 笑喜家(浜北)

最近ずっと次郎長さんのサイトが浜松特集になっていて嬉しいのです。
浜松においしいお店などそんなに無いと思っていた。あの方て相変わらず凄いですね。私はもう自分が好きな所だけで十分で、新しいところへ行こうなどと思う気持ちはタマにしか起こらなくなってるのですが、世の中は凄い人だらけです。人が書くラーメン記事は全部ウマそうに見える。
で、3年ぐらい前にたまたま入った「笑喜家」という実家の近くのお店があって、ビックリするほど美味しかった記憶があるのですが、なにぶんこの日記を書き始める前だったので、もうほとんど味を忘れてしまっていたのです。「とろとろとろーり」だったことぐらいしか。いずれまた行こうと思っていたのですが、いつもタイミングが悪かった。
それが、数日前に次郎長さんに取り上げられてしまったのです。しまった、記事を読む前に自分で味を思い出したかった。自分の間の悪さにガッカリ。

というわけで、実家に帰ったついでに行ってきました。
家から15分ぐらいです。近くていいね。
とんこくチャーシューメン、930円。
確か以前来た時は、このチャーシューメンとは別に特製チャーシューメン(1200円)というのを食べたんでしたよ。目を見張るような巨大な特製チャーシューだったのですけど、「このチャーシューのせいで値段が倍になった(←普通ラーメンが630円だから)」と笑って食べたんでしたよ。今日はそれがもう無かった。
出てきたラーメン、匂いがとても甘いのです。見るからにトロトロしていて、表面にはたっぷりと脂が浮いている。「いろいろ混じり込んでる感」に期待に胸が高まります。ところが! レンゲですくってスープを一口のむと・・・ 味が無え。脂がこってりと唇にまとわるだけです。しかもぬるい。こっこんなハズはっ、と焦って下の方のスープを掻き出してすすってみると、これがとんでもないくらいコッテリ。味が下の方に溜まっていたのです。…これは、ワザとこうしてあるんですかねえ?味の変化を楽しむ為に。一口目にあんなにヌルかったのに以後はむしろ熱すぎで、はふはふしながら食べました。
「美味しいラーメン」には2種類あると思います。「一口目が美味しいラーメン」と「余韻が美味しいラーメン」と。私が「家系ラーメン」が大好きなのは、その両方を兼ね備えているからなのですが、ここのラーメンは前者でした。(一口目こそアレでしたが)最初の方がピカ一美味しかった。感激するほど。あとになると、口の中は飽和してただ美味しく食べるだけになります。スープが甘い。
味は全然違いますが、口触りが天下一品や猪のししと同種であると思いました。
チャーシューは丹念に焼いてあって美味しかったですけど、焼いたことで肉に甘みも出るので、甘みが掛け合ってちょっと辟易しました。次からは要らないかもしれない。覚えておこう。

1月16日 山岡家(富士店)

またまた山岡家です。
ここは食べに来るたびにますます美味しくなっていて、自分がかなりおかしくなってるんじゃないかと思う。でもおいしいんです。
が、この日は体調が悪く、鼻が効かない状態になっていました。「匂いが無いと味は感じられなくなる」というのはウソだな、と思いながら食べました。味が少し変わりますけど。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伊豆の3つの城。 | トップ | 畠山三城。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ラーメン」カテゴリの最新記事