読書感想文。

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「神の手・上」を読んで。

2010-09-10 23:33:27 | 作家さん/か行
久坂部羊さんの「神の手・上」を読了しました。

安楽死がテーマの本で、非常に考えさせられる内容です。
自分だったら・・・と置き換えながら読みつつ、満足度は90%です。

自分が助かる見込みが限りなく低い状況になったとしたら、余計な延命処置はしないで欲しいです。
苦痛を耐え抜いてまで、現世にしがみつく理由がない気がするので・・・。

でも、もし自分の身内がそうなったら・・・と考えると、どんな形でも生きていてほしいと思ってしまうかもしれません。
本人が以前から「スパゲティ症候群にはなりたくない」と伝えていたとしても、奇跡を望んでしまうかもしれない。

下巻でどのように登場人物たちが折り合いをつけていくのか、それを参考にしたいです。

それでは、また。


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