読書感想文。

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「セレネの肖像」を読んで。

2009-09-09 08:06:40 | 作家さん/か行
小前亮さんの「セレネの肖像」を読了しました。

ストーリーの進め方に少し馴染めませんでした。
内容もあまり好みではなかったので、満足度は60%です。

「だが、たとえば、見たいテレビを我慢して飲み会に参加したり、音楽やスポーツなど興味のない話題にもくわわったりなどという、社会生活を円満にするための努力や配慮をしなかったのは確かだ。」

私も苦痛です。
世間話をすることすら、そのスキルに欠けがちだったりします。

「ゲームの中では、努力はすべて報われる。ただひたすら時間をかけて、敵を倒す作業をくりかえすという努力は、レベルの上昇や装備の充実をもたらした。」

あぁ、私もこんなことを心の隅で感じてたかもしれません。
だからゲームからいつまでも卒業出来ないのかも・・・。

「伸彦、いくらゲームで強くなっても、しょせんただのデータだろう。ゲームが終われば、消えてなくなるだけだ。」

確かにハマっていたゲームでもプレイ時間を見たときに「○○時間も費やしたんだ・・・。もったいないかも。」と我に返る瞬間があったりします。

今もドラクエ9に恐ろしいほどの時間を費やしていますが、後で空しくなったりするのかな。

それでは、また。


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