読書感想文。

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「週末は家族」を読んで。

2012-03-26 20:49:21 | 作家さん/か行
桂望実さんの「週末は家族」を読了しました。

この作家さんが書かれた本はまだあまり数がないですが、読了後に元気をもらえる作品が多いです。
今作も読了後に前向きな気持ちをもらえて、満足度は85%です。

「卒業しなきゃいけない時ってのが、あるじゃんかー。夢中でやってきたことに、疑問をもつ日ってのが来んだよね。そうなったらさ、覚悟を決めなきゃいけないんだ。相当の覚悟だよ。今まで、一番だって思ってたことを、捨てて、それまで、ダッセーって思ってたことを、これからはやっていくってことだからね。卒業はさ、哀しいよ、辛いし、それまでの生活に愛着があるしさ。でも、そこで卒業できないと、人生を棒に振るんだよ。自分の人生を呪うようになっちゃう。それの方が、哀しいよ。だから、自分の頬をバチバチ叩いてさ、根性入れて、卒業するんだ。」

私にとっては、それは『ゲーム』なような気がします・・・。
現実逃避だと分かってはいても、なかなか止められません。

それでは、また。


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