メーデー

今日は連合東播さんのメーデーでした。
第83回という歴史を重ねられています。

高砂の総合体育館で行われたのですが、外では出店もあり大賑わいでした。

連合さんでは、「働くことのできる安心社会の実現」をテーマとされています。

少子化の原因はいろいろと言われますが、ベースは雇用であると私は考えています。
子供を育てられる将来的な見込みや、そもそも結婚できる給与なのかどうか。
今の若い世代はそのような悩みを抱えています。

それは、これまでの日本になかったものであると思います。

これを解消するのは、やはり継続的な雇用が見込めることだと思います。
そして、ある程度の給与があること。

新自由主義の考えの下、規制緩和が進み、競争が激しくなりました。
競争自体は悪いことではありません。むしろ必要なことです。

ですが、未来や人間的な生活を切り捨てるまで進めるものなのかという疑問があります。
いま問題となっている夜行バスの問題も同じことです。

過当な競争のしわ寄せはどこにくるのか。

今は働く世代や若い世代に来ています。
これから夢をもって働き、日本社会に貢献してもらえるべき人たちが大変な思いをしています。

政治は択一ではなく、ある程度社会のバランスを見て政策を実行すべきだということを感じます。
それには、外に出て空気を感じることが必要です。

政治家はこれを忘れてはいけないと思います。