思い出の地

妻が娘の留学支援のため、娘が大学3年になるまで母として過ごした思い出の地‐ハミルトンにやってきました。
その間私も12回短期の滞在をして家族と過ごしたのですから、私にとってもやはり思い出の地にほかなりません。
旧グランドホテルにチェックインをして街をぶらぶらしているとその当時の思い出が甦り、急に寂しさを感じました。
その一つ、BANKという居酒屋風のレストランでは、私が妻の注文したサラダ料理と同じものを食べようと"same"と言ったところ、なんと"サーモン"料理が出てきて英語の発音が悪いと笑われたことがありました。

そんな事などを思い出しながら一人寂しく鶏の胸肉料理を食べました.


妻として母として苦労の絶えない一生でした。
こちらに来てマヌカの木から取れる蜂蜜を日本に輸出する会社では働いたりもしていましたし、テニスクラブに入会して地元の人たちと交流を深めていました。乗馬もこちらではじめました。
あの事故にあった日の朝、普段は無用の電話はかけてこないのに、その時に限って何か話したげに電話をくれたのです。これは、神様が私達に与えてくれた「真実の瞬間」ではなかったのかとその会話をいつまでもたっても忘れることができません(このエピソードはいつかトーストマスターズの例会で発表したいと思います)。


ハミルトンの商店街‐Center Place