サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

二人の中田

2005-01-26 12:33:59 | Weblog
今月は中田浩二の移籍問題が話題の中心だが、中田浩二公式HPをサーチエンジンで検索すると同じ中田浩二でも俳優の中田浩二さんの公式サイトにたどりつく。これは面白い偶然である。脇役、悪役が多い俳優さんである。前に水戸黄門の悪代官とか悪徳御用商人の役で見たことがある。「○○屋、お前もワルだのう」などと言われて「へへへ」と卑屈な笑い方をする。

そんなことはどうでもいいのだが、中田浩二の移籍は移籍金、ルールがどうのこうのというよりも現段階では本人の意思による。普通は所属クラブがOKしなければ移籍できないのだが、この場合鹿島は中田個人の結論に従わざるを得ない。さて中田浩二は円満解決を希望しているようだが、ここまでこじれてしまうともうそれは無理だろう。

移籍したいのであれば移籍すべきだろうし、人生はなんといっても1回きりである。6千万円の年俸がどのくらい上がるのか知らないが、マルセイユで活躍できれば他のビッグクラブに行けるかも知れないし、ビッグではなくとも活躍の望めるクラブに行ける可能性もある。別にトルシェにこだわる必要はない。

自分のことをよく知る監督に呼ばれて移籍して、監督が交代して次の監督に干されたり、またすぐに移籍することはよくある。ひとつ心配なのは(筆者が心配しても仕方がないのだが)中田浩二はフランス語ができるのだろうか?

フランス人って英語をしゃべれてもフランス語しか話さないという意地悪な人が多い。マルセイユとかニースのような南フランスの街ってやたらと犬が多い。野良犬ではなくペットとして犬を散歩に連れて歩く人がとにかく目立つ。その分、犬の糞も多い。そんなことはどうでもいいか。

中田ヒデはパッとしない。最新のヒデメールではあとは出番を待つだけのような意気込みだったので期待していたんだけどだめだったねえ。監督も代わってボランチになるみたいだし、出番はしばらく来ないでしょう。

年末年始のオフの期間に故障をいやし体力作りに集中していると想像していたんだけど、大晦日は飲んだくれてそのあと外国に旅行に行っていたらしい。スポンサーがらみなどの旅行だったのかも知れないけれど、そのあと背中痛でまた試合に出られないのだから、素人が見ても、なんだそれと思ってしまう。

しばらく代表にも呼ばれていないし、サポのBLOGやサッカーサイトを見ても中田ヒデに関する記事、書き込みは格段に少なくなった。故障が多く、「地元紙から酷評、サポからブーイング」なんて記事ばかりだと、ああまたかと思って、こちらの関心も薄れていく。そのくせ話題になるのが宮沢りえとキスした写真の裁判なんだから白けてしまう。

もう中田ヒデは旬を過ぎて、以前のような活躍はできないのかも知れない。ローマにいた頃の対ユーべ戦でトッテイに代わって途中交代して出場して、1ゴール1アシストし、ユーべの優勝を結果的に邪魔した試合があった。あの頃はすごかった。

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