サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

ACL セントラルコーストvs川崎F

2009-04-09 09:09:26 | Weblog
夕べのACL川崎Fの試合を見た。セントラルコーストとはシドニーから車で1.5時間にある地域で、その中心都市ゴスフォードにあるクラブがセントラルコースト・マリナーズ(CCM)である。まあかなりローカルなクラブで、どうしてここにAリーグのフランチャイズをもってきたのか不思議だ。

試合前のTVのコメンテーターは、川崎の選手年俸はCCMの7倍。川崎は選手とスタッフの総勢48名がビジネスクラスで飛んできて、ホテルもすべてシングル。到着日は午前中の到着予定だったので、前日から予約を取り、空室だったにもかかわらず48部屋を前日から確保していたなどなど、川崎の金満ぶりを皮肉に紹介していた。

また関塚監督が練習場のピッチの芝が長すぎることをクレームしたこと、はたまたCCMのトレーニングセッションをスパイして練習場から追い出されたことなどを伝えた。そして前日にニューキャッスルが名古屋と引き分けたことを根拠にAリーグのクラブもJクラブに追いついてきたとCCMの善戦を期待した。

しかし試合はTVの解説者の希望とは全く逆にレベルの差を見せつけ、5-0で川崎の圧勝。川崎ってこんなに強かったかと筆者も驚くほどのスペクタクルなパスサッカーだった。CCMにも決定的なチャンスが3回ほどあったが、それらがGKの正面だったりして、不運な場面もあった。

中村憲剛はジュ二ーニョとコンビを組めばいいプレーを連発する。どうして代表ではこういうプレーができないのか不思議だ。もちろん代表とクラブではポジションも違うだろうが、ジュニーニョの帰化の話がなくなったのが残念でならない。

川崎の攻撃陣はジュニーニョ、チョンテセ、V・ジュニオール、中村、右サイドの森の4-5人でかき回していた。見ごたえがある攻撃陣だが、やっぱりDFがもろい。これでDFが最強ならばACL優勝も夢でないのだろうが。

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