次のオーストラリア代表監督は誰か

ブラジルに０－６、フランスに０－６と大敗が続き、オジェクは解任された。ブラジリアでの０－６は仕方がないと思う。要は来年のWCに向けての下見のような試合だったので、モチベーションも準備も不足していた。

問題はフランス戦の前の記者会見でオジェクはブラジルやフランス相手に圧勝できるわけではないが、フランス戦ではコンデイションも上がってきていて、０－６のような負け方はしないと断言していたことだ。結果は０－６の大敗。ブラジル相手の０－６は仕方がないが、フランスに０－６はまずい。フランスも多少は手を抜いてくれてもよかったのに。

次期監督はいろいろ候補が出ているが、誰がなってもチームを根底から作り変えることは難しい。元々オーストラリアは代表戦が少ないし、ベテランの衰えと若手の伸び悩みという構造的な問題がある。これを半年やそこらで解決できるわけがない。

解説者の批判は代表キャプテンのルーカス・ニールに集中していて、若手にポジションを譲り代表を引退すべきと。しかしニールは若手にはハングリーさも意欲も乏しく、まだまだ代表キャプテンをやめるつもりはないとインタビューで断言している。

新監督が決まる前にもう内輪もめのような様相である。今晩はカナダとの試合があるが、これに負けるようだと監督を引き受ける人もなかなか見つからないのでは？