Aリーグ開幕

先週末からＡリーグが開幕した。８クラブ、全２１節、上位４クラブによるプレーオフという変則方式はそのままである。今季からニュージーランドからウェリントン・フェニックスというクラブが参入した。

シドニーＦＣはジョニーニョ・パウリスタをマルキープレーヤーとして迎え、ホームでの開幕戦を０－１で落とした。金曜日の夜にもかかわらず１８４５７人も集めた。

今季はどのクラブもクレイグ・モアなど元代表選手がオーストラリアに戻ってきたり、ブラジル人選手が増えたりしていて、選手層に幅が出てきた。ただし、若い有望な選手がヨーロッパに出て行ってしまうという従来の傾向もある。

Ａリーグのサイトをのぞくと分かるが、リーグのサイトも全クラブのサイトもデザインが同じである。もちろんコンテンツ、色彩など内容にはばらつきがあるが、基本のテンプレートは同じだ。これはあまりにも芸がない。

シドニーＦＣのマーク・ミリガンは開幕戦にスタメンで出ているので移籍はあきらめてクラブにわびたということか。ポポビッチが今季から加入してキャプテンをしている。

ポポビッチのあだなはポッパーといい、英語では苗字をもじってあだ名をつける例が多い。マーク・ミリガンだったらミリーである。フォスターだったらフォジーとか。

それにしても８クラブで２１節というのはあまりにもさびしい。せめて１２クラブ、３３節くらいないとつまらないし、８月に開幕して２月には終わってしまう。とても各クラブが採算をとれるとは思えない。