サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

オシムの亡霊

2008-04-01 13:44:59 | Weblog
”オシムの亡霊につきまとわれる岡田監督”というタイトルで岡田監督の「オレ流宣言」がこちらでも報道されている。まだオシムさんは亡霊ではないが、なかなか面白いタイトルである。

報道の内容は日本のスポーツ新聞の記事を要約したようなものだが、「マンマーク」はもうしないという細かいことまで紹介されている。

さて前監督の戦術をこれまで我慢して継続してきたというコメントも驚いたが、選手選考は当然だろうが、練習、戦術をどの程度変更するのかに興味がつきる。

それで突然強くなるとは思えないが、2-3月に行われる予選は毎回苦労している。これはJリーグが3月に開幕し、まだ選手のコンデイションがトップフォームになっていないせだろうし、98年、2006年のときも予選は最初から苦労してきて、段々よくなっていった。

だから3次予選なんてウオームアップにすぎないし、これから最終予選に向けてよくなっていけばいいんだという岡田監督のいう意味もよく分かる。まあ協会が監督をそうそう簡単に変えるとは思えないので信頼するしかない。

ただし、調子の悪いうちは選手個々の技術、個人技に頼るしかない。だからバーレーン戦の敗因はひとえに川口にある。あれが楢崎だったらミスしなかっただろうし、川口の飛び出しの中途半端さ、判断力の悪さが主因である。

もちろん川口はPKには強い。これまで何回も川口は日本を救ってきた。しかし川口のせいで負けたという試合も多いし、やはり安定感に欠けるGKは使えない。

岡田監督がどの選手をはずすのか知らないが、GKだけは変えて欲しい。バーレーン戦を研究すれば日本の弱点がGKのハイボールに対し弱いということがすぐ分かるし、最終予選ではどの国も徹底的にそこを突いてくる。

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