サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

代表シドニー到着

2009-06-13 18:25:24 | Weblog
今朝、代表ご一行様がシドニーに到着し、国内線に乗り継いでメルボルンへ移動した。A代表がオーストラリアに来るのは1998年2月にアデレードで合宿して以来である。11年前と同じ顔ぶれは岡田監督と楢崎の二人だけ。楢崎の代表キャリアが長いことがよく分かる。

筆者は11年前にわざわざ1泊2日でアデレードまで行き、オーストラリアvs日本の試合を見た。オーストラリアは当時のナショナル・サッカー・リーグ所属の選手だけで選抜されてひどいメンバーだった。監督は元イングランド代表監督のテリー・ベネブルズ。この人は今どこにいるのだろうか。

今回は消化試合とはいえ、一応WC予選の公式戦である。それでもわざわざメルボルンまで行く気はしない。お金もかかるし、水曜日の夜の試合だからメルボルンに1泊しなければならない。消化試合にそこまでする気になれない。11年前は合宿のどうでもいい試合にアデレードまで行ったんだから、自分でも熱かったんだろうね。

さて98年の2月といえば、WCイヤーの出だしである。98年の強化試合は2月にオーストラリアで3試合。南オーストラリア州選抜、オーストラリア代表(3軍)、シドニーユナイテッドが相手であった。

その次が日本、韓国、中国、香港(だったと思う)のダイナステイカップ。そしてパラグアイとチェコ(だったと思う)参加のキリンカップ。そしてヨーロッパに移動してからの調整試合が2-3試合。

今から考えればとんでもないゲームメイクである。そもそもアデレード合宿は何の意味があったのだろうか。相手もひどい。98年大会は予選のスケジュールも遅かったし、11月までプレーオフに出ていたので、すべてが後手後手であったわけだ。

来年初めはアジアカップ予選、東アジア大会とかどうでもいいような試合が予定されているが、これは下のカテゴリー、世代に任せていいでしょう。国際マッチデーがある場合はA代表として意味のある強化試合をすべきだ。

さて98年2月にシドニーであったシドニーユナイテッド戦は筆者も観戦した。当時のシドニーユナイテッドのGKはACミランにいるカラッチであった。2006年ドイツWCのオーストラリアvsクロアチア戦で不安定だったあの長身のGKである。

オーストラリア相手の試合が消化試合で、しかもベストメンバーとは程遠いチームとは、時代は変わったものである。

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