サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

ルーニー

2009-03-28 14:41:01 | Weblog
マンUのルーニーはどうして感情をコントロールできないのだろうか。サッカー選手であそこまで瞬間湯沸かし器のようなタイプの選手は珍しい。ユーゴ系の選手にもこのタイプが多いが、ルーニーほどばかげた行動を取る選手はそうそういない。

EPLの前節のフルハムvsマンUの試合でルーニーは相手にFKが与えられたことに腹を立て(そのように見えた)、ボールを思いっきり主審のいる方向に投げつけた。本人が主審にぶつけるつもりで投げたかどうかは分からないが、20メートルくらいの距離を力いっぱい投げたように見えた。これがこの試合2枚目のイエローになり、退場。

極めつけは退場の腹いせにコーナーフラッグをパンチするという余興まで見せて、本当にばかとしかいいようがない。

退場になる場合、相手の選手に悪質なタックルを仕掛けたとか、意図的にハンドをPA内で使ったとか、審判に暴言を吐いたとかいろいろなケースがあるが、ルーニーの場合、あまりにも子供じみた行動で退場になることがある。

いつだったか忘れたが、CLの試合でイエローをもらったことに腹を立てて、主審に拍手をして主審がそれを見てあきれて2枚目のイエローを出して退場になったことがあった。つまり1つのプレーで2枚のイエローをもらったわけだ。

普通、主審に暴言を吐くケースが多いが、こともあろうに主審に皮肉のつもりで拍手するなんて行動は、そう滅多にあるもんじゃない。さすがルーニーである。

10代から代表入りして天才と言われた悪童も23才になり、そう長くはないサッカー選手のキャリアとしては、そろそろ落ち着いたプレーをしてもいいころである。退場してコーナーフラッグをパンチするなんてお下品な行動はやめたほうがいい。

このフルハムvsマンU戦は、ポール・スコールがバレーボールのブロックのように相手のシュートを両手ハンドで防いで、一発レッドで退場になるプレーもあった。片手ならともかく両手のハンドはそうそう見られるものでもない。

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