柳沢

柳沢は本当に京都サンガへ移籍するつもりだろうか。イタリアから戻って来ても歓迎してくれた鹿島から京都への移籍はあまり利口とは思えない。ビジネスライクに割り切り、単に出場機会を考えれば選手層の薄いクラブのほうがいいかも知れない。

しかし京都はまた１年でＪ２に降格する可能性大。まあそのための補強なんだろうが、鹿島に残って来季のＡＣＬなどで頑張って欲しいと思うし、だだをこねてイタリアへ行って、失敗して戻ってきてもちゃんと受け入れてくれたクラブへの恩義をもう少し考えてもいいのではなかろうか。

中田ヒデ、中村俊輔を除き、セリエＡに移籍してその後のキャリアをまっとうできた選手はいないのではないだろうか。名波、大黒、小笠原、柳沢。ビッグネームを除けば、海外に移籍するデメリットのほうが大きい。

長谷部はシエナなんかに行くよりも、レッズに残るかベルギーとかスイスあたりに行くほうが懸命といえる。今の長谷部でシエナで活躍できるとはとても思えない。

さて柳沢。柳沢がおかしくなったのは、やはり２００６年Ｗカップのあのへたれシュート以降に思えるから、これはへたれの呪いと言える。