コンフェデ ＳＦ スペインvsイタリア

今朝のスペインｖｓイタリア戦をＦＯＸＴＥＬで録画していたのだが、延長後半途中でぶちぎれてしまった。ＦＯＸの場合、延長やＰＫが絡みライブ放送の時間が長引くと必ずこうなる。なんとかしてくれえ。

さて試合はスペインの無敵の強さが劣化し、それでもまだなんとなく強いという典型だった。前半はスペインはガンガンと攻めた。特に左ＳＢのアルバが上がりっぱなしで、そのスペースをイタリアにどんどんとカウンターで攻められた。結果、ボールは圧倒的に支配したにもかかわらず、ピンチも多いという矛盾した内容になってしまった。

後半になるとスペインは前半の課題を修正してきた。アルバはあまり上がらずに全体的に引いてきた。イタリアも引き気味だから試合は膠着してしまい、最終的には０－０のまま延長、ＰＫ戦となった。

日程が過密なこと、暑すぎることなどフィットネスに苦しんだせいだと思うが、どちらも決定力に欠きスペクタクルなサッカーを見たかった人を裏切った。スペインはブラジル相手の決勝では負けてもいいからもっとオープンに戦って欲しい。

試合が膠着した理由はまだある。両方ともＣＢが強いからだ。１次リーグ３試合で７失点のイタリアはこの試合ではしっかりと守った。スペインのピケとラモスも空中戦に強い。この二人のようなＣＢが日本代表にいれば日本はＷ杯ベスト８の常連になれることでしょう。