マイケル・オーゥエンのマンU移籍

故障が多くキャリアが終わり、Jリーグに来るのではないかと噂されていたオーウエンのマンU移籍が発表された。テベスの後釜だがこれには驚いた。確かにオーウエンは故障さえなければまだまだ活躍できる選手だが、ニューキャッスルでもほとんどプレーできなかったし、テベスの後釜ということは、一応主力扱いである。

テベスはベンチスタートが多く、それを不満にマンUから出るわけだが、来季のマンUの場合はクリロナが移籍したので、攻撃陣の再編成があるわけだ。それを見越していればテベスは出なかったかも知れないし、オーウエンはトップフォームでいれば、そこそこ活躍できるかも知れない。

オーウエンといえば９８年フランスWCのアルゼンチン戦でのスーパーゴールで売り出したわけだが、年齢、故障の多さ、頻繁な移籍という点ではハリー・キュエルと似ている。リバプールにいたことも同じだ。

マンUの場合、選手層が厚いし調子を落とすとすぐにベンチ外となるから果たしてオーウエンが思いどうりの活躍ができるかどうか未知数だが、これでジェフ千葉に来るという話は当分お預けとなったわけだ。