ブンデスリーガも残り2試合となり、バイエルンは主力をはずし、これまであまり試合に出ていない選手を先発させた。そこで宇佐美が先発。バイエルンを放出されるわけだが、有終の美を飾るという意味でも積極的なプレーをみたかった。この試合でそれなりにアピールできれば噂されるほかのクラブとの契約も進むと思うのだが。あるいはもう決まっているのか。
宇佐美のポジションはMFの右サイド。かなり右に張っているのでボールをもらってからサイドをドリブルでえぐるか、真ん中にきりこむかのどちらかができるわけだが、考えてみればこのポジションはかなり難しい。この試合ではバイエルンの攻撃は左サイドが中心であまり宇佐美にボールが来ない。まあお情けで試合にでているようなもんだから仕方がないか。
まあ宇佐美はパッとしなかった。取られてもいいからもっと得意のドリブルで切り込んで欲しかった。どっちみちバイエルンでの最後の試合だろうし。この程度のプレーしかできないのであれば、ブンデスならばどのクラブでも主力として定着するのは難しいかも知れない。1部と2部を行ったり来たりする程度のクラブで重宝がられるかも知れない。
シュツットガルトの岡崎は前半に非常に惜しいヘッドシュートがあった。GKにセーブされてバーをたたいたが、あれが決まっていたら岡崎らしいゴールがみられた。岡崎のポジションは1トップの下の左MFである。ボールをもらう回数も少ないが、それでも宇佐美と比べれば左右をよく動き、岡崎らしい動きがみられた。
酒井はよく吼えていたが可もなく不可もなくといったところ。相手がバイエルンといえども主力をはずしているんだからもっとできるかと思ったが、酒井の場合はまだまだクロスの精度が悪い。これでドイツに帰化させて代表にしようなんて意見がでるんだから、よほどドイツではサイドバックが人材難だろう。
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