サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

サッカーくじはJリーグに役立っているのだろうか

2007-05-18 10:38:33 | Weblog
6億円に目を引かれて突如としてサッカーくじが盛り上がっている。システムダウンというお粗末さも見せたが、ここまで売れるとは誰も予想していなかったからだろう。

新聞に出ていたくじ購入者のコメントが気になった。「サッカーのサの字もルールも知らないが、6億円だというので買った」。

くじの今までのコアな購入者とは一線を画して、このような購入層が増えたから売れているのだろう。サッカー、Jリーグには全く興味はないが、宝くじと同じ感覚でくじを買っているわけだ。

ご存知のようにサッカーくじが売れてもJリーグには一切見返りはない。くじからの収益金は他のアマチュアスポーツを振興、援助する資金となる。官僚の天下り先としての目的もある。

しかし少しでも一般のこれまでサッカーに興味がない人に対して、サッカーの面白さを啓蒙すべきだという考えでサッカー界が協力しているのだろう。

誰がくじを買おうと勝手なんだろうが、これではサッカーくじではなくてもいいのではないだろうか。つまりバスケットボールくじでも、ラグビーくじでも同じだ。宝くじ感覚で買われては、全く啓蒙にはならない。

川渕さんはサッカーくじに対して、サッカーをどのように絡ませて欲しいのかもっと発言すべきだ。

胡散臭さを解消するためには早く廃止したほうがいい。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヒロ)
2007-05-18 12:40:26
すぐにまた元通りになるのは目に見えているんですけど、官僚の皆さんには関係ない話ですよね。
この盛り上がりが無ければ、借金してまで高額給料を賄う予定だったという事もすっぱぬかれていましたし、存在意義がいよいよ薄くなってなくなりつつある気がします。
返信する
Unknown (ルー)
2007-05-19 15:24:47
たしかにこの盛り上がりが一過性だということは冷静に考えればすぐに分かるのですが。
返信する

コメントを投稿