サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

G大阪vs浦和

2006-03-05 14:37:00 | Weblog
昨日のJリーグ開幕戦をNHKが録画放送してくれた。疑問に感じたことをいくつか講釈します。

①ガンバはもっと自分の右サイド(つまりアレックス)をしつこく狙わないのか。
②マクノアウベスは動きすぎではないか。アラ様と比べるのは無理があるが、ストライカーというよりも1.5列のトップ下のような動きだ。動きがフェルナンジーニョと似通ってしまいすぎる。
③ツーリオはいつものごとく上がりすぎた。

①に関しては、アレックスはそれなりに加地を抑えていた。というかガンバはあまりアレックスを狙わなかった。まだ加地との中盤がしっくりきていないのかも知れない。

しかし最後でアレックスがあっさりと加地にトラップでかわされて見事なボレーを決められて失点。加地のかわしかたがうますぎたのか、アレックスのDF能力をけなすべきか。やっぱり後者でしょうな。

失点した直後のアレックスの表情を見ていると、「攻撃的なチームなんだから1点くらい仕方がない」と顔に書いてあった。もっと精進せい。

おととい、2002年ワールドカップの日本vsベルギーを見た。現在の代表と似ている点を違う点があった。
①小野の左サイドバックをしつように狙われた。それに対して小野はファールでしか止められない。またどうしても中に切れ込んでいくくせがあるので、左サイドが空いてしまう。アレックスの左SBよりはましだが、左SBが弱点というのは4年前と変わっていない。

②稲本と戸田のボランチが実に献身的にDFしている。戸田のタックルはいつイエローもらっても仕方がないようなもんだが、ボランチの守備への貢献って大きかったんだあと再確認した。
今の代表には、ボランチのどちらかを今野タイプの守備の職人が必要だ。

③市川のほうが加地よりもクロスが正確だった。守備もまあまあ。ただしこの後、市川が故障が続き代表には呼ばれなくなったが、年齢も若いしジーコ後には市川を召集してほしい。

フラット3の裏を取られるという弱点を除けば、2002年のほうが強いと思う。鈴木と柳沢もよく守備に貢献していた。FWというよりも前線にいるボランチのようなもんだ。

戦術、テクニックがどうのこうのは別問題として、ベルギー戦での日本はどうしても勝つんだという気迫がみなぎっていた。あの時の気持ちを思い出して欲しい。

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