サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

澤アニキのハットトリック

2011-07-02 11:47:20 | Weblog

アニキと呼ばれるのがぴったりくる澤である。ヘッド2発、流れから崩してマイナスのパスにダイレクトにあわせてのゴールを決めてハットトリックの大活躍でメキシコに大勝。フィジカルに差はないといえ、似たようなパスサッカー、プレスがきついメキシコ相手にここまで楽勝できるとは予想できなかった。

しかし後半はメキシコが4-4-2から3-5-2にフォーメーションを変えてきて、それになかなか対応できずにかなり苦戦した。またメキシコはドイツやアメリカのような空中戦がなかったので助かったが、日本が空中戦を苦手としていることをどの国も知っているので、ドイツやアメリカに勝てる要素はかなり低い。

それを打開できるとしたらやっぱり岩渕だけだろうが、2試合ともスーパーサブだしメキシコ戦ではなんとも中途半端な使われ方だった。岩渕を出すのであれば、3トップ気味にしてサイドに張らせて、そこからドリブル突破させるほうが有効だと思うのだが、2トップの大野と永里を残すとしたら、岩渕の代わりに誰をはずすのかが難しい。

澤とボランチの3列目は崩せないし、FKの名手の宮間もはずせない。とすると安藤ということになる。安藤といえば昔なでしこがシドニーに遠征してきた際にオーストラリアとの試合を観戦したことがある。その試合で安藤が2ゴールをあげて、決定力のある選手だと感心した。

イングランドはメキシコよりも空中戦が多そうだから、それさえ注意すれば勝てるでしょう。ドイツが空気を読み間違えて2位通過なんてことさえなければ、QFはフランス相手になるでしょう。


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