魔人の鉞

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コロナ弱毒化は明白、という学術論文が

2022-12-29 07:48:26 | 日記
今さらですが、新型コロナ弱毒化の研究論文を発見しました。2022年10月20日オンライン発表のもので、ちょっと遅いですが紹介します。

『横浜市立大学附属病院 化学療法センター 堀田信之センター長らの研究グループは、米国ジョンズ・ホプキンス大学提供のデータを解析し、新型コロナによる感染者の致死率がパンデミック初頭と比較して、30分の1以下に低下したことを明らかにしました。この結果は、ワクチン接種のひろがりや治療の効果、感染による免疫獲得、ウィルス自体の弱毒化の複合的な効果と推測されます。
本研究成果は、ウィルス専門医学誌「Journal of Medical Virology」に掲載されます。(2022年10月17日オンライン)

世界の新型コロナによる致死率は、2020年2月の8.5%から2022年8月の0.27%まで低下しました。2.5年間の推定相対リスク減少率は96.8%でした。パンデミック期間中に90%以上の相対リスク低下が見られたのは、中国(97.2%)、アメリカ(90.4%)、ブラジル(93.6%)、メキシコ(96.7%)および日本(98.4%)となります。』
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2022/20221020Horita.html

その他の国においても低下傾向にあり、ブラジル、ナイジェリア、バングラデシュなどでも同様です。確実にインフル程度のウイルスになりつつあるようです。

弱毒化は噂されていましたが、こんなに明白な研究が出ていたというのは知りませんでした。その後、静岡県や茨城県の発表が続いています。政府は第8波でも行動制限をしませんが、当然のことと思います。しかしユルフン岸田は理由を明白に説明していないので、国民は疑心暗鬼になっています。
マスクの義務的着用もやめてほしい。日本では、お上が言わないとなかなか変わりませんが、お上が言えばなんとなく従います。同調圧力に流される、情けないがそれが現実。しかし私は屋外ではマスクをしないことにしています。

一時 (今もですが) 、後遺症のことが盛んに報道されました。苦しい症状が長く続く、ということですが、みな特定個人の体験談で、きちんとした統計的なものではありません。
そもそも無症状者が95%以上という第8波で、後遺症が出るほどの人がどれほどいるのでしょう? 一部特定の人のケースを大々的に取り上げて怖がらせるのは、霊感商法のようなものではないでしょうか。
先日、1回感染した人に、かかってみなければわからない、後遺症はインフルとは違うと言われました。個人的体験としてはそうかもしれませんが、仮に感染してもほぼ無症状で、軽いカゼ程度の症状のでる人が数パーセント、しんどい高熱などの出る人は1パーセントにも満たないくらいです。経験したくてもできないのが実態ではないでしょうか。

無症状者がたくさんいるのですから、実際に広範な検査をすれば陽性者は発表の数倍~10倍以上かもしれません。だから感染しても症状が出るのは1パーセントにも満たないでしょう。そして多数の無症状・有症状感染経験者がおり、自然免疫ができているわけです。

昨日12月28日にコロナ死者数が過去最高の415人になったと発表されました。しかしそのコロナ死者というものは、何度も書いていますが死亡した時点でコロナ感染していた人、ということで、コロナで死亡したかどうか分かりません。主要死因は他の病気の可能性が大です。

千葉日報2022年12月23日の記事によれば、その日発表された9人のコロナ死者で主要死因がコロナ感染だという人は一人もいません。感染者数が増えているので、死亡時に感染している人が増えるのは当然です。その関連性をきちんと把握して統計を作るべきです。コロナ感染者の状況がすっかり変わっているのに、ほとんど分析しようともしない政府の発表はおどろくべき杜撰さで、わざとサボっているのではないかと思うほどです。

もうコロナ恐怖症は卒業したいものです。



コメント
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