配信 「眞子さまへの複雑性PTSD診断は“勇み足“? 精神科医・和田秀樹氏が語るこれだけの疑問」によると、
「PTSD(心的外傷後ストレス障害)というのは、単発的な出来事、例えば、レイプなどの暴行を受けた、目の前で人が死ぬのを見たなど、トラウマになるような出来事があって発症します。それに対して複雑性PTSDは反復的、長期的なトラウマによって引き起こされるものです。例えば、長期間苛烈ないじめや虐待を受けていたり、民族対立の中、常に怖い思いをしていたとかです。
PTSDより複雑性PTSDのほうがより深刻な症状が出ます。 人とうまく付き合えなくなったり、感情が不安定になったり、「解離症状」というのが出て、記憶が飛んで、おかしな行動が出るなどの症状があったりします。人格が変わってしまったり、「パーソナリティ障害」や「多重人格」(解離性同一性障害)といったものです。仕事に就けない人も多いです。
実際に診ていないのでわからないですが、直前まで公務をされていたことを踏まえると、「適応障害」のほうが近いと思います。一般人では言われないようなことを多く言われる、多数書かれるという状況に適応できていないということのほうが、症状として近いのではないでしょうか。複雑性PTSDは、悪口を言われた程度でそう診断されるのには疑問です。診断した医師の“勇み足”のようにも見えます。
(宮内庁の発表では「誹謗中傷と感じられるできごとがなくなれば、複雑性PTSDの改善が進むと考えられます」とありましたが) 長期的なカウンセリングが大事なもので、そのように簡単に治るものではないです。」
まことに分かりやすく、納得のいくものです。眞子さまが長期にわたって苛烈ないじめや虐待を受けていた、殺されるかもしれないと恐怖に震えていた、などということはまったくあり得ません。それなのに宮内庁が複雑性PTSDを発表したというのは、国民の批判をあからさまに抑止しようという意図が感じられます。しかし誹謗中傷がなくなれば複雑性PTSDの改善が進む、というような簡単なものではないと和田先生は指摘しています。
何とかして小室・眞子さま批判、秋篠宮家批判を抑えたいという宮内庁の考えは見透かされています。ネットでは病気を疑う意見、問題解決をせずに国民のせいにしているという意見が圧倒的で、反応も上向きアイコン数が下向きアイコン数の40~90倍ほどとなっています。10倍前後はネットでは当たり前で、私は30倍を越えないと世の中の大勢になっていないと見ているのですが、今は発表前より倍率がひどくなっている感じです。宮内庁の複雑性PTSDの発表はまさにヤブヘビ。余計なことをしたものです。
この発表はマスコミに対する脅しなのかもしれません。これ以上この結婚にケチをつけるな、という。数日前から、批判してもどうせ結婚するんだから、というコメンテーターが増えてきました。脅しに屈するより前に、こちらからすり寄るようでは、マスメディアもだらしがない。
毎日新聞 2021年10月2日朝刊によると、「(眞子さまは) これ以上この状態が続くことは耐えられないと考えている。」
とのことです。眞子は自分たちが正しいの信じているので、国民に 「誹謗中傷」 を止めるよう要求した。いわば宣戦布告です。しかし国民は疑惑について解明と解決を求めているので、「誹謗中傷」 をしているわけではない。
眞子が宣戦するなら受けて立ちます。私はこの結婚に反対です。皇族がわがままを通す前例が開かれたら、もう歯止めが効きません。天皇制をぶち壊そうというなら、結婚に賛成しましょう。