配信 によると、菅首相は1日夜、東京都の小池百合子知事と首相官邸で会談した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小池氏が国の観光支援策「Go To トラベル」事業の東京発着分について高齢者らに利用自粛を呼びかける考えを示したのに対し、首相は理解を示した。 会談後に首相が記者団に明らかにした。都が事業の利用自粛などを呼びかけるのは、65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ人で、いずれも感染した場合に重症化するリスクが高いとされる。自粛を呼びかける期間は12月17日までを予定している。
とのことです。これはいったい何でしょうか。感染拡大で特に問題なのは比較的若年の無症状感染者です。中高年が感染拡大の源泉という根拠はまったくありません。もともと東京は感染経路不明者が6割もいます。ところが、小池知事と菅総理は 、東京を発着する「65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ人」 に Go-To トラベル利用自粛を呼びかけるということで合意したらしい。これでどうして感染拡大を抑制することができるのでしょうか? そういう人はすでにほとんど自粛モードです。そして、どうしても行きたいという人、今のうちにという人の Go-To 利用を止めることは出来ません。これでいったいどういう意味があるのでしょうか?
そして菅スカスカ総理は詳しい説明を拒否して、先日と同様に記者の前から逃げ去りました。まったく情けない姿でした。こんなことで国民が納得するのでしょうか?
これは小池と菅の八百長芝居です。恰好だけです。何もしないと批判されるので、ほとんど効果のないことを、あたかも両者のぎりぎりの合意で決定した、という儀式にすぎません。バカバカしいことです。もう駄目ですね、菅も小池も。