魔人の鉞

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東京の Go-To 自粛は、菅と小池の八百長芝居

2020-12-01 20:13:25 | 新型コロナ

配信 によると、菅首相は1日夜、東京都の小池百合子知事と首相官邸で会談した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小池氏が国の観光支援策「Go To トラベル」事業の東京発着分について高齢者らに利用自粛を呼びかける考えを示したのに対し、首相は理解を示した。 会談後に首相が記者団に明らかにした。都が事業の利用自粛などを呼びかけるのは、65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ人で、いずれも感染した場合に重症化するリスクが高いとされる。自粛を呼びかける期間は12月17日までを予定している。

とのことです。これはいったい何でしょうか。感染拡大で特に問題なのは比較的若年の無症状感染者です。中高年が感染拡大の源泉という根拠はまったくありません。もともと東京は感染経路不明者が6割もいます。ところが、小池知事と菅総理は 、東京を発着する65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ人」 に Go-To トラベル利用自粛を呼びかけるということで合意したらしい。これでどうして感染拡大を抑制することができるのでしょうか? そういう人はすでにほとんど自粛モードです。そして、どうしても行きたいという人、今のうちにという人の Go-To 利用を止めることは出来ません。これでいったいどういう意味があるのでしょうか?

そして菅スカスカ総理は詳しい説明を拒否して、先日と同様に記者の前から逃げ去りました。まったく情けない姿でした。こんなことで国民が納得するのでしょうか? 

これは小池と菅の八百長芝居です。恰好だけです。何もしないと批判されるので、ほとんど効果のないことを、あたかも両者のぎりぎりの合意で決定した、という儀式にすぎません。バカバカしいことです。もう駄目ですね、菅も小池も。

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コロナ対策、支離滅裂の菅政権

2020-12-01 18:44:26 | 菅政権

配信 によると、西村康稔経済再生担当相は1日、新型コロナウイルスの対策強化を呼び掛けるため経団連や日本商工会議所、経済同友会の3団体とテレビ会議を開いた。「人と人との接触を減らす段階だ」と述べ、テレワークの徹底を改めて要請した。3団体は応じる姿勢を示した。

とのことです。

なんとも不思議な話です。Go-Toは肝心の東京を除外せず、医療崩壊さえ心配される札幌市・大阪市への到着だけ除外し、出発は自粛に留まっています。つまりほとんど規制していないに近いわけです。それでいて、「人と人との接触を減らす段階だ」というのでテレワークの徹底を呼びかける。

この西村氏のアタマはどうなっているのでしょうか。さすが神頼みダイジンです。神頼みは尾身氏の受け売りだと責任転嫁しましたが、大臣であるなら人の意見を引用するにも節度が求められます。引用すればその見解を受け入れたと取られるのは当然です。挙句に尾身氏が弁明する羽目になりましたが、まったくアホ大臣です。

これで日本は大丈夫でしょうか??

時事通信 2020年12月01日06時11分 掲載によると、ドイツの南ドイツ新聞は、菅義偉首相について「輝きのない首相」と題する記事を掲載した。前政権の保守路線を継続する以外に「ほとんど野心がないように見える」などと批判的に論じている。

とのことです。これに対して、南ドイツ新聞は以前から反日だというような意見が多く寄せられていますが、批判されれば反日で片付けるのでは、まったく非論理的です。 

庶民宰相として菅氏の大先輩と先輩といわれる田中角栄は、コンピュータ付きブルドーザーの異名を持ち、堂々と持論を展開し、反対する人も説得しました。記者会見は国民へのPRの場として大いに活用し、新聞は批判するのが仕事だと言って、いちいち反日などと批判しませんでした。

今はどうでしょうか。菅はたどたどしい国会答弁、答弁を差し控えることも多く、記者会見は開かず、国民を説得しようなどという気持ちがミジンも感じられません。角栄とはスケールが違いすぎると感じます。比較になりません。月とすっぽんどころか、月とドロ土ほどの違いがあります。支持者たちは、ちょっと批判されると相手に「反日」のレッテルを貼ります。日本国民であっても 「反日」 呼ばわりですから、恐ろしいことです。戦時中の 「非国民」 に近い使われ方をしているようです。

同胞を非国民呼ばわりすることは許されません。安易に反日という言葉を使う人は、理由はどうあれ信頼するに足りません。そういう人たちと戦わなければなりません。手間はかかりますが、投稿の類でも目についたらなるべく反論し、的確に批判するべきです。あきらめてはなりません。私たちと、子どもたちの未来のために。

 

 

 

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