怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

13歳男児にアドバイスを求める

2019年03月25日 | いろいろ
テレビゲームが好きなティーンエイジャーの子供を持つ知人友人が何人かいる。
先日、その一人の家に訪問する機会があった。
午後二時に到着すると、すでに13歳の息子さんは家にいるようだった。
だが、いつもいる場所はいなかった。

テレビ周辺に積みあがっているその子が使っていた歴代のゲーム機、ゲームソフト、コントローラー。
なかには日本直輸入の品もある。ドイツ・台湾人夫婦の家庭だが、日本にも親族がいるんだ。
こんなに放りっぱなしにして、いったい、どうしちゃったのか、といぶかしんだ。もう、ゲームを卒業してしまったのか?

彼の母親である友人に尋ねると「もう、自分の部屋でやるようになったのよ」とのこと。
二階のその部屋に行くと、13歳男児はいつものようにゲームに熱中していた。他人の子でも少々心配だ。ちょいと、やりすぎなのではないか、と。もう一家庭、訪問すると女児がいつもゲームをしている例がある。一体、いつ勉強しているのか気になってしまう。
家庭用ゲーム機の大きな市場は日本・北米・西欧州が中心と書かれてある。
ドイツの子供たちが夢中になっているのは当然なのかもしれない。

さて、自室でゲームを許されることになった13歳に質問をした。
「射撃の上達の仕方」
が私が切に知りたいことだった。ゲームなど、ティーンエイジャーの方が絶対上手いに決まっている。練習方法なんて尋ねたところで「そんな方法はない」という返事になってしまうだろうと予想していた。
ところが、彼の答えは私の予想を超えたものだった。
「コントローラーは得意でないので使いません」
と、言われて、びっくりした。
彼の目の前にはモニターとマウス・キーボードがあって、それで操作をしていた。
なるほど、世の中にはさまざまな種類のゲーム機ががあるのだな、と知った。ゲーム歴わずか3ヶ月。広告などでそういった商品があるのは認識していたけれど、細かいことまではほとんど知らなかった。夫のフライトシュミレーションゲームに使うジョイスティックくらいは目の前の実物を見たけれど。

甥の2,3年前の誕生日だったか。お祝いのために訪問すると、甥M雄くんのお父さんからの誕生日プレゼントがゲーム機だった。
義父がそれを見て、盛大にため息をついているのをよく覚えてる。
ゲーム機は人生の敵、としている義父。
それを知っているので、夫も私も、私たちがゲーム機を所有していることは秘密になっている。
もっとも、ティーンエイジャーがゲームするのと、中年男女がゲームするのではまるで意味が違うだろうから、義父が知ったところでさして影響はないだろう。
最近何やら、りすは自室でテレビを見入っているようだが・・・・と思っているだろうな。
高齢者だって、ゲームが面白く感じる人はいると思う。PC操作より簡単なコントローラー。
認知症予防のためにゲーム、ってのもいいんじゃあないかと義父に勧めたくなるのをぐっとこらえている。














アニメ作品の人気は凄まじい

2019年03月25日 | 日本
映画館の前を通ると、こんなポスターが・・・

ひと目で絵柄が日本の作品と予想できた。
今更シンドバッドのアニメ化ってところがちょいと気になった。家で調べて、やはりその存在を知った
原作のストーリーなど、世界中に広まっている有名なものだ。どうして、そのアニメ化をドイツはやらないのだろう、と単純に考えてしまう。
「アルプスの少女ハイジ」などは数十回もここで放送されていたらしい。(日本のバラエティ番組で知った。出演者のタレントが「ドイツにはアニメが無いのか!?」と突っ込んでいて私は爆笑した)
数年前に、ここ欧州産のハイジが製作されたようだ。本放送当時、ドイツ語の訓練のために観た。

実写版も古くから何度も製作されているようだが、数年前に公開されたこれは素晴らしかった。

ところどころに当時の普通に暮す人々の様子があるのだが、それがまたひどく貧乏臭くて驚愕させられる。
貧しいドイツやスイスの生活。今となっては戻れないだろうなぁ。

ま、そういうわけで、世界各国で名作のアニメ化、実写化はされているということで、ちょいと安心!?