怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

合掌挨拶をいまだにしてくれる欧州人たちをよく教育しなくてはならない在外日本人

2019年02月02日 | 日本
資生堂はかなり前から欧州にも進出しているようで、こうした広告を街中でよく見かける。

だが、今回のこれはちょいと高飛車な印象がする。いかがだろう。
モデルの女性も商品の外観も気にならない。その下の文句だ。「じゃぱにーず びゅーてぃー しーくれっと」だ。
英語からかなり遠ざかっている昨今だけど、これくらい基礎的な単語はまだわかる。
この意味が私的にはこう感じてしまうんだ。
「お前ら、日本人女性のようにきれいになるためにはこの商品を使え」と。
一般的な感覚として、外国旅行や滞在から日本に戻ると、日本の人々一般が数時間から数日の間、非常に醜く見える。東南アジアから戻ってもそう思う。
人々の姿勢の悪さが、せっかくの素晴らしい衣類や化粧や質の良い持ち物を台無しにしてしまうんだ。
そう感じている私が、この広告文句を読むと、違うんじゃあないか、と感じちゃう。
ま、どうでもいいことだ。欧州資生堂の活躍を願っている。

ちょいとどうでもよくないことに出くわした。
去年二週間ほど日本を旅行したという20歳代ドイツ人女性P子さん。
彼女は私が日本人と知るなり、胸の前で合掌してお辞儀をした。
おいっ・・・
「日本の人たちはそのように挨拶してましたか?」
初対面にもかかわらず、語気を荒くして突っ込んでしまった。
彼女は答えた。
「レジの女性がそうしていたと思います」
そんなわけ、ないじゃないかっ!
日本旅行したにもかかわらず、人々がどのように挨拶をしてるのか印象に残っていないなんて。

さっそく、私は立ち上がって正しいお辞儀の仕方をやってみせた。
彼女も、その隣にいた同世代のドイツ人女性も立ち上がって、お互い挨拶練習に励んだ。
この動画も送りつけてやった。


東洋人と見ると合掌挨拶をしてくれる誤解はいつ終焉に向かってくれるのだろうか。
欧米各国在住日本人の正しいお辞儀普及活動に頼るしかないのかもしれないぞ、うほほほほ。

ちなみにP子さんは日本の食べ物で一番気に入ったのはおにぎりだったそうな。
「あの、三角形のご飯・・・・」
と、名前が出てこなかったのが微笑ましい。
それで、お辞儀普及活動とともに引き続きおにぎり普及活動も継続することを心新たに誓った私。