怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

義母クッキーレシピ

2019年02月25日 | 頑張って食べる
レシピ公開しろ、とメッセージやコメントをいただいてからすでに数ヶ月が経過しただろうか。
一言で言えば、面倒なので伸ばし伸ばしにしてしまった。
義母に尋ねたら古い彼女の料理本を何冊か広げて私に見せた。Albertkeks、という名前だそう。
日本語のレシピサイトがないものか、とカタカナで入力してみたけれど見つからない。
では、ドイツ語のサイトを紹介しておこう。
CHEFKOCH
Kochbar
さまざまなやり方、材料があるが、基本は粉と砂糖と油脂の組み合わせだ。はっきり言って、日本で普通に得られるクッキーレシピとあまり変わりがないのではないかとも思う。
ただ、材料の質が違うとは思う。
ここの普段使いの小麦粉は、日本の普段使いにされている薄力粉よりグルテン含有量が多いと聞いている。
中力粉に近いものらしい。確かに、ピザ生地などもクッキーやケーキを作る粉で焼いても全く差し障りない。
また、製粉の質が違うようで、粉を触っていると、こちらのは顆粒状に近い感触がする。帰省時に日本の小麦粉を触ると、まったく粉、である。
こうした違いで、ドイツの味を出そうと思っても違ってくるのは当然かもしれない。

また、食べる場所でも味は変わってくるのは経験している。
マレーシア・シンガポールなどの料理を、日本やドイツで食べても全くおいしく感じないんだ。
この経験から、現地食は現地で食べるしかない、とも思っている。
・・・・とはいえ、クッキーなど世界的に普通に食べられているお菓子だものね。
日本のクッキーレシピも普通においしいと思うのだけれど。

さて、以下は義母が使っている材料分量だ。
バター、またはマーガリン(バターのほうが絶対おいしい)125~150グラム
砂糖 250グラム(義母は半分に抑えているらしい)
卵 4個
生クリーム 大さじ2(義母は使っていないと思う)
小麦粉 600~700グラム (このテキトーなレシピ、いったい、何?)
ベーキングパウダー 大さじ2

日本のレシピはその量の少なさに泣けてくる。
こちらはいっぺんにドーンと作る。まあ、胃袋の大きさが違うから仕方がない。
ドイツ人が日本に住むと、あまりの食費の高さに困るのではないかと思うくらいだ。

上の材料を適当に混ぜて(これもそれぞれのやり方があるだろう)しばらく寝かせて型を取って焼く。

こんな感じでいいだろうか。
ちゃんと書こうと思うとさらに先に伸びてしまい、結局書かないだろう。

過酷な人生、今日も始まった。まずは夫の朝食作りから。

下に敷いた紙が汚いのは、ウチでは繰り返し使うためだ。
初めの頃は驚いたけれど、数年もすると、一度使って捨てる人を非難したくなるから不思議なものだ。
クッキーを焼くときも、一度に数回使うのならその紙をそのまま使ってみて欲しい。
ウチのように、数週間も同じ紙を使うのは、いくらなんでも日本の生活では無理だろうな。簡単に昆虫集めができてしまう。