怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

学生食堂の昼食主料理にも甘い料理がある様子

2018年12月27日 | 健康
街中の学生食堂の献立表を手に入れた。
どんなものを食べられるのか興味があったんだ。

価格は三つに分かれていて、学生が一番安く、部外者の一般人が一番高い。
12月14日の主料理の一番上に甘いものがあった。
これを選択できるのは、両親が、いや、母親がこの近辺で育った人々だろう。
ちょいと地域が違うとドイツでも食生活がだいぶ違うらしいし、同じ地域でも家庭によってえらく差があるようだ。
「これはなんだろう」
と、間違えて外国人学生が注文して面食らっているかもしれない。あれれ?いきなりデザート?って。

その学生食堂金曜日の一番上の料理がこれだ。ウチのだが。

バニラソース添え、とある。わたしは昼食にバニラソース添えるのがどうにもこうにもできなくて梨のシロップ漬けを数切れ食べた。
この食事について、この日はちょいと義両親たちと議論になった。
彼らの言うことはもう、はちゃめちゃだ。
あくまでも自分たちのやることは正しいのであって、私の好みや文化背景などまったく考慮しない。
「りすが、食事前にクリスマスクッキーを食べるから甘い食事が食べられないのです!」
と義母が言ったときは、もう、あきれて返す言葉が見つからなかった。
クッキー食え食え攻撃に従っているのに・・・従っている、というよりせっかく義母が焼いたのだからできるだけフレッシュなうちに食べようと努力しているのに、それを認めないのだろうか。
たとえ、食事前にクッキーを食べなくても、甘い昼食をおいしく食べられるとは全然思えない。
「私にはそういう食習慣がなかったから仕方がありません」
と、半ば降参した意見を言っても、彼らには受け入れられない様子だ。

こういうときは、こう考えなくてはならない。
口に合わないものを食べるのも家賃、家賃、家賃・・・・

夫が「もっと太ってください」と言うと本当に悲しくなってくる。
口に合わないものを食べて太れるわけがないではないか。
夫の言うことも反論してはいけない。彼が充分稼ぐことができなくて、このように親の家に寄生しているのだから、彼の無能さを指摘するようなことを口にしてはならない。

世界の女性たちよ、結婚は墓場というのはある意味本当だ。自分を殺さなくてはならない部分は本当にある。
それに耐えてまでするものではない。
私はさまざまな理由から、この道を選び、まっとうしようと決意した。
たとえ健康状態を害しても・・・いや、夫より長く生きなくてはならない、という使命があることは認識している。彼は一人で家事はほとんどできない。

菓子食事で夫より健康で長生きしなくてはならない。義両親より先に天国行きになる可能性もあることを想像したこともあったものだ。

無事に2018年も生き延びることができたことに感謝しようっと。