怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

何を食べるか。

2018年01月27日 | カテゴリー分けするのに飽き
日本から出張でドイツに来ているOさんに尋ねられた。
「外では何を食べますか?」
尋ねられた瞬間は、自分があまり外食を好まないため、何と答えていいのかわからなかった。
頻繁なドイツ出張で少々お疲れ気味のOさんは、ここの外食事情の詳細を知りたかったようだ。
今回は台所が設置されたホテルに滞在中だ。食材も日本から買い込んできていた。
仕事に大切な身体のために、在住していない日本人がドイツ食を頻繁に食べるのは危険である。

家に戻ってきて気付いた。
そうだ、昼はイタリアレストランでシーザースサラダを食べたではないか。あのサラダはいろいろなレストランで食べている。他の献立と違い、激しく不味いことがほとんどない。

左上にちょっと見えているのはパン籠。シーザースサラダについてくる。飲み物は炭酸水。アルコールは外出時には厳禁(具合が悪くなる可能性アリ)、甘い飲み物もできるだけ避けている。
日本人成人女子にはたっぷりの量のサラダと、パンだけでおなかがいっぱいになる。いっぱいになるけれど苦しくない。
そうだ、Oさん、私はドイツでシーザースサラダを食べるのが好きだ!

隣の席では友人の旦那さん(ドイツ人)がこれを食べていた。

あれ。イタリアレストランじゃあなかったようだ。
はい、典型的な南ドイツのかつては午前中だけ供されたといわれている献立。私も嫌いではない、むしろ好きだ。
だが、この白ソーセージを三本平らげるのは至難のワザだ。頑張ったところで具合が悪くなる。
ブレッツェ二つも大変だ。
私にはせいぜいブレッツェひとつにソーセージ一本。そうした量を提供するレストランもあるだろうけれど、レストランではあまり食べたくないとも感じる。

学生の頃ドイツを頻繁に旅行したOさんはこう言った。
「昔は駅構内や駅周辺にビールを立ち飲みできる店がたくさんあった」
へぇ。私は人々が往来でビールを立ち飲みしている光景を見たことがない。
新橋駅周辺ではよく見かけたような。
「ソーセージを挟んだパンを売っている店もたくさんあった」
私自身が人口規模の小さい田舎街郊外に住んでいること、あまり遠出しないので、大きな街の様子を知らないことなどで、Oさんの質問の内容も「そうなんだぁ」としか思えなかった。

私よりドイツ事情に詳しい方が、Oさんのこの質問に答えてくれると嬉しい。
ビール、ソーセージを提供する店は少なくなってしまったのか。
そうだとしたらいったい、それはどういった事情でか?(売れなくなったから、政府がアルコールに関して屋外で飲むのを禁止する傾向になっている、などが想像できるけど)