怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

妙なところで行儀悪い客、清掃員は一般的に愛想が悪い。

2018年01月18日 | カテゴリー分けするのに飽き
マクドナルドレストランでよく見る光景。

ちゃんとここでもトレイを片付ける場所があるのに、そのまま残されていることが多い。
日本でもそれは義務ではないのだろうがほとんどの客はテーブルの上に置いたままで立ち去ることはないだろう。

ずいぶん前のフランス旅行でもこんな風だった。
従業員たちが数名で、片付けられていないテーブルのすぐそばの席に座って楽しそうに歓談していた。

私はもうすぐ閉店になる街中の店でコーヒーを飲んでいた。
床掃き掃除をしている従業員がだんだんこちらに近づいてきた。
普通なら、いや、日本の感覚だったら食事中の客の足元を無理やり掃除することはしないだろう。
ここでは当然のようにやる。
とうとうここまで到達したので、私の足元を掃き易いようにちょいと足を浮かせた。
彼女はにこりともせず、礼を言うこともせず、黙って不機嫌そうにちょいとばかり床を撫でていくようにしていった。
レストランや公共施設などを清掃している人たちは、これまたどういうわけか非常に無愛想なことが多い。

事務所がたくさん入っている大きなビルで、出口を間違えて中庭に締め出されてしまったことがある。
ここのドアは中から外に出て、ドアを閉めると再び開かないシステムのところが多い。
ガラス越しに中を覗くと、掃除をしている少々高齢なお姉さんがいた。
合図をして開けてもらった。
丁重に例をいい、どうしてこんなことになったのか説明しても反応が悪い。
例の清掃員の愛想の悪さかな、と諦めかけていたら、
「ドイツゴ ワカリマセン・・・」
というような返事が来た。
なるほど、そういうわけで無愛想なことが多いのだろうか。
日本の明るくはきはきした清掃員が懐かしい。