怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

薬剤師研修中の彼女は私のマリファナ喫煙を驚いていた。

2018年01月08日 | カテゴリー分けするのに飽き
元旦はおとなしく家で過ごした。二日からさまざまな用事が入って、家にいることが少なかった2018年の始まりだ。
日本人仲間と人気のカフェで軽食。

出てきたサンドイッチの小ささにがっかりしたけど、食べてみたら意外とおなかがいっぱいになった。

ハンブルク在住の知人がインゴルシュタットに来たので逢うことになった。
お互い、遅い朝食を家で摂っていたので昼食はごく軽く、パンとコーヒーになった。

「ハンブルクにはブレッツェがあまり売られていないのよ。ここはこればっかりでしょ?」
なるほど、ドイツは地域差が非常にある物事が多いとすでに認識していたが、人気のパンの種類も違うのね。
「ここより、ハンブルクのほうが外国人は暮らし易いのよ」
彼女も彼女の家族もみなベトナム人の一家。ハンブルクでは簡単にベトナム食品が手に入るようで、私に粽のようなもち米を葉で包んで蒸した四角い包みをくれた。

母国では薬剤師だった彼女。
子供たちの手が離れてから本格的に薬剤師として働くために語学学校に通っていた。
今は、実習生として薬局で働いている。
「薬の調合をするのが面白い」
と言っていた。客から処方箋をもらってすぐに作ったり、数日後に作ったものを手渡すのだとか。
そんな仕事の話をしているうちに、私は思い出した。
処方されたマリファナたばこを吸ったことを。
この体験を話すと、彼女はのけぞって驚いた。
ひっ、話してまずかったか、とかなりあせった私。
そうした常習性を持つ可能性のある薬剤の処方は厳しい制限があることを長々と私の前で演説していた。
出遭った頃よりはだいぶベトナム語のアクセントが抜けて聞き取り易くなったけれど、興奮すると、やっぱり戻ってくるベトナム語アクセント。
インゴルシュタット在住時代の彼女のドイツ語の先生も私に漏らしていたものだ。
「ベトナム人の話すドイツ語、わからないよねぇ・・・」
そういうわけで、彼女の演説を適当に聞き流した。
やはり、他人に私のマリファナ体験を話すのはタブーかしら、と少々反省。
夫に話そうものなら、あのジャンキーB子さんを訪問することを禁止されてしまうだろう。

無事に薬剤師として働くことができるようになりますように!
去年までパン屋で販売の仕事をしていたA子さんも今月から薬局で働いている。
薬屋勤務者と縁があるのがちょいと得意に感じる。
大変な仕事のようだが、二人とも頑張ってね。