飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

5年生 国語科 「見立てる」

2024年05月22日 05時24分52秒 | 国語科
5年生 国語科 「見立てる」実践案

1 通読する。
・範読する。
・読めない漢字にはふりがなをふらせる。

2 展開
発問 ①いくつの形式段落がありますか?
    ・6段落

発問 ②この説明文は、「はじめ・中・おわり」に分かれています。
   形式段落はどのように区切られていますか。
    ・はじめ……①
    ・中 ……②~⑤
    ・終わり……⑥
    ※これは練習なので、割り振りは教科書に書かれている。

発問 ③説明文には必ず二つの文があります。
   何と何ですか。
   ・問いの文(問題提示文)と答えの文(まとめの文)

指示 ④問いの文を探しなさい。
  ・問いの文がありません。
   「~でしょうか」と書かれて文がない。

説明 ⑤説明文の型には三つあります。
    最初で結論を述べる型……頭括型
    最後に結論を述べる型……尾括型
    最初と最後で結論的なことを述べる型……双括型 
    「見立てる」は双括型ともいえますが、基本は尾括型です。

発問 ⑥答えの文(まとめの文)はどれですか?
   ・⑥段落
   ・想像力は、わたしたちを育んでくれた自然や生活と深くかかわっているのだ。

発問 ⑦ ①段落で一番たいせつな一文(キーセンテンス)はどれですか?
   ・たがいに関係のない二つを結びつけるとき、そこには想像力が働いている。

発問 ⑧「たがいに関係のない二つを結びつけるとき、そこには想像力が働いている。」
   この文をもとに答えの文「想像力は、わたしたちを育んでくれた自然や生活と深くかかわっているのだ。」に正対する問いの文をつくり   
   なさい。
   ・たがいに関係のない二つを結びつけるときに働く想像力は、わたしたちのどんなことと深く関わっているのでしょうか?

発問 ⑨ ②~⑤段落の中心となるキーセンテンスを探します。
     ・②……あや取りで作った形と、その名前でよばれている実在するものとが結び付けられたのである。
     ・③……その土地の自然や人々の生活のしかたなどによって、結び付けられるものがことなるからだ。
     ・④……それぞれの土地の生活と、より関わりの深いものに見立てられた結果といえる。
     ・⑤……あや取りは、世界各地で行われている。

発問 ⑩この文章の要旨をまとめなさい。
   ・見立てるという行為をささえている想像力は、わたしたちを育んでくれた自然や生活と深く関わっている。

saitani

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