飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

学級内の合理的ルールの条件

2020年09月13日 09時01分47秒 | 学級経営
学級内には様々なルールが存在する。
それは、学級全体のルールもあるし、学級内だけのものもある。
学級内の生活が安全にここの権利が認められていくには必要不可欠なものだ。

ルールとは2種類あるという。
本来、ルールはクラスの中に秩序を確立するための取り決め事項である。
ある程度の強制力がある。
それは、役割分担についての取り決め、すなわち「役割ルール」と、不適切な行動の禁止についての取り決め、すなわち「禁止ルール」からできている。
とくに禁止ルールに関しては、合理的な条件が必要になる。

1 手続きの民主性 制度と運用に全員が参与していること。
2 内容の合理性 なるほどこれは決めておくことが必要だと感じられること。
3 適用の平等性 例外的な特権階級がなく、全員に平等に課させられること。

禁止ルールで注意すべき点がある。
それは、最小限に留めること。
禁止ルールは、不適切な行動、すなわち共同体に対して破壊的な行動についてだけしか作っては行けないということである。

saitani
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