性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

【新型コロナ北海道に完全な「第2波」襲来】

2020年04月12日 06時52分53秒 | Weblog
図はほとんど毎日チェックしている北海道HPの感染状況。
棒グラフは「新規感染者数」で4月中旬に至ってふたたびヤマが来ている。
この図は4/10段階できのう11日も16名の確認がされているので、
2月末の知事さんによる「非常事態宣言」と同等か以上の感染推移。
2月の感染急増時には世界的なイベントである「さっぽろ雪まつり」による
中国などからの入国があり原因経路が比較的に明確だった。
だいたい2週間前の「感染」推移が発症として出てくるとされるので、
今回の感染急増は欧米や国内移動での伝播というように言えるのか。

いま日本は海外との人的往来はほぼ途絶した状態なので、
この急増時期は覚悟して過ごすしかないと思われます。
北海道は第1波でのクラスター封じ込め戦略が奏功したように感じられ、
この第2波もいまのところの感染事例を見て、なんとか
関係のみなさんの追跡確認、隔離努力でしのげるのかどうか。
まさにギリギリの状況の中にいるのだと思います。
わたしたちが選んだ首長さん、道・各市町村の努力を信頼したい。
しかし今回の状況はひとり北海道の突出した事態ではなく、
東京・全国の感染急増は一ケタ違う規模で起こっている。
まさに戦争がいま、勃発してしまったに等しい。

こういった事態が、情報のパンデミック状況の中で起こってしまった。
第2次世界大戦の時には、情報が国家単位で封鎖されやすい社会だった。
ちょうどいまの中国と似たような状況だったのでしょう。
メディアと言っても新聞程度であり、当時のメディアは朝日新聞をはじめ
むしろ世論を反英米の方向に積極的に扇動していた。
いまの各種メディアの状況を見ていると、非常に危ういと思える。
とくに開かれて無秩序な日本のメディア言論状況では
意図的な中国共産党などの「宣伝戦」が旺盛に展開していると感じられる。
冷静に情報の意図を読み取って、取捨選択を賢く行わなければならない。
ヒステリーを助長する方向は、こういう局面では慎まなければならない。
経済も平時型のままの発想では破綻しつつあるのだと思う。
あのトヨタでも1兆円の融資枠を銀行団に要請したし、
リクルート社も、4,500億円規模の融資枠を要請したという情報。
このパンデミックの嵐のなかではとにかく人間の健康と安全を守り、
なんとか企業経済を「存続」させることに注力すべきでしょうね。
コメント
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