三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【お元気(笑)ですね、アルミサッシの結露クン】

2019年02月21日 06時28分28秒 | Weblog
きのうまでの数日の札幌はすっかり春の陽気で
3月下旬並みのあたたかさというアナウンスでした。
雪まつりに合わせての市内一斉除雪からうち続いた暖気で
道路路面が露出している箇所も多くなって、
すっかり春の風情が漂っておりましたが、しかし、
そううまく冬将軍殿が遠征を止めてくれるとも思われません。
ドカ雪、寒波に身構えながら、春を待ちたいと思います。

一方で写真は断熱にはやや鈍感な仙台の賃貸ビル、非暖房のトイレ窓面。
なにを隠そう、当社の仙台オフィスの「恥部」であります。
事務室部分の方はオーナーさんに承諾を取って
「窓の複層化・樹脂窓化」をさせていただき、
暖房器具もエアコンにプラスして灯油FF暖房機を設置しています。
しばらくこの暖房熱源への灯油供給パイプの不具合で
寒い環境を耐え忍んでおりましたが、
年明け早々には復旧して、いごこちのいい暖房空間が実現しております。
ただ、このトイレの方は樹脂窓化をしていなかった。
この「樹脂窓化」改造の時に、忘れてしまっていたのですね(泣)。
断熱思想のないRC建造物での内外温度差は自ずとあらわれるもので
窓面とアルミサッシ枠には、盛大に結露水。

非所有の賃貸建築であり、
自由に手を加えることはできないので、
もう一度工事をさせてもらうにしても許可を得る必要がある。
本格的な「断熱工事」まで行うのはオーナーを説得する必要があり
そういうことまでする意志はない。
どうしようかなと、考えることは考えるけれど、
常駐していないし、ついつい忘れてしまっているのですね。
窓メーカーのHPなどではいろいろな方法もあるようです、
一度、きちんとコスパの優れた対応策を考えたいと思っております。
コメント
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