三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

紅白、綾瀬はるか&能年玲奈

2014年01月01日 05時34分28秒 | Weblog


本当に久しぶりに「紅白歌合戦」を見ました。
「あまちゃん」のヒットで、それをネタに使って盛り上げようという
NHKの作戦に、やはりすっかりハメられた(笑)。
でも、夜寝るのが加齢と共に早くなっていて、
さすがに起きて見続けるのは「あまちゃんコーナー」までが限度でした。
しかしそれでも今回は最大の見どころというか、
ふたりの女優さんの明るい天然と緊張系の天然のコラボ(笑)を見せられて
進行のハラハラドキドキ感が半端ではなく、
このふたりがコンビを組んだら、思わぬコメディスーパーデュオが出来るのでは、
っていうような妄想に駆られながら見させていただいていました。
女優としての存在感はものすごいふたりが、
ここまで天然であるということは、ある意味、すごい。
能年ちゃんは、これはもうテレビの即興性要素からは縁遠いキャラが明白。
一方の綾瀬はるかちゃんは、みごとに肝の据わった天然。
多少の間違いがあっても、それを超える存在感で押し切る。
一方の能年玲奈ちゃんの天然は、ハラハラドキドキが激しく萌える(笑)感じ。
このふたり、バラエティではなく、
本職の台本のしっかりしたドラマなどで共演したら
話題性があって、面白みが出るのではないかと思われます。
どっちもキャラとしてのスケールの大きさは感じるので
日本ではあまりない、女性によるクールといやしという対称的な外見で、
しかもコミカルっていうような路線がスパークする気がする。
全体としては、コメディであって、物語のサビの部分はクールっていうのも
ぜひ見てみたいという気がしてみていました。
かなり「鷲づかみ力」がどちらも強い。
たぶん、そんな着想を持ったドラマ関係者は多いような気がする次第。

それにしても、能年玲奈ちゃんはすごい。
これだけ、見るものに保護者的な
ハラハラドキドキ感を持たせる力のあるキャラクターはほとんど記憶にない。
それだけ「あまちゃん」のストーリー性にパワーがあったのでしょう。
そこで獲得した共感力が絶大なので、
見ている側の目線がまるで、肉親に対するそれに近い。
見るものの側にプロレベルの「見方」が生まれてきた時代に
ナゾの多き存在感を放つ「女優」感を、稀有なかたちで持っている気がする。
そして綾瀬はるかちゃんも、違うタイプだけれど、
似ている部分を見て、このふたりの「雰囲気の異化」効果が相乗したら、
っていうような、怖いもの見たさ(笑)が生まれた気がします。

っていうような、意味不明の感想を強く持った40年以上ぶりの
紅白歌合戦鑑賞記でありました。
コメント
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