れみ嬢のチュッチュラGo!Go!!

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久々に気分は平安時代(←そんな優雅ではないけれど)

2024年06月15日 23時03分32秒 | 着物歳時記

1週間程前、おいらの着付け師匠の教室に届いた衣装が十二単。

着付けのショーの時や試験の時等に、おいらも所属している協会の本部からお借りする為、

なかなか お目にかかれない衣装。

テレビの時代劇等でも、平安時代の衣装を見る機会は少ないけれど、

今、ちょうど大河ドラマで、公家女房の方々の装束、男性の束帯をたくさん見られて

内容の他に、衣装も楽しく見ているおいら。

なもんで、このタイミングでまた十二単に関われる事は嬉しい

けれど、この十二単は試験を受ける方用に送られてきた衣装なので、

嬉しいのはおいらだけ

一応、おいらも15年程前に十二単の試験を受けているし、

着付けショーでも十二単の着付けを担当した事はあるけれど、

いざ、試験直前の御手合せをと思っても、すっかり忘れてるぅぅ~~~

 

十二単は、前衣紋方(まええもんかた)、後衣紋方(うしろえもんかた)の2人で着付ける為

(その他に、ショー等の場合、大垂髪(おすべらかし)の為、髪持ちの人が居ます。)

着付けの自己練習等でボディに着付ける様な練習が出来ず、

モデルも合わせて3人は必要なんざます

 

そして、前衣紋方はお方様の前では決して立つ事は許されず、

常に膝着き姿勢。

これは(↑)順番に着付けて行って、一番上に着る表着(うわぎ)。

 

唐衣(からぎぬ)を着せて、裳(も)を着けている所。

裳は、成人した女性が正装の時に、

最後に後ろ腰につけて後方へ長く引き垂らすようにまとった衣服。

試験では、この工程をただ着付けるだけではなく、

着付け方を説明しながら着付けていくので、時間もけっこうかかり

 

この出来上がりまで約50分。

最後の唐衣を着せられると、肩には敷布団をかけられているくらいの重量感があるもんだから、

体力が無いと、途中でリタイアする人もいるくらい。

なもんで、モデルをするのも体力勝負。

 

おいらも、一緒に勉強しながらも、練習でモデルを確保出来なかった時にはモデルを行いますた

とある日の午前中

あっ、長袴の腰紐の先、りゅうごが出てない

同じ日の2回目のモデル時にはもう顔が死んでますた・・・

今度はりゅうごは出ているけれど、

着付けた2人が、おいらが限界寸前な雰囲気を感じ取り、裾の重なりの手直しを省略。

でも、本来裾の重なりは、着付けている途中で綺麗に重ねていく部分。

まだまだ練習して2日目だったので、出来上がり姿の粗さは勘弁して下さいまし

 

その後も、今回着付けの試験を行う方が、試験までの少ない日数でモデルの声がけをしてくれたお陰で、

練習が出来ますた

皆さん、ご協力ありがとうござりますた m(_ _)m 

 

ご協力して下さった方々。

 

 

 

(両脇は、着付けを担当した方々。)

 

モデルをして下さったご家族も見学がてら来てくださいますた。

ホント、感謝です

ありがとうござりますた。

 

そんな練習の成果を発揮する試験が、本日行われ、

試験を受ける方は、前衣紋方、後衣紋方と2回着付けを行う為、

今日も、モデル2人に協力していただきますた。

 

 

おいらは本部から いらして下さった会長と一緒に、試験官。

今回試験を受けた方々と一緒に着付け方を学び、復習する事が出来たので、

試験官としても、どうにかクリア出来ますた

ただ、やっぱり、みっちり練習が出来た訳ではなく、

おいらも、どうだかな・・・・と思う部分もあったりで、

試験の後、会長からご指導いただける機会がありますた

なもんで、今なら、着付け方をきちんと教えられる自信がある

けれど、また教室に十二単が届く時には、頭からすっぽり抜け落ちているんだろうな・・・

 

 

あっ、そんな訳で、おいら、今日は晴ちゃんのライブに行けなかったんざます

ライブにお越しいただいた皆様、この場をお借りして、御礼申し上げます。

そして明日は、コロナ禍を終え、数年ぶりに開催する地域の運動会。

怪我をしない様、安全第一を心掛けます 

 

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