先週13日から2日間、県内で「全国果樹生産者女性大会」が開催されますた。
この主催は全国果樹研究連合会と、この大会の実行委員会。
その実行委員会は開催県岩手の岩手県果樹協会事務局が担い、それはそれは大仕事
我らが晴ちゃんも、この岩手県果樹協会事務局にどっぷり関わらざるを得ず
事前準備のために、今月は大会前まで
畑へ行く時間が、ほぼ事務所で会議&準備。
そんな晴ちゃん達の奮闘ぶりを
するべく、おいらも農家の嫁っ子として、2日間みっちり参加してきますた
岩手県知事もオープニングセレモニーに出席され、大会の大きさを実感
そして、1日目の基調講演は、東京大学の教員を辞めて2011年3月27日からは
フルーツのみを食べて生活している中野瑞樹さん。
水分も当然、水ではなくフルーツから採っているとの事。
その講師の方のテーブルにはフルーツが
“私の体はワインで出来ている”とおっしゃっていた方がいらっしゃいますたが
今回の講師の方は、正真正銘フルーツで出来ている方。
でも、講演の中で、何度も真似をしないように注意喚起を行っておりますた。
だって、フルーツだけでは摂れない必要栄養素がある為
素人がいきなりフルーツだけの生活を始めると、命に係わるらしい。
講師の中野さんは、フルーツのみの生活になる前に、徐々に食べる種類を絞っていき体の準備をしたからこそ出来る技。
おいら、その昔、あまりの暑さにお弁当をフルーツオンリーにした事が1週間くらいあったけど
その遥か上を行く人体実験。
おいら、負けますた
講演は、とっても面白く、そして目から鱗のフルーツ学が盛りだくさんで、アッと言う間の1時間30分ですた。
内容を知りたい方は・・・・・講演会に参加していただくか
講師の方の本を購入(してもらいますた)して“初
学”して下さいまし。
その後のディスカッションでは、10人位のグループに分かれてテーブルにあるテーマについてディスカッション
おいらのテーブルには・・・・・「農村や農業がこうなったらいいと思う」
余にも広すぎて難しい・・・・・
特別発注したという発泡スチロールで出来たテーブルに記入
時間が無く、他のグループとシェアする事が出来なかったけど、九州の方のパワーは凄い
おいらも、パワーをたくさんもらいますた
そして、お待ちかねの交流会。
乾杯はなんと葡萄
なんたって、フルーツ王子の講師の方が乾杯の音頭を取ってくださるからね。
そしてこの日のお食事は
右上の紅葉の紙を外すと
お刺身が顔をだしますた
その他には 茶碗蒸し
お肉
と盛りだくさんの夕食ですた。
ちなみに講師の方のテーブルを覗きにいったら、お皿には
が綺麗にスライスして並んでおりますた。
また、おいらのお隣の席の方は“飲む”方、そしてもう一方の席の方は今夜
で帰るので飲めないけれど、グラスには常に
を運ばれる方だったので
グラスが空になる前に、両脇の方々から注いでいただき
何とも恵まれすぎている席ですた
充分すぎるくらい
頂きますた
講師の方は当然アルコールも召し上がらないので、やっぱり、おいらはフルーツのみの生活は出来ないなぁ~~。
あっ
は葡萄が原料だから、そんな理由で朝から
で喉の渇きを潤しちゃうかも
でも、おいらの愛するASD
は飲めない
そんなフルーツのみの生活になるなら、“ホップ”の分類はきっとフルーツに違いないと信じていただくしかないな・・・
と真剣に考えながらのど越しを堪能いたしますた。
それにしても、ホップって野菜なのでしょうか???
翌日は4コースに分かれて研修。
その前に朝6時に腹ごしらえ
おいらは被災地をめぐるコースを選択していたので、何と朝7時出発。
本当は、このコースが今回の大会の2日目の一番のメインコースだったらしいけど
沿岸から帰ってくる時間が夕方16時以降となる為、遠方の方はもう一泊しないと帰れない日程だったらしい。
比較的近い北東北3県の方々でこのコースをめぐりますた。
まずは陸前高田市へ
こんな方々がお出迎えしてくれたので、おいらはご挨拶を兼ねて
奇跡の一本松のモニュメント
このモニュメント、あまりにも本物そっくりにできている為、鳥の巣があるそうな・・・
震災遺構の中学校
ここは屋上より高い津波が到達
この道路のガソリンスタンドは
この看板の上まで津波が到達
ここの公営住宅も震災遺構
4階までは津波でベランダから中が滅茶苦茶になっているのが一目瞭然。
こんな巨大な津波が襲ってきたのか・・・とただただ茫然となりながら、震災遺構を
ますた。
そんな津波の目の当たりにした後、市内の神田農園へ
葡萄棚の下で、この農園で作っているワインを試飲しながら、被災後の農園の復興の話をお聞きしますた。
そして、釜石市へ移動し、海岸沿いに建っている老舗旅館「宝来館」へ
昼食を頂いた後
震災当日、2階まで津波が浸水したにも関わらず、その上を避難所として開設した当時の話
そして、それから現在に至るまでの女将の奮闘ぶりをお聞きしました。
女将さんの話をガイドさんも、かぶり付きで ( ..)φメモメモ
今回、おいらのコースに同行してくれたガイドさんは、とっても若いけれど
県内の知識、震災関連の知識が豊富で、移動時間のガイドさんの話は貴重な学びの時間ですた。
旅館の道路を挟んで立っているこの松は、津波の勢いを抑えてくれたとの事。
本当、この松を超えれば、すぐ目の前に海が広がっとりますた
震災後、沿岸地域には何度も
を運んでいるけれど
被災現場をちゃんと
て、当事者の方の話をお聞きする機会はそう無かった気がする・・・。
とっても盛沢山のコースだったからこそ、関西、九州から参加した方に参加してもらいたかったコースですた。
2日間この研修に参加して、想像以上の大規模(だって全国大会だも、当然だよね
)な研修を
晴ちゃん達、岩手県果樹協会事務局の方々が、それぞれの
の手入れを投げ打ってでも開催した事に
敬意と労いを現すと共に、他県の果樹協会は法人化され専属の職員がいる事を考えると
園を経営しながら、果樹協会の事務局を担っている方々がやる仕事ではな無かった気がする・・・・
(おいらも大きなイベント開催の経験があるので、その大変さが手に取るように分かるんざます
)
中には、ほとんど
の作業が滞っている方もいらっしゃるんですから。
でも、こんな大規模な大会を大成功のうちに閉幕出来たのは、多くの方々の協力と
作りだけではなく、事務能力の高い優秀な
屋さんが岩手県果樹協会事務局にたくさんいるって事だよね。
本当
ものです。
お疲れ様ですた。
さて、次回(開催年は主催する県で決めるらしい)の開催は熊本県。
九州の方々が“次回、熊本でお会いしましょうね
”と声をかけて下さり、調子に乗って固い握手を交わしたはいいが・・・・
おいら、約束を守れるだろうか・・・
今一度、晴
園の福利厚生を確認しておかなくては