れみ嬢のチュッチュラGo!Go!!

毎日がグリーンツーリズム。そんな日々の生活をお届けします。

スペイン旅行記 8日目 ~ マドリード 編 ~

2016年03月30日 23時59分52秒 | スペイン旅行記(2016)
いよいよ 本日が観光最終日。
楽しい時間は、本当 アッという間に過ぎ去っちゃう
そして、最後の最後で、本日マドリードの天気予報は
晴男、晴女 二人の力もここまでか
昨日の青空まではいかなくても、なんとか天気が持ってくれることを祈りながら 腹ごしらえ

マドリードの朝食は、バルセロナと同じような よく言えばシンプルな朝食ですた(同じチェーンホテルだからかな?)
ハムやチーズ そしてカットフルーツたち
  

パンたち
  

スクランブルエッグやチョリソー ここではトマトも温かいトマトですた
  

甘そうなパン菓子
  

目玉焼きにオムレツに
  
今まで海外で目玉焼きを たのは初めて。

おいらはパンを焼いて


このフルーツや野菜、チーズは・・・・
    
本物だけどディスプレーですた

午前中は、芸術鑑賞。
目的地までは マドリード市内をバスで移動しながら
車窓からは を引くビルがたくさんありますた
   

そして、途中の渋滞の場所では、何だか人が車をぬって歩きながら運転手にアピールしている

窓ガラスを拭いて いただこうとしているらしいが
おいらが ていた間は、誰もガラス磨きをお願いしていませんですた。

マドリードの象徴アルカラ門

かつてマドリード市街の東門として使われた壮大な門
中央 3 つの半円形アーチの上にライオンの頭部像が施され
両端に 1 つずつ設けた長方形の門のアーキトレーブには豊穣の角 (コルヌコピア) のレリーフが彫り込まれている

そしてマドリード最大の闘牛場


シーズンオフの今(2月)は、サーカス が行われておりますた


バスを降りて、いよいよ目的に到着する前に
サン ヘロニモ エル レアル教会 の前を通って・・・

マドリッドで唯一残るゴジック様式の教会で、歴代の王の戴冠式が行われた由緒ある教会なんだそう

中央にはこんな模様が


そしておいらが、スペインで最も来たかった場所の1つ プラド美術館へ到着

様々なツアーを検討している時、8日間のツアーだと、ここの美術館の時間が1時間なんて短いツアーもあり
なんたっておいらは、2時間は確保したいとこのツアーを選んだのだ。

プラド美術館を案内してくださるガイドさんのバッグには

あまり言っている意味が理解できないけれど、日本語ブームがスペインまで来ているんだろうか???
ちなみに おいらは、A社の の意味しか分かりませぬ。
バルセロナ観光した際のガイドさんが“豚って刺青しているスペイン人がいて、その漢字を意味を教えてあげたことがあった”と言っていた方がいたが
日本語の意味を知って身に着けたりしている人って、果たしてどのくらいいるんだろう???

プラド美術館の入場チケット 一人一人図柄が違っとりますた

このプラド美術館は 世界最高の美術館のひとつ
11世紀から18世紀にわたるスペイン絵画の最も包括的なコレクションを蔵し
また、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ、ボッシュ、ティツィアーノ、ヴァン・ダイクやレンブラントといった世界的に重要な偉大な画家たちの傑作の多くも所蔵されている

開館を並んで待ち、いよいよ入場
もう、並んで待っていた時から、テンション
厳しいセキュリティチェックを受け・・・・・ようとしたら
なんと、その前に、おいらの荷物が大きすぎるから、クロークに預けてこいと セキュリティチェックすらさせてくれない。
(事前に、リュックとカメラの三脚はNGとは聞いていたんだけど・・・)
おいらのツアーの人たちは、どんどんチェックを受けて美術館の中へ
晴ちゃんも既に中に入っており、焦ったおいらは、おいら以外でまだチェックを受けていない唯一のお一人に
“ すみません、おいら、荷物を預けなくてはいけなくなって、これから預けてくるので、遅れちゃいます。すみません、よろしくお願いします”と伝え
急いで、荷物を預けに。
おいら、その方に“よろしくお願いします”と伝えたのが、悲劇の始まりたっだ
当然急いでいたので、財布やカメラ含め貴重品もすべてバッグの中に入れたままとにかく預け
“ Excuseme”と、セキュリティチェックの列に割り込み、無事館内へ。
と、誰もいない・・・
えっ   どこ行った???
唯一身に着けていたイヤホンガイドからは、ガイドさんの絵の説明が始まってる。
久々に、焦る 焦る
荷物を預けていたとき、確か イヤホンからは “上に上って~~~”って言っていた気がするから・・・と とにかく上に上がれる所~~~と、
エスカレーターを見つけて、上がってすぐの展示部屋に。
しかし、探しても一向に見つからない。
さらに上か  と思ってエスカレーターを上がってみたが、その上の階には絵画の展示が全くない。
再び戻って、先ほどの絵画の展示の部屋をさらに奥に行ってみると・・・イヤホンガイドからの声が聞こえなくなった 
こっち方面ぢゃない
いよいよもって、本格的に迷子になったおいら
まさか まさか、ここで迷子になるなんて
しかも、館内の見取り図(地理)が全く頭に入っていないから、おいら自身が今どこにいるかも全く
そんな時、英語、またはスペイン語がペラペラだったら、どんなに良かっただろう・・・。
スピードラーニング、やっとけばよかった・・・・。
そんな事を考えながら、気持ちは半分泣きながら、一番始めに入った展示部屋のスタッフにとにかく訴えたおいら。
迷子って、なんて言うかわからないから、とにかく知っている英単語を並べ
“ I lost my tour members.  Where is here?”
スタッフの方が優しく“ Do you speak English? ”と聞いてきたので、自信をもって “No ”と。
実は、今回の旅行で乗り継ぎをするドイツでも セキュリティチェックに引っかかたおいら。
その時も“ Do you speak English? ”と聞かれ “ A little ” と答えたら、英語の嵐が降ってきて
慌てて、“ Sorry. I can not speak English.”と訂正し、苦笑いをされ、子供を諭すように バッグの中身をチェックされた前科があるのだ。
スタッフの方が館内地図を見せてくれながら、今いる場所と、インフォメーションの場所を教えてくれた。
そこからインフォメーションまでたどり着いたおいらは、そこに置いてある何語で書いているかわからない館内ガイドを1部もらい
それを開いて “ I lost my tour members. I want to know tour members route.”と訴えたら
なんと、セキュリティチェックしてすぐ右に折れた所にエレベーターがあり、そこを2階に上がってみろと説明してくれた。
おいらは、そんな所にエレベーターがあるとは知らず、反対側の左に見えたエスカレーターを上がり 必死に探していたのだ。
ここまでは分かったけれど、この館内図を今一度見てみると、もうみんなと合流するのは不可能のように思える展示部屋の数々。
そこで、おいらは、はぐれたまま、勝手に絵画を観賞しようと心に決めた。
晴ちゃんは きっと心配していると思うけど、晴ちゃん達も絵画を観賞しながら動き回っているから 偶然バッタり合わなければ合流は難しい。
添乗員さんは、きっと、見つかるまでおいらを必死になって探すと思うけど、2時間後に入り口に来ればきっと合流できる。
そう思って、エレベーターの前にきたら、誰かが手をふってくれた。
なんと、さっきの 意味不明のバッグを持っていた スペイン人のガイドさん
そして、おいらは奇跡的にみんなと合流し、そこから説明を受けながら絵画観賞できますた。
でも、合流してから10分くらいは、違う意味でテンションがハイになってい為 全くその説明も頭に入ってこず。
後半の30分位の説明は、頭に入ってきますた。

プラド美術館の見学は2時間。
後半の1時間は館内自由見学となっていたので、おいらは、ガイドさんにどの絵画の説明をしていたか聞こうとしたら、
ガイドさんから“ 始めの15分くらいの説明、聞いていないので、よかったら案内 & 説明しますよ”と言ってもらって
おいらと晴ちゃんは、ガイドさんを独占して 絵画の説明を聞くことができますた
結果オーライだったけど・・・・・
晴ちゃん曰く、1枚目の絵画の説明をきいていたら、ツアーで一緒の方が晴ちゃんに “奥さん、いないですよね。”と話しかけきたという。
(後で晴ちゃんと確認したら、晴ちゃんにおいらが居ないと話した方が、おいらが、よろしく とお願いした人ですた)
見渡してみたら、確かにいない
そこで、添乗員さんにおいらがいないことを話し、晴ちゃんは みんなと一緒に ガイドさんと絵画を見て回ることになったが
全くもって、ガイドさんの話が入ってこなかったらしい。
なもんで、晴ちゃんもおいらと一緒に 絵画の説明が聞けて 結果 良かったとのこと。
おいらとしては、その方に言った“よろしく”は、移動してしっまう時、おいらがまだ合流していなかったら“まだ居ないよ”と言ってくれるか
それでも移動するなら、添乗員さんにおいらが足止めを食らっているこ事を伝えて欲しかったんだけど、やっぱり気持ちは通じなかったんだね
いやぁ~、今回はあまりにもハプニングが多すぎる。

ガイドさん一押しの絵画


そして、フランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco de Goya/1746-1828)の作品
「裸のマハ」

【出典:有名な絵画・画家】 
モデルの女性については、ゴヤと関係のあったアルバ公夫人マリア、または当時のスペイン首相マヌエル・デ・ゴドイの愛人ペピータとする説などがある
西洋美術において初めて女性の陰毛を描き問題となった作品

そして同じモデル、同じ構図の作品
「着衣のマハ」

【出典:有名な絵画・画家】

そして、おいらが忘れられない1枚
「1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での銃殺」

【出典:有名な絵画・画家】1
1808年5月、フランス軍に対するマドリード市民の暴動が発生し、捕えられた数百名の反乱者が銃殺刑に処されるシーンが描かれている
ゴヤ本人が処刑の場面を目撃したのかは不明だが、現場に残された犠牲者の山をスケッチで残したとも言われている作品

ゴヤはスペインを代表するロマン主義の画家
聴覚を失いながらも、宮廷画家として王室や貴族の肖像画を描き、フランスとの戦争に関連する絵画も数多く残しとります
そして、晩年描いた西洋絵画史上、最も戦慄を感じさせる問題作『我が子を喰らうサトゥルヌス(黒い絵)』

【出典:Salvastyle.com 】
ゴヤが当時抱いていた不安、憂鬱、退廃、老い、死、など時代に対する思想や死生観、内面的心情が反映されていると考えられているものの
根本部分の解釈は諸説唱えられており、現在も議論が続いている。

お次は、国立ソフィア王妃芸術センターへ


入り口を入ると 大きなモニュメントがお出迎え


ここでの最大の は ピカソの ゲルニカ

【出典:Salvastyle.com 】
巨大な絵画だとは知っていたけれど、実物を目の前に感激
ハプニングがありつつも、芸術鑑賞でき、満足 満足

そして 本日の昼食会場は バル
  

天井につるされた 生ハムを見上げながらテーブルへ
  

ここも、無造作にパンがおいてありますた


久々に 写真でのご紹介




そして、 にも良く合う前菜? お通し? の生ハム


クロケッタ Croqueta

ホワイトソースに生ハム、タラ、鶏肉などの具を混ぜてパン粉で揚げた クリームコロッケ

プルポ・ガリェーゴ Pulpo Gallego

柔らかく煮たタコに、オリーブオイルとパプリカ粉をふりかけたもの

ガンバス・アル・アヒージョ Gambas al Ajillo

小エビをニンニク風味のオイルで素揚げしているもの。ちょっこしピリ辛なのがまたたまらなく美味ですた。

チャンピニョン・ア・ラ・プランチャ Champinon a la Plancha

マッシュルームの鉄板焼き
シンプルな料理だけど、肉厚のマッシュルームがとってもジューシーですた

昼から、こんなお酒のつまみばっかり出されると・・・・・困った挙句、 をお代わりしちゃいますた

〆のデーザートは、アイスクリーム
  
甘すぎず、口直しにピッタリ

午後は、マドリードから2時間くらいの場所にある セゴビアへ
セゴビアは世界で最も保存状態の良い古代ローマの水道橋を始め、旧市街の多くの建造物が世界遺産に登録されている歴史ある古都

まずは水道橋へ



中央の橋脚柱には聖母マリア像が設けられている
この橋はローマ時代以降も使用されていたが、その後イスラム教徒が占領しその後撤退する際に
この橋の重要部であるアーチ35個を破壊したため、使用不可能になったそう
その後、カスティーリャ王国の女王イサベル1世により修復され、現存の姿に。
この橋の特徴は 細長く高いところにあり、橋脚の基部は幅が2.4メートル、最高長で地上30メートルなんだって。
この巨大さから「悪魔の橋」とよばれているらしい。

世界遺産の表示


水道橋上から








巨大で、カンドーものの水道橋だけど、青空ぢゃない分、やっぱりカンドー半減
本当は、こんな水道橋を したかった

【出典:スペイン世界遺産指定都市機構HP 】

水道橋を見学後、セゴビア市内を散策
不思議な外壁の建物




そして 子豚の丸焼き

セゴビアは、Cochinillo asado と呼ばれる子豚の丸焼きが有名なんだそう。
至る所に 子豚の丸焼きを提供する レストランがありますた。

旧市街 サン・マルティン広場にあった像


そして、ここの広場も マヨール広場


マヨール広場にある、セゴビア大聖堂(カテドラル)

建設開始から200年以上もかけて建設された大聖堂は、ルネサンス期の建築物にも拘らずゴシック様式で建造された、スペイン最後のゴシック建築

カテドラルの上にはこんな像も


そして本日最後の
セゴビア城(アルカサル)へ
そこへ向かう途中、本格的に となりますた 残念
このお城は白雪姫のモデルとなったお城
その城前の像


外壁が工事中 & 雨 ダブル残念賞ですた

そして、本来の予定はこのお城の周りを30分程度散策だったけれど、お城の前にたどり着いたとき
あまりにも土砂降りになったため、ここでのガイドさんの配慮で 急きょ 入場料を払ってお城で雨宿り
(結果的にこれは、嬉しいハプニングですた

入り口を入ると鎧の兵隊がお出迎え




  

  
手袋(?)にある鱗のようなもの、

大砲?


鎧のほかに剣も充実


重厚な雰囲気が漂っている部屋




絵画


礼拝堂の主祭壇

16世紀のカスティーリャ派の作品

天ガレー船の間の天井。

天井が逆さまにした船底に似ている事が由来井 らしい
そして、この部屋の天井部分には たくさんの人の彫刻が




ベッドルーム?


ここも、素敵なステンドグラスがたくさん






中庭


お城からのその外の眺め


廊下


お城から出ると桜のようなピンク色の花がお出迎え

車窓からも、街路樹で
アーモンドの木とのこと
よぉ~~く見ると、黒い実のようなものがぶら下がっとりますた

これがアーモンド
日本では、杉の花粉症の方が多いけど、スペインではこのアーモンドの花の花粉症の方が多いんだって

お城を出て、ちょっこし歩いた場所に お城(アルカサル)の写真スポットが

やっぱり青空ぢゃないのが、とっても悔しい
今回のツアーでは、“ここは青空だったらサイコーなのに ”という場所で青空とご対面できなったのは残念。
ちなみに 青空の場合

【出典:Alcazar de Segovia by Armandoreques 】
こんな青空の中でみたら、きっと7人の小人に会える気がする・・・

スペイン観光最終日の本日の夕飯は・・・・
ビールと・・・・


パンとサラダ
    

そして パエリア2種
  

黒いのは、イカスミのパエリア

今夜はお米を使用したパエリア。
懐かしいような味ですた。

スペイン最後の夜は、ホテルの冷蔵庫からお高い をいただき反省会。
明日はいよいよ スペイン出国ざます


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スペイン旅行記 7日目 ~ トレド ・ マドリード 編 ~

2016年03月28日 23時43分39秒 | スペイン旅行記(2016)
ちょっこし ご無沙汰しちゃいますた
(迷路の街、トレドを1週間 彷徨っとりますた
もう1カ月以上経つ記憶をもとに、そして6日ぶりの旅行記の記憶をたどって頂きながら、7日目の旅行記 ざます

昨日から宿泊しているトレドのホテルは、とにかく歴史があるホテルで
添乗員さん曰く、今までのツアーの客さんで、普通ではないものを“ た”とか“ た”という方も過去にいたらしい。
でも、残念ながら(?)おいらも 晴ちゃんも 爆睡 朝を迎えたため、そんな貴重な体験は Nothing ですた。

そんなホテルの 朝
ハムやチーズ
  

温かいおかず(スクランブルエッグ や ウインナー)やメインディッシュになりそうなパスタ
    

果物やヨーグルト
  
が 並んどりますた。

本日のおいらの朝食は・・・
  
とにかく歩く今回のツアーは、体力勝負 たくさん食べる事が 元気に観光する秘訣のよう(と勝手に判断

それにしても、このホテルは、とにかく アンティーク大好きな人にとっては ヨダレが出ちゃう感じのホテル
照明  や                      椅子
   

なんたって、朝食会場の全体的な雰囲気もなんとなくアンティーク


朝食会場(地下2階)の 1階上(地下1階)にはこんなお部屋が
  

鎧や、戦の作戦に使われたのかは だけど、机やいすも趣がある
     

廊下の踊り場にも   


おいらも一緒に・・・

なんだか、おいらと一緒に したヒトは 雰囲気が違いますたが・・・・

そして、この日は10時出発という遅めの出発だったため
朝食後、1時間半あまり 昨夜の散策に続き、朝の散策に出発

散策スータート地点のトレドのホテルの前で ドンキホーテ さんと一緒に

散策してみてわかったことは、このホテル、トレドでかなり標高が高い場所にあったようで
“ 行き”はずっと下りでよいよい、“ 帰り”が 永遠に上りで 大変ですた・・・

このホテルに隣接するお土産さんでは剣も売っている


夕べの夕食会場となったレストラン


カレータス通りの見晴らしのいい場所で


そして、そこの柵には数え切れない数の南京錠が
   
恋人たちが永遠の愛の象徴として南京錠をフェンスや門扉、橋などの公共設備にかける儀式 愛の南京錠(Love padlocks)をここで 出来るとは

そこから 少し下った場所にある プエルタ・デル・ソル

「太陽の門」の意味で、門のアーチ内にあるレリーフが名前の元になっとります。
門と言っても「城門」で、篭城戦の時のために作られたらしい。
そして、アーチの形状がただの円形ではなく内側に回りこんだ馬蹄形なのは、イスラムの建築様式と融合しているからなんだって。

その門の上のマークざます

16世紀のキリスト教の儀式の彫刻が刻まれているそうな。

そして、トレドのマンホールは、なんと地図になっとりますた。

迷っちゃうから、こんなところにも気遣いがあるのか???

ビサグラ新門

調子に乗って 街の内側へ通じる入り口まで来ちゃいますた

ここまで、ずっと下りだったから、ここからホテルに戻るまでに一汗かきますた
夜にも来たソコドベール広場には、SL型観光車(ソコトレイン)が停まっとりますた。
トレドの街を解説付きでまわる汽車形のかわいらしいバス。

おいらも、これに乗ってみたかったけど、乗り方も所要時間もわからず 残念

お疲れ 晴ちゃん


さすがにおいらも ちょっこし疲れた


疲れ切って集合場所のホテル前に到着。
そして、これからツアーの皆さんとトレド観光 本番のスタート

こんな道をくねくねと歩き

そりゃ、迷子になる街だよね

優しそうな警官の方も


そして こんな楽しい看板もいたるところにありますた
      

これから、 るメインの カテドラルが建物の間から見えて来ますた


近づいてきた


どど~~~ん

セビーリャの大聖堂と並んでスペイン一の規模を誇る大聖堂らしい。
そして、世界のローマ・カトリック教会中、4番目の大きさを誇る大聖堂。
確かに、すごい迫力。

中央のレリーフ








免罪の門には「最後の晩餐」のキリストと12使徒の像




そして、いよいよ潜入


大聖堂には、複数の礼拝堂がありますた




その中でも 新約聖書の各場面が描かれた高さ約30mの主祭壇中央礼拝堂
どこをどう見ていいのか 迷っちまう
とにもかくにも圧巻

巨大で存在感たっぷりな バラ窓のステンドグラス


香部屋(聖具室)


トランスパレンテ(透明天井)


その天井を拡大すると・・・

祭壇の上部の明かりとりの天井から光が差し込み、大理石で出来た天使が舞うように見えますた

そして、この彫刻(ナルシソ・トメ:トランスパレンテ)

美術的にも 必見

聖歌隊の席




やっぱり・・・・時間が足りない
後ろ髪をひかれる思いで、カテドラルを後にしますた。

途中、お菓子屋さんに寄り道
  


トレドで有名で美味しいお菓子「マサパン」

「マサパン」とはトレド名物のお菓子で、アーモンドの粉を蜂蜜で溶き固め焼いた焼き菓子。
美味しいけど、日本へのお持ち帰りには向いていないという添乗員さんの説明があり
旅行会社のご厚意で(添乗員さんが人数分買ってくれて)、一人一個づつ お店で頂きますた。
もっちりしていて、とっても甘ぁ~~い
1つで十分な感じですた。

鎧も販売
  
別のお店では、全身の鎧が130万ユーロで売っとりますた。
約150万
どうやってお持ち帰りするんだろうか???

そしてトレドの入り口、今回 おいらたちにとっては、トレドを後にする“出口” サンマルティン橋


そこには こんな方々も

おいらも、体験したぁ~~~~い

タホ川に架かるサン・マルティン橋

ペドロ1世とエンリケ2世の兄弟戦争で破壊されたけれど、ペドロ・テノリオ司教の命で再建。
頑丈な柱上の5基の尖塔アーチと、2基の六角塔で構成されとります。
この重要な入城門には、カトリック両王の座像と王室の大きな紋章が彫り込まれていますた。


さよなら、トレド


そして、バスで、いよいよ今回のツアーの最後の都市 マドリードへ。
そして、本日の昼食
当然、 を注文して 喉を潤し、スープが登場。
その後、おいらチョイスの豚肉料理


晴ちゃんチョイスの魚料理

おいらチョイスの豚料理も美味しかったけど、晴ちゃんチョイスの魚料理はさらに絶品

デザート

ちょっこしアルコールが入っている 飲むシャーベット。

そして、午後からは マドリード観光に

ガイドさんが、説明してくれた、建物についていた表示。

今となっては、まったく思い出せない

西ヨーロッパ最大規模を誇る王室の宮殿

現在のスペイン王室一家は居住していないけれど、国家絡みのオフィシャルな行事は今もこの宮殿で行われているんだって。

王宮中央の屋根


マドリッドの目抜き通り、グラン・ビアの終点に位置するスペイン広場

7世紀に活躍したスペインの文豪、セルバンテス(1547~1616年)を記念して1930年に造られたモニュメントと像

モニュメントの上部をよぉ~く見てみると・・・
  



そしてモニュメントの中ほどの高さのところには、セルバンテスが椅子に座した姿の大きな彫像

セルバンテスは1547年に生まれ、1616年に没しているので、ほぼ大劇作家シェークスピアと同じ時代の人。
そして、おいらの知っているセルバンテスの著書というと、晩年の1605年に書かれた 『ドン・キホーテ』 だけだけど
スペインではセルバンテスはこのモニュメントが示すようにまさに国民的作家

お次は マヨール広場

「マヨール ”Mayor ”」は英語でいうところの「メジャー“ Major”」「大きい」という意味で
マドリード以外の町にも同じ名前の広場があるとのこと。



フェリペ3世の騎馬像

この広場は、今でこそ憩いの場になってるけど
中世の頃は王族の結婚式を祝うお祭りや闘牛が行われただけでなく、謀反人や異端者の処刑場となった悲惨な歴史がある広場。

お次は 旧市街の中心地、「太陽の門」という名の広場「プエルタ・デル・ソル」へ。
マドリード自治州政府の建物


この広場は、スペイン全土の中心地。
パリのノートルダム広場は、日本でいう日本橋と同じ、スペインのゼロキロメートル標示のあるところということで
記念の一歩


プエルタ・デル・ソルには、マドリード市の紋章にもなっている、街のシンボル 山桃の木と熊の像

昔、この辺りには熊が多く住んでいて、ラテン語で「熊」という意味の「Ursa」と呼ばれていたそう

ちなみに、こちらが、マドリード市の紋章

確かにそっくり

そして、楽しみにしていたマドリードのサンミゲル市場
        
この市場も、バルセロナ同様、色とりどりの食べ物が並んどりますた。

こんな楽しい飲み物も
  

やっぱり生ハムは何度見てもそそられる
  

果物も
  

その後の自由散策では、まずはスーパーでお買い物
    
ホテルでの反省会用のビール 、生ハムなどを購入。

その後、時間を気にしつつ、場所を移動して ビール で本日のマドリード散策の疲れ、渇いた喉を潤しますた。

この時も、“ Dos cerveza , please( ビールを2つ下さい)”と・・・
“ 下さい”は、pleaseではなく、“ por favor(ポルファボール)”なのに、最後の最後まで簡単なスペイン語すら習得できず。
でも、おいらに必要な ビール cerveza  と 赤ワイン tinto vino  の単語はマスター

とても素敵な展望
  

ちゃんとどこに何が見えるか ガラスに説明がありますた。
  
この表示は万国共通

ちなみに 地上からの眺めは


晴ちゃもホッと一息


集合時間ギリギリまで夕日が沈むを見て 本日の夕食会場へ。
        
パン、チーズ、魚料理、パスタ、デザート。
見た目よりも、ボリュームがあったけど、美味しく完食

そして、本日のマドリードのホテルは・・・
  
至ってフツーのホテル。
パラドールが懐かしいけど、そんな贅沢は言ってられない。
って、朝のトレドの散歩から、ホント1日歩きっぱなしだった本日は、贅沢を言う前に、そして反省会の前に2人ダウンですた
明日は、いよいよ、スペイン最後の観光の日ざます。


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スペイン旅行記 6日目 ~ コルドバ ・ ラ マンチャ ・ トレド 編 ~

2016年03月22日 17時43分13秒 | スペイン旅行記(2016)
おはようございます
気持ちがいい朝、まずはベランダからの1枚


ちなみに夜景はこんな感じですた


パラドールの朝食はビックリポンの豪華版
とっても豪華なので、大きい写真でお届けいたします
ハムやチーズ   前菜のごく一部
  

特にも、おいらの大好物 ブルーチーズと生ハムは 気持ち多めにチョイス
  

パンは ライムギやフランスパンの様なシンプルなものから、菓子パンのような甘いパンまで勢ぞろい
     

お持ち帰りできそうな、パッケージングされたバンも

あれだけ美味しそうなパンがあるのに、誰がこれをチョイスするんだろう???

ライス料理も


ヨーグルトとコーンフレーク の種類も多く 迷う 迷う
  

フルーツも、そのまんまのものから カッティングされたものまで
  
でっかい苺があったそうだけど、おいらは、残念ながら 苺ちゃん には巡り合えず

こんな色とりどりの中からの 本日のチョイス
   

そして、なんと なんと 朝からアルコールの提供もあり
白ワインと共に


で、赤ワインもあったけれど、ボトルが開いておらず、誰も手を付けていない状況。
おいらは、勇気を出して ボーイさんに 「 Please tinto vino 」と話し、、赤ワインのボトルを開けてグラス にいただいた。
Tinto は 赤、Vino は ワイン というスペイン語だから、“赤ワイン、欲しいよ ”と言ったのだけれど Please は英語だった
詰めの甘さが出ますた。
本当は「Tinto vino、por favor (ティント ヴィノ ポルファボール)」が正解。
おいらが、赤ワインのボトルを開けてもらうと、別の朝食を食べている方々(ヨーロッパの方のような・・・)が一気にそのボトルを目指し
瞬く間に、赤ワインが空に。
なぁんだ、みんな 赤ワイン 飲みたかったのね。
なんだか、国際的に良い事をした気になり
白ワインの次は 赤ワインと共に 朝 してますます、気分がいい朝ですた。


そして、出発までの時間、ホテルの庭を散策


ホテルを見上げると、同じツアーの方が、ベランダに出ていたので 手を振ったら
なんと、その下の階の外国人のおじさんまでもが、勘違いして、手を振ってくれますた。
それくらい、人の心をオープンにしてしまう、とっても高級なホテルですた。


本日の最初の観光地はコルドバ。
ここは、ローマ時代以前から街が拓かれ、8世紀中ごろ、後ウマイヤ朝の時代には首都として栄えた古都。

バスから下りて、本日  るメスキータを西側を歩き進め、市内を散策

外壁にはアーチをはじめ、唐草模様や幾何学模様などイスラム装飾が凝縮された門がならんどりますた。

歩いていると、スペインで一番おいしい(と感じている)ビールのトラック 発見

思わず
おいらの、日本での A社の SD のような存在。

小道を歩き進めると


闘牛の看板


かと思えば アラビア語の看板       


や、キリストの絵

様々な民族、宗教に支配された歴史が 感じられる

マイモニデスさんの像

コルドバで生まれた哲学者であり、医師でもあり天文学者でもあった人
ユダヤ教のラビ(指導者)としてその名が一番知られていて、コルドバで一番著名な人物なんだそう。
そして、このマイモニデスさんの像の足先が金色に光っているのは
コルドバに来る旅人がマイモニデスさんの頭の良さにあやかろうとそのつま先を撫でてゆくため
おいらも、しっかり撫でますた
そのおかげで、賢くなって帰国できたような・・・・

牛の像も


8世紀ごろ、ユダヤ人によって造られたユダヤ人街

迷路のように入り組んだ細い道の両側には、美しい花が飾られるらしい。

ユダヤ人街の東端の入口にある有名な撮影スポットの一つ『花の小路』
小道の間から しとるのは、これから目指す メスキータ ざます

6月頃は、両側一面に花が飾られており、とってもステキなんだとか。

そして、いよいよ 近づいてきた 午前中の目的地 メスキータ




てっぺんには・・・正面からの のタイミングが無く、残念ながら横顔

高さ54mの鐘楼は、コルドバで最も高い建物

塔の真ん中あたりの 彫刻
   



いよいよ潜入
この「メスキータ」はスペイン、コルドバにあるモスクで、レコンキスタ後、カトリック聖堂に転用された。
他施設とともに「コルドバ歴史地区」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。コルドバ大聖堂。
おいら、スペインでサクラダ・ファミリア の次に、 したかった世界遺産。

テンションは マックス

潜入
写真で何度も た光景が 目の前に広がっとりますた

「円柱の森」と呼ばれる メスキータ内部
かつては 1000本以上の柱があったけれど、現存するのは約850本。

金銀に輝く幾何学模様のミフラーブ前のドーム天井

ミラーブは、写真の真ん中~下側にある壁に作られたくぼみ
メッカの方向に向けられた壁がんで、祈りを捧げる方向の目印であり祭壇なんだって

そのミラーブの装飾の拡大写真


別の場所の天井

ここも、下にミラーブがありますた。

聖体顕示台



マヨール礼拝堂

祭壇は1620年頃、コルドバ郊外で取れる紅い大理石で造られたらしい
バロックの巨匠 パロミーノの絵画も飾られた豪華な祭壇

マヨール礼拝堂の円形天井


聖歌隊席(だったかな・・・ )の天井は


パイプオルガン???


こんな像が飾られた部屋も


足元には ライオンとどくろ
   

名残惜しかったけれど、メスキータを後にしますた


昼食のために バスで移動
街路樹が全てオレンジの木

このオレンジ、勝手に食べていいのかな??
下に落ちちゃったオレンジがもったいない感じ。

昼食会場の入り口で、心惹かれる 人がいたので、おいら、一緒に パチリ

一緒に空を見上げてみますた

おいらは ワイン を       晴ちゃんは ビール をオーダー
  

昼食のパン


このスープ、懐かしい味がするスープ

その懐かしさの味とは・・・・ 鍋焼きうどんのスープと附属している天ぷら そのもの。
こんなところで、こんな味に再会するとは

肉料理

こちらも、美味しく、一気にいただきますた

芸術的なデザート


上から見ると

花の形の焼き菓子(?)は、シナモンがたっぷりふりかかっており、上のバニラアイスと一緒に食べると、これまた美味

美味しい昼食の後は、『ドン・キホーテ』の舞台となった ラ・マンチャ へ
   
ここ、ラマン・チャに風車が出現したのは 16世紀中ごろ


ラ・マンチャとはアラビア語で「乾いた土地」を意味しており、その名のとおり地域一帯には乾燥した大地が広がっとりますた

唯一、風車の内部に入れる入り口


こんな階段を上り


風車の回るしくみを


20分も滞在すると、お腹いっぱいの景色。
(予約前に、どのツアーを見ても、ここでの滞在時間は正味15分だったのが納得)
でも、一度は しないとね。

そして、いよいよ 向かうはトレド
トレドのが一望できる場所から


そして、バルセロナから、ずっと一緒のバスの運転手 グラシア さんと

グラシアさんの運転技術は もの。
安心して乗ってられるので、ついつい眠気が襲っちゃうけど、バスからの風景も楽しみたく、頑張って起きてますた。
( フラメンコショーは ですたが・・・・

ここトレドは1561年に首都がマドリードに移るまで、政治・経済の重要な拠点として繁栄し
「16世紀で歩みを止めた町」と言われている。
そして、異なる宗教や民族が混ざった独自の街並みは必見もので、その美しさから
「もしスペインに1日しか滞在しないなら、迷わずトレドへ行け」という格言があるほど。

本日のトレドのホテルは、とっても古い建物とのことで、見えるはずのないものが見えた人も過去にはいたとか
外からの眺めは残念賞
   
廊下を挟んでお向かいの部屋は、街並みが見えたらしい。

部屋はいつものホテルとは少し雰囲気が違う感じがする


バス、トイレはちょっこし狭い感じだけど、ヨーロッパのホテルで、ガラスではなく日本と同じようなバスシートは初めて
  

そして、コーヒーのサービスが付いているのも、初めて


窓を開けるための、木の扉。

鍵が何とも年代を感じる。

そして、いたるところに鎧


夕飯は からあるいて5分くらいのところにあるレストランで。


ビールと共にいただいたのは・・・サラダ


肉料理


デザート


今夜は、このレストランで解散となったため、トレドの夜の街を散策
   

トレドの街は、迷路のような街で、小道が入り組んでおり、渡された地図をもとに歩いていても となることも。
なもんで、方向的にはあっていると思って進んでも、目的にはたどり着くことが難しく
晴ちゃんと、迷った感じがした時は、確実に遠回りでも来た道を戻って再度確認する作業を怠らず

なんか不安になる小道


そして、最終目的地のコンビに(のようなお店)に到着。
ちっちゃなスーパーというか、百均というか、あらゆるものが売っており、店も奥に奥に進むと 迷って出てこれない雰囲気の不思議なお店
ここで、ナント 日本の を発見


ここで、A社のSD だったら、現地調査の為、購入したいと思うけど あいにく★ だったため
その下の 「マオウ」ビール をセレクト

マドリードを代表する のため、今回のツアーの最終地 マドリードに近づくにつれて、この「マオウ」がよくテーブルに並びます
最良のホップ・イーストを使い、軽やかなアルコールのピルゼンタイプビールで、類まれな味わい・程よいボディの高品質のビール
そして、サッカー史上最強チームとも形容される『レアル・マドリードC.F.』のオフィシャルスポンサー。
だけどおいらは、バルセロナのあの星のマーク「エストレージャ・ダム(Estrella Damm)」に勝るものはないな と感じている

迷子になりかけながら、どうにかホテルにたどり着き
明日の天気を確認しながら
   

当然、コンビニで購入した で反省会


明日は、トレドを観光したあと、最終地 マドリードに向かいます。
気が付いたら、既にツアー後半戦がはじまっとりますた
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スペイン旅行記 5日目 ~ ミハス ・ セビージャ編 ~

2016年03月21日 21時17分14秒 | スペイン旅行記(2016)
スペインの夜明けは遅く、7時を過ぎてもちょっこし薄暗く まだ街も目覚めていない感じ

歩いている人、走っている車は Nothing
普段も、朝食は10時頃、昼食は14時頃、夕食は21時頃スタートのようで
学校に通う学生たちは、登校前に軽く食べ、11時頃に学校でビスケットなんかを食べるらしい。

おいらたちは、スペイン入りしても、たいてい7時30分ごろに 朝
そんなグラナダ での朝食は
        

たくさんの種類のヨーグルト

そしてたくさんの種類の果物たち  

オーブンでパンを焼いて 

本日のおいらのチョイスは
     
このパンの写真の下にあるのは、イベリコブタ のパテ、パンに塗って頂いたけど美味しすぎ
味は・・・コンビーフに似た感じかな?
その後、スーパーで探し 日本へお持ち帰りした一品。

お腹も満たして 本日始めに向かったのは ミハス
ここは最も有名な「白い村」の一つで、地中海を見晴らす山の中腹に位置している。

ミハスに到着して バスを降りたところで売っていた アーモンド
  
試食したらとっても美味しく、即購入
しかし、このアーモンドの購入が後の騒動に
密封されずパックに入っていたため、ビニール袋で二重に梱包したけれど
翌日、アーモンドの油がキャリーケース内で漏れているのを発見
不幸中の幸いで、キャリーケースの中にシミを作っただけだったけれど
この顛末を他の方に話したところ、後日、洋服にアーモンド油のシミが出来ていたとの報告を頂いた。
この一件以来、ずっと手荷物として移動したのは言うまでもありません。

街を歩いていると
ピカソが


ダリが

こちらを しとりますた。

白い壁と青のコントラストがとっても印象的




写真スポット「サン・セバスチャン通り」
ここは、キャノンのCMに使われた場所で、そのCM後、日本人の観光客が激増したとの事。
 

生憎、この日は風が強く、雲に覆われていて残念


本当は、こんな青空が広がっているはずだった・・・

白い空を青く塗ってみると、ちょっ雰囲気が出たかしら???

でも、本当の青空のミハス、こちらをご覧くださいまし

   出典: http://bjx.jp

海が見える絶景のはずが





天気が良ければアフリカまで見渡せるらしい。
そんな事を知れば知るほど、クヤシイ

本当は、こんな景色を見るはずだった

  出典: wadaphoto.jp

お土産屋さんはカラフルに彩られ採りますた


そして ポストが黄色


天気が良ければ・・・・ 青空だったら・・・ と言いながら あちこち歩き回ったミハス。
残念ながら感動が半減ですた。
でも、天気には勝てないからね。
晴女、晴男の “ 晴ちゃんコンビ ”の力も及ばずですた

この日の昼食会場は、夜は バルになっている感じの雰囲気のお店で
  


テーブルに無造作に置かれたパン

先ずはやっぱり生


このオリーブ、美味しいのと、 つまみにピッタリなのとで 止まらない


そして、美味しすぎる 生ハム

こんな前菜が出ると、 足りなくなっちゃうよ

スペイン風オムレツってのがあるけれど、これは本場のオムレツ 

アスパラ焼                  マッシュルームの料理
    

豚肉とジャガイモの料理                         デザート
      
このほかに、イカのフライも出たけれど、あまりの美味しさに 途中 すっかり忘れちゃいますた。

そして、午後は セビージャのカテドラルへ。
この“カテドラル”、椅子,座席を意味するギリシア語カテドラ kathedraに由来し、司教座を有する聖堂のこと。
イタリアではドゥオモ duomo、ドイツではドーム Dom 、日本語では 大聖堂 と訳されているのだ  

カテドラル前の広場のインディアス古文書館の前を通り


いよいよ潜入



このカテドラルは「後世の人々が我々を正気の沙汰ではないと思うほどの巨大な聖堂を建てよう」と
1401年にモスク跡地に建て始められ、100年かけて完成。
キリスト教建築とモスクの名残が見事に調和した非常に美しいカテドラル。
ゴシック様式の天井を支える柱は、56mもの高さがあり、天井が高い


その天井


目を奪われる装飾




サン・アントニオ礼拝堂

セビリア出身の画家ムリーリョ(1617-1682)が描いた『サン・アントニオの礼拝』

巨大なパイプオルガン

パイプオルガンのパイプは7500本で、長いものは長さ10mもあるそう

カテドラル内には、93枚のステンドグラスがあるそう
全てのものが桁違い






コロンブスの墓

棺は、当時の4人の王により支えられ、担いでいる棺の中にコロンブスの遺体が入っているらしい

ヒダルダの塔(97.5m)の70mのところに展望台があり、そこに行くために上がる 上がる  息も上がる

この塔の上に行くために階段が無いのは、この塔を造った王様が上まで馬に乗って上れるようにという注文を付けたからだという。
今の時代は、馬ではなく乳母車を押す親子も何組か
この坂道は、今の時代も思いのほか役に立っておりますた。

街のどこからでもこの塔が見えるらしく、確かに展望台の上からは、街中見渡せますた


ヒラルダの塔から見たカテドラルの大聖堂の屋根
すごいとしか 言いようがない。


上がった息を整えつつ街を眺めていると、突然、頭の上で鐘が鳴りはじめビックリ

なんでも、鐘楼には28個の鐘があるらしい。

カテドラルから外へ


中ほどには、人の彫刻


先ほど登った ヒダルダの塔 の先には


とにかく、全ての規模が大きいカテドラルですた


二人並んで


バスまで 歩いていると、巨大樹木発見

ゴムの木らしい。
どれだけの時間がかかれば、これだけ大きくなるのかしらん
( 写真 右下 に、人が立っとりますので、比べると一目瞭然 )

セビージャを後にし、バスで、本日の 場所、コルドバへ
車窓からは 菜の花畑が広がっとりますた

夏前は、ひまわりが一面に咲いているらしい。
バスの運転手さん曰く、一面の菜の花やヒマワリを見て 感動するのは 日本人観光客を乗せた時くらいだそう。
狭い土地に住んでいると、なかなか“一面”という場面に遭遇できないからなのかもしれない。

今夜のホテルは パラドール
このパラドール、中世の修道院や貴族の館などを改装し、伝統と文化が残る クラシカルな国営ホテル。
なので、ホテルで働いている人は、国家公務員
スペイン全土に93軒あり、土地の恵みを生かした質の高いホテルが多いため、スペインに来たら、1泊はしたいホテルらしい。

到着するまで ワクワク
陽も沈んだ19時過ぎ、とうちゃ~~~く
部屋に行く前に いつまでもくつろいでいたい感じのロビーで


ウエルカムドリンクとフルーツ
  
レモンを絞った炭酸水、一気に飲み干したくなるほど、美味しい

部屋も、驚くほど広ぉ~い


鍵はアンティーク

まぁ、由緒ある建物で カードキーっていうのも、味気ないもんね

そして、部屋にもウエルカムドリンクとお菓子が
 

バスルームや洗面所も広く
  

備え付けのアメニティーセットも今までの とは違うなぁ~~


ベランダからの夜景もサイコ-

なんか、1泊だけなんてとってももったいない
せめて、15時頃にチェックインして、ゆっくりくつろぎたい部屋。

そして、本日の夕飯は
夕飯も、とってもおしゃれ で とっても美味しい
しかも、旅行会社から、1テーブルに ワイン 1本ずつプレンゼントがつきますた。

美味しいワイン

おいらたちのテーブルは、晴ちゃんとおいらの他に、お1人で参加された方と添乗員さんの4人。(どのテーブルも4人掛け)
添乗員さんも交え、とっても楽しく盛り上がり、ワイン もススム ススム
一番最初に、お代りワイン(1本追加)をいただきますた

前菜の生ハム、チーズも美味しい      スープに入っているのは、ゆで卵と細かく刻んだこちらは 生ハム
    
肉料理、そしてティラミスも ホント美味しい コース料理ですた

他のテーブルでもお代わりワイン をして、かなりの盛り上がり
いつも以上に 話が尽きない ですた。
これは、サクラ・ダファミリア の塔に登れなかった為の旅行会社からの“ごめんね”なのかと
ふと思ったけれど、だったら、添乗員さんから説明があると思うので
この旅行会社でのツアーで パラドールに宿泊した際は こんな素敵なサービスがあるのかもしれない。

ステキなお部屋でさっさと寝てしまうのはもったいない ということで
たくさん、 したのにもかかわらず、部屋で、このウエルカムドリンクで反省会


いやぁ~~、ホント連泊したいホテルですた。

明日は、迷路の街、そして『もし、1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け』 と言われるくらい有名な観光地 トレドへ向かいます

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スペイン旅行記 4日目 ~ グラナダ編 ~

2016年03月20日 19時48分35秒 | スペイン旅行記(2016)
まずは、バレンシアの朝食
            
パン、ハム、チーズ、おかず、とっても数が多いバイキング。
中でも、果物が充実している感じ。
バレンシアのオレンジは、外せない。

そして  フランスパンは 自分で、食べたい分だけ切る 

そして、おいらのこの日の朝食は
     
体力勝負の旅行は、とにかく、食べて元気を補充。

出発前の消防団チェック


本日は、バレンシア から、543キロ移動し、グラナダへ。
当然、バス移動。
10日もあれば、1日くらい、ゆっくり 移動するのもアリ
他のツアーを見てみると、AVE というスペインの高速鉄道でこの区間を2時間弱で移動 という行程も多いけれど
添乗員さん曰く、AVE はキャリーケースを置くスペースが少なく、キャリーケースを持っての移動が大変なんだそう。
そう言われると、おいらたちは、バルセロナから最終地 マドリードまで バスで移動。
キャリーケースは、朝に部屋の前に出し、 についた際は、ポーターさんが部屋の前まで運んでくれるから
とっても、楽ちん しているのだ

午前中は、とにかく移動

途中で 昼食
本日の会場は、サービスエリアのような場所。
自分たちで、飲み物を買って テーブルへ。
おいらは当然


だけじゃ物足りない気がしたのではなく、美味しいワインだと聞いて も購入。

(こういう場合、おいらの辞書には “どちらか”という文字は消え去り、“ どちらも”となるのだ)
このワイン 、当然だけど、飲み切ることができず、お持ち帰り。
数日、一緒に旅をしますたよ

野菜と鶏肉のスープ      魚介のフライ      日替わりデザート   
       
このフライ、美味しかったぁ~~  

昼食会場の近くの、カラフルなホテルが 目を引きますた


永遠とまっすぐな道


途中の休憩場所で販売していた 寄木細工

イスラムから伝わった工芸品の一つで「タラセア ( Tarasea) 」と呼ばれている。

お店の一角では 寄木細工の制作作業が行われており
         
異なる色の木を組み合わせて様々なパターンを作り、それを金太郎飴のように薄く切ってはり合わせるという大変手の込んだ作業
中には こんな作品も


そして繊細な装飾から色彩まで職人が手作業で仕上げる スペインの リヤドロ社の 陶磁器


日本風の陶磁器もあり

イイお値段

そして、いよいよアルハンブラ宮殿へ
アンダルシアに遺されたイスラム文化の結晶、アルハンブラ宮殿は
街を見下ろす丘の上に立ち、総面積14,000平方メートル もの広さ。


アルハンブラ宮殿の敷地内にある ヘネラリフェ離宮



1319年に建てられた王族の夏の別荘で、美しい庭園が特徴的。

アルハンブラ宮殿の心臓部 ナルス宮殿へ
この宮殿の中にも、様々な“ 宮 ”がある

宮殿の現存する最も古い部分 メスアールの間

行政と司法が執り行われていた。

12頭のライオンの噴水がある ライオン宮 の中庭

ここは、王族のプライベートな空間だったらしい。

二姉妹の間の天井


約121平方メートルの広さで宮殿最大 大使たちによる王への謁見や公式行事が行われていた 大使の間

一面の装飾に圧倒されますた


柱廊で囲まれた広い中庭 アラヤネスの中庭


どの建物も、天井アーチの彫刻の数々にため息しか出てきませんですた。










王宮の隣に立つ ルネッサンス様式の カルロス5世宮殿


広大なアルハンブラ宮殿、どこをどう歩いたのか
最後は再び ヘネラリフェ離宮の庭に戻り、宮殿を後にしますた。
それにしても、この緑のアーチ、石畳の模様もとっても素敵
   

宮殿を た後は
本日のホテル

今までのホテル同様、至ってフツーのホテルですた
でも、本日は、これから更に 予定があるため

まずは 腹ごしらえ
お昼もいただいたビール


パン  スープ
   
昼食時もスープが出たから、この地方では、食事にスープが付くのかしら??
      
この串に刺したお肉の美味しさもさることながら、洋梨の赤ワイン煮が絶品

本日は、さらに21時からイベントが待っており、小型のバスで向かった先はフラメンコ 会場




会場は思った以上に狭く、熱気ムンムン


いよいよショー の始まり






約1時間弱のショー、激しい踊りの伴奏のスペインギターのメロディーが何とも心地よく
フラメンコの踊りの途中に入る おっれーっ の声と共に
おいらの首は、前へ ガクッ   後ろへ ガクッ
しまいには、隣の人の肩に ガクッ
ショーが始まって間もなく、睡眠学習となっちまいますた・・・
せっかくの生のフラメンコ の機会だったのに、我ながら ガッカリ
でも、晴ちゃんに突っつかれながら 時折目を見開き鑑賞したフラメンコ、想像以上に情熱的で迫力のある踊りですた。
一番前に座っている方は、踊り手さんの汗が降りかかる、いわば“かぶり席”だったらしい・・・。

その後、眠気覚ましにグラナダの夜景 スポットへ 散歩。

この日、観光したアルハンブラ宮殿が浮かび上がっとりますた

この石畳、何でも絵になる


フラメンコのショーといったら、ここの地域らしいけれど、外は静かな夜の街


絵になるバス停


夢か現実か 定かではない様な 幻想的な夜ですた。
このフラメンコショー、一番早い開始時間が、 9時。
その次は10時、11時~ となっているみたいだけれど
添乗員さん曰く、前のショーが押すと、次の開始時間がどんどん遅くなってしまい
時には、3回目のショーの始まりが夜中の12時になる事もあるんだとか。
なもんで、ツアーで訪れる観光客の方々が睡眠学習することも多く、一番前で コックリコックリされると 焦るそうな。
良かった、おいら、後ろの席で
で、本当は、おいらたちも夜景を た後、10時からのショーの予定だったけど
それを、添乗員さんが今までの経験を踏まえて 時間を変更してもらい、早い時間に して、睡眠学習しないようにしたんだって。
おいらにとっては、関係なかったよ

連日の歩き疲れが溜まってきたのか、飲み疲れなのか・・・・
きっと前者だと思うけど、今回のツアーはなんたって10日。
観光をするのは、そのうち7日。
まだまだ、ここで疲れているわけにはいかない という事で、この日は、反省会をせずに しますた。

明日は、いよいよスペイン最大、ローヨッパでは3番目に大きい寺院を見学します

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