れみ嬢のチュッチュラGo!Go!!

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鬼はぁ~~~ どこ??

2014年02月05日 21時23分49秒 | 日記
今年もやってきますた、節分。
おいらの暮らしている地域では、節分の豆まきの豆と言えば落花生。
豆まきの後に“歳の数だけ食べられる”豆は、最近は年齢詐称ぎみにいただいている。
それに“恵方巻き”なんぞをほおばる文化はなく
「節分には恵方巻き」なんぞ宣伝が始まったのはここ7,8年前のこと。
おいらはこの“恵方巻き”なるイベントは、バレンタインのチョコレート屋の陰謀と一緒で
海苔屋やすし屋の陰謀と決めつけ
「そんなことには踊らされまい 」と心に誓っていたのだが
の皆さんは「踊れるものなら踊っちゃおうぜ 」という考えを持つ方々ばかりなもんで、
おいらだけが意地を張っているわけにもいかず、
に嫁いでからは、おいらも一緒に海苔屋だかすし屋の陰謀に踊っているのだ。
(決して“踊らされて”いるのではなく、“踊ってみせて”いるのである

で、今年も陰謀に踊りますた
踊っただけあって、旨かった

ところで、節分といえば“鬼 はぁ~~外、福はぁ~~内”
この“鬼 ”って???
最近読んでいた に偶然鬼のことが記載してあり、そこには「鬼は善」とあった。
なんでも・・・その一説が記載されてある部分をかいつまんで言うと
「邪悪なものは人間の目には見えない。
 その見えないものを普通の人間は退治することが出来ない。
 邪悪を退治出来るもの(つまり人間ではない)者に退治してもらう必要がある。
 それには、強くて恐ろしい形相の者が望ましい。
 その結果“鬼”が生まれた」というものである。
これを読むと、邪悪を退治してくれる鬼は善ということになるのだ
しかし、年月を経るごとに「鬼=邪悪」となってしまったらしい。
確かに、おいらの“鬼”のイメージは良くない。
 
その を読み進めていくと、
昔話の原作を読むと、キツネやタヌキは具体的な悪さをしているが
“鬼”は最初から“邪悪”のシンボルとして記載してある。
しかし、『瘤取り爺さん』では爺さんの瘤を取ってあげたり
『一寸法師』では鬼の持っていた打出の小槌で大きくなり、お姫様と結婚する(らしい・・・)
(おいら、昔話の内容はほとんど覚えてないもので・・・・
そうなると、やっぱり“鬼”はイイ奴なんじゃないか???

“鬼”と言えば、最近、インターネットでこんな話題を目にした。
日本新聞協会広告委員会が「しあわせ」をテーマに実施した「新聞広告クリエーティブコンテスト」。
1091作品の応募の中から最優秀賞に輝いたのは

「ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました」
と言っている鬼の子どもを描いた作品。
参照:2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」

桃太郎や、島の人たちにとっては「めでたし めでたし」でも
視点を変えれば、決して「めでたし」と思えない人がいる現実。
しかも、この子鬼にとって見れば桃太郎は父親を殺した憎き相手。
それは「桃太郎ってやつに」といっている「やつ」に全てがこもっている。

視点を変えれば全く違った現実が見えてくる。
「おいらのお仕事」にも通じる部分も多く、とってぇ~~~も考えさせられた。
いくつかの地域では「鬼は内 福は内」「福は内 鬼も内」という豆まきがあるらしい。
そう考えると、“鬼”は本当は自分の内にあるもので、
自分の邪悪な部分を追い払ってもらう存在なのかもしれない
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