貞子・伽椰子・富江 平成怨霊グータンヌーボ フルスロットル

　どうもこんばんは、そうだいです。さぁ、いよいよこの時がやってまいりました。山村貞子・佐伯伽椰子・川上富江・フューチャリング黒井ミサ！　平成の日本ホラー映画界を代表する３人娘、真の女王はいったい誰なんだ！？
　さっそくズビズバいきましょう。先ほどの「元祖怨霊グータンヌーボ」では、６つの対決が繰り広げられました。
　よーし、だったら、こっちの「平成怨霊グータンヌーボ」は倍だ～い！　12の対決内容でお送りしちゃうぞ。

貞　「これで勝った者が真の覇王……敗者には一片の言い訳も残らないわけね。気に入った。」
伽　「あああああ。（やったろうじゃないっすか。中流家庭の子持ち主婦の底力、見せてやるっすよ。）」
富　「問題は読んでる人があきないかどうかだけね。」
ミ　「対決内容をふやして結論を次回にもちこもうとする意思が霊視できます。」

　そんだけ好きなのよ、４人とも……だぁーらっしゃい！！　始めるぞ、始めるぞ！

　第１の対決。最もフレッシュ（若い）な魅力にあふれているのは、だぁれ？
　貞子さんは、1947年生まれの66年死亡。享年は18歳。
　伽椰子さんは、1970年代前半生まれの98年死亡。享年は20代後半。
　富江さんは、1987年にはじめて高校２年の女子高生として登場して以来（つまり1970年生まれ？）、外見はず～っと17歳のまんま。
　ミサさんは、1975年にはじめて中学３年の女の子として登場して以来（つまり1960年生まれ）、死亡はしていません。
　ということは、やはりフレッシュなのは、最も若い17歳の姿をキープし続けている富江さーん！

富　「おほほのほ～！　貞子さんも伽椰子さんも、もちっと早く死んでればねー。ミサ、お前はサッサと学生服をぬげ！」
ミ　「あなたはなんだか気持ち悪い体質で若さをキープしてるみたいですけど、私も『時空サザエさん理論』で若さをキープしてますんで。お気遣いはけっこうです。」

　緒戦は富江さんの勝利か。第２の対決！　最も出自がセレブなのは、だぁれ？
　貞子さんは、伊豆大島の漁師の娘。ちなみに母親は千里眼の持ち主といわれた超能力者・山村千鶴子。
　伽椰子さんは、日本のどっか田舎にいた霊媒師の娘。神社の神主の家でもあったらしいが、生活はキビしそう。
　富江さんは、出自がまったく不明。自身は、好かれた男にみついでもらって生活するその日暮らしの日々。
　ミサさんは、医院や精肉店、大衆食堂などを経営している黒井グループの令嬢。本人も喫茶店を経営するほどの手腕を持っている。
　ダントツですな。ミサさんの勝ち。

ミ　「まぁね……１話完結形式のマンガの主人公だと、いろんなことやってるんですよねぇ。バイトもいろいろやりました。占い師、看護士、家政婦、古本屋、美容師、イラストレーター、エンバーミング……」
伽　「あああああ。（かわいい子には旅をさせろ。親御さんは教育者の鑑ねぇ。」
富　「中学生で喫茶店を経営……おかしくね？」

　続いて３番目、ブレイクした時期が最も早いのは、だぁれ？
　貞子さんは、映画化第１作『リング』が公開された1998年1月。
　伽椰子さんは、映画化第１作『呪怨』が公開された2003年1月。
　富江さんは、映画化第１作『富江』が公開された1999年3月。
　ミサさんは、映画化第１作『エコエコアザラク』が公開された1995年4月。
　ありゃー、意外！？　最初にブレイクしたのはミサさんだった！

ミ　「そうなんですよ。ほんとの原作が最初に発表されたのも私なんですから（1975年）。映画化が早いのも当然ですよね。」
貞　「やられた……Ｊホラーブームの最初は私だと思ってたのに！」

　意外や意外！　アシスタントのミサさんがリード。
　どんどんいこう、４番目、最もセクスィ～なのは、だぁれ？
　貞子さんは、映像化第１作であるＴＶスペシャル版『リング』でおしげもなくオパーイをさらけだして（演・三浦綺音）以来、以降の作品では露出度ゼロ。
　伽椰子さんは、血やら水やらの液体でやたら身体が濡れている印象があるが、露出度・セクスィ～度は限りなくゼロに近い。
　富江さんは、男を手玉に取る手腕こそ卓越した能力を持っているが、エロい雰囲気は常に帯びているものの、行為自体はキス程度にとどまっている。
　ミサさんは、思春期特有の同性愛っぽいお遊びはやっているが、基本的にセクスィ～分野は専門外。
　結果としては、これも意外ですが、最もセクスィ～なのは貞子さん！　っていうか、ＴＶスペシャル版の三浦綺音（あやね、と読みます）さん、さまさま？

貞　「意外じゃねぇよ。原作読んだらわかるでしょ？　なんせ私のカラダには、世の腐女子たちが飛びつくようなヒミツがあるんだからね。」
伽　「あああああ。（はいはい、どうせ子持ちの所帯じみた主婦には勝てませんよ。次、次。）」
富　「オッパイ出すのは反則だろ！　おかげで少年時代のそうだいに重大な影響を与えたんだからね。」

　うるさいよ！　三浦さん、お元気ですか？　いつか直接会って、お礼が言いたいです。
　５番目！　映像化された本数が最も多いのは、だぁれ？
　貞子さんはＴＶ版３作、映画化６本の計９本（ハリウッド版こみ）。
　伽椰子さんはＴＶ版短編２作、オリジナルビデオ２本、映画化７本の計11本（登場しない番外編こみ）。
　富江さんはＴＶ版１作、映画化７本の計８本（同時上映された『ビギニング』と『リベンジ』は別々にカウント）。
　ミサさんは、ＴＶ版２作、オリジナルビデオ１本、映画化５本の計８本（同時上映された『Rpage』と『Bpage』は別々にカウント）。
　いろいろと種類があって、みなさん数えづらいんですが、やはりトップは伽椰子さんでしょう！

伽　「あああああ。（長い下積みがあってこそのハリウッド進出っすよ。）ああああ。（スターになっても、いつまでも日常の主婦感覚は忘れたくないね。）」
貞　「ほざけ。いつでも日本に帰ってきな、ハイカラなトースト生活はその小市民体質にあわんだろ。」

　ついに４人全員がトップをとった！　盛り上がってまいりました！
　字数もだいぶかさんできたところで、前半戦最後の対決。演じた女優さんが最もきれいなのは、だぁれ？
　貞子さんは、三浦綺音・佐伯日菜子・仲間由紀恵・木村多江
　伽椰子さんは、藤貴子のみ
　富江さんは、菅野美穂・永井流奈・宝生舞・酒井美紀・安藤希・松本莉緒・あびる優
　ミサさんは、吉野公佳・佐伯日菜子・加藤夏希・近野成美
　むずかしいなぁ～！　でも、そうだい個人の感覚で判定させていただければ……現役で大女優となられている方がお２人おられる、貞子さーん！

貞　「よっしゃ！　由紀恵、多江、お前らよくやったよ。日菜子もがんばった、綺音もナイスおっぱい！」
富　「んだよ～っ！　こっちはカンノがいんだぞ！？　そうだい、てめぇ、やっぱおっぱいじゃねぇか！」
ミ　「脱げばいいんですか？　脱いだらいいんですかァ！？」
伽　「あああああ！（おめぇら、誰がやってもいいんじゃねぇか！）あああああ！（歴史に残るキャラクターには一貫性がなきゃいけねぇんだよ！）」

　た、大変だ、収拾がつかなくなりつつあるんですが、前半戦は貞子２ポイント、ミサ２ポイントで折り返し。
　いったいぜんたい、どうなることやら～！！