長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

最近ハマってます  ビタミンさんの『ソウトーーク』シリーズにドイツ名優たちの魂を見た  宣戦布告

2012年06月29日 14時55分00秒 | ふつうじゃない映画
 HEY! どうもこんにちは、そうだいでございます~。
 いや~なんか、バランスはあやういですが、いいお天気が続いておりますな。千葉はそんなにひどい雨はしばらく降ってませんね。
 このまま夏になってくれればうれしいんですけど、そうもいかないだろうね! やっぱ梅雨だから。

 あっ、そういえば、この前に足利義昭公の話題をやったかと思ったら、その後タイムリーなことにこんな大ニュースが。


旧二条城西の堀跡発見……規模解明につながる
 (読売新聞 YOMIURI ONLINE 2012年6月28日の記事より)


 戦国大名・織田信長が室町幕府15代将軍・足利義昭のために1569年に築いた旧二条城の一部とみられる堀跡が京都市上京区で見つかり、民間調査会社「古代文化調査会」(神戸市)が28日、発表した。二重に巡らされた堀のうち、内堀の西側にあたる場所という。旧二条城跡は1970年代の別の調査で、北側と南側の外堀と内堀各1か所が見つかっており、同調査会は「旧二条城の規模解明につながる成果」としている。
 調査は、マンション建設に伴い5月から実施。今回発見された堀跡は長さ8メートル、深さ2.4メートルで、最大幅が6.5メートル。西側の堀としては初の出土で、周辺から16世紀後半のものとみられる土師器(はじき)も見つかった。

 旧二条城は足利義昭の居所として建てられ、城郭造りの邸宅だったとされる。その周りを囲む堀は、城郭に多い正方形に近いものとすれば、外堀は約380メートル四方、内堀が約160メートル四方で、約1キロ南西の世界遺産・二条城より一回り小さいサイズだったと推定される。

 当時、宣教師ルイス・フロイスは旧二条城について「内部に狭い堀があり、後ろには甚だ完全に作られた非常に美しく、広い中庭があった。」と記録した。旧二条城は義昭が信長と対立して敗戦した後の1576年に壊され、堀も埋められたと伝わる。現地説明会は30日午前10時から。


 すばらしいですね~。現在ある、徳川将軍家が築城した天下御免の「国宝&世界遺産」二条城ももちろんいいんですけど、できればこっちの足利義昭公の「烏丸(からすま)二条御所」もぜひ再建して……ムリかなぁ~!?
 でも、外堀と内堀の間の距離をずいぶんとしっかりとってありますね。やっぱり、「城郭」というよりは「政庁」として多くの機能をそなえた場所だったんですかねぇ。
 ちなみに、足利将軍家の住んでいる「二条御所」のネーミングは、初代将軍の足利尊氏が住んでいた御所が「二条高倉」にあったことから始まった慣例で、当時は御所が二条通りになかったのだとしても、足利家が住んでいる邸宅は「二条御所」と呼ばれていたんですって。へ~。


 まぁ、そうこうしているうちに6月もおしまいになろうとしているんですが……

 なんか最近、この『長岡京エイリアン』、暑苦しいね。
 なんとなく、やたら熱っぽく語ってるのが続いてるような気もするし、だいいち長い!! 1万字オーバー、アタリマエ~。


 っつうことなんで、今回はできれば気軽にトークできるお題にしたいなぁ、なんて思いました。
 それで選んだのが、最近私がハマりにハマっている、某動画サイトでのあるシリーズだったんですけど……

 ンギャ~!! こっちはこっちで、説明しておきたい情報が多すぎ! チクショウメ~イ☆

 そんなこんなで、結局は今回も資料の説明だけでご勘弁のほどを。
 このシリーズがどうしてそんなにおもしろいのか、その考察は月をまたいで次回に持ち越しで~い。

 そんじゃま、資料をどうぞ!!



総統閣下シリーズ
 (ニコニコ大百科より)

 「総統閣下シリーズ」とは、映画『ヒトラー 最期の12日間』(2004年 監督・オリヴァー=ヒルシュビーゲル)における、ナチス・ドイツ総統アドルフ=ヒトラーを中心とした登場人物たちのセリフに嘘字幕をつけたMAD動画シリーズである。
 ネタ元となっている『ヒトラー 最期の12日間』は、ヒトラーの秘書であったユンゲ女史の証言をもとに、第2次世界大戦末期の1945年4月、ソ連軍の圧倒的物量の前に敗北を待つだけとなったナチス政権首脳陣の真実の姿を鮮烈に描き出したとされる傑作映画である。総統閣下はスイス出身の世界的名優ブルーノ=ガンツ(当時63歳)が演じている。なお、この「総統閣下シリーズ」という名前は、一説によると、「総統閣下が相当かっかしている」さまから名付けられたとか。


総統閣下×けいおん!(そうとう!)
 「総統閣下×けいおん!」(「そうとう!」)とは、アニメ『けいおん!』『けいおん!!』を題材にした総統閣下シリーズである。

概要
 総統閣下シリーズで初めて『けいおん!』がネタにされたのは、登場人物・秋山澪の登場する18禁同人誌に怒った総統がそれらを焼き払うものだった。第1期『けいおん!』が放送された当時、まだそれほど数は多くなかったが、第2期『けいおん!!』が放送されるやいなや多くの動画がUpされた。中には、毎回意趣を凝らした非常にレベルの高い傑作も多く登場し、それまでブチキレる総統閣下ばかりネタにされていた総統閣下シリーズにおいて、閣下の愉快な部下たちやスターリンなど、他の登場人物も注目を集めるようになった。

※特定の動画に他うp主が投稿した動画の話題などを持ち込むことは、控えてください
 たとえば、多くの動画ではスターリンは「あずにゃんペロペロ(^ω^)」だが、下記のわぐさんのシリーズのみ「唯が好き」という設定になっている。このため、「スターリンが好きなのが梓じゃないのはおかしい」などのコメントなど徐々にエスカレートし、一時問題となってしまった(わぐさんの設定の方が先に作られている)。スターリンのみならず、各シリーズによって好みのキャラクターが異なっているので、あくまでパラレルワールドとして考えていただきたい。


人気シリーズの動画

『いつも怒る人のトーク番組 ソウトーーク』
 ビタミンさんのシリーズ。閣下やハゲのみならず、愉快な部下達全員の暴走に定評があるのがこちら。第1作では第2期『けいおん!!』第7話『お茶会!』を見るのに失敗して閣下が怒りだしたため、実質上は第8話『進路!』からが本編になっている。他のシリーズに比べ、『ヒトラー 最期の12日間』の映像はあまり使われていないが、アニメ本編の視聴中ずっと部下達がワイワイ騒いでおり、そのうるささに閣下は総統お怒りになられている。おまけに閣下は、部下達から「アドルフ」「チョビ髭」などと散々な言われようで、はっきり言って総統の威厳はどこにもない。部下の主な特徴としては、大のムギ(琴吹紬)好きのあまり閣下を差し置いて番組を乗っ取るゲッベルス、すぐ下ネタに走るハゲ、口喧嘩になると「ダサいし!」と発言するブルクドルフ、「オンオン!」という空耳でインパクトを与えるクレープス、いつも「夜店のタンメン」を食べたがる律ちゃん隊員のフェーゲラインSS中将、なぜか御坂妹口調のモーンケSS少将などアクの強い連中ばかり。好評につき、現在は少し時間を遡って第1期『けいおん!』の実況シリーズを制作している。
 制作当初は10~15分程度の内容となっていたが、しだいに登場人物それぞれのキャラクターができあがって論争が激化していくにつれて『ヒトラー 最期の12日間』と『けいおん!』『けいおん!!』以外の映像資料も積極的に加えられていくようになり、最長で「33分」という大作(『けいおん!』第5話の鑑賞会)も UPされるようになった。

UP のあゆみ
・第2期『けいおん!!』の第7話から、「日本での本放送の2週間後にベルリンで放送される本編を総統地下壕で鑑賞する閣下たち」という設定でシリーズが開始された。2012年6月時点では、第11話の鑑賞会(2010年6月 UP)からが視聴可能となっている
・2010年9月の第2期『けいおん!!』の放送終了とともに『ソウトーーク』もいったん終了したが、すかさず2010年11月からは、第1期『けいおん!』を鑑賞していた時期の閣下たちを振り返るという内容で UPが再開されている。
・2012年4月まで不定期にシリーズが更新されていて、次回に UPされる予定の第1期『けいおん!』の第11・12(最終回)話の鑑賞会をもって『ソウトーーク』も終了するという予告がアナウンスされている。
・2012年6月時点では、第1期『けいおん!』の第3・11・12(最終回)・14(番外編)話と、第2期『けいおん!!』の第2~6・21話ぶん、そして映画版『けいおん!』の『ソウトーーク』が制作されておらず、『けいおん!!』第7~10話ぶんの『ソウトーーク』は視聴不可能となっている。


その他の人気動画シリーズ
『真鍋和スキー』&『ベルリンオフ会演説』
 わぐさんのシリーズ
『とある総統のけいおん!!』
 antecn さんのシリーズ
『ホメント会議』シリーズ
 うp主のハンドルネームは不明
『50分大長編ランキング』
 奈良両津さん(通称・50分の人)のシリーズ


総統閣下と愉快な部下たち

アドルフ=ヒトラー(1889~1945 演・ブルーノ=ガンツ)
 言わずと知れた総統閣下。真面目な政治ネタから、アニメや日常の些細な出来事に至るまで、いつも何かしらに怒っていなければ気が済まない。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第2話から登場人物・秋山澪(黒髪ストレート・つり目)のファンになっている。
 ベルリンで放送された『けいおん!』第8話と『けいおん!!』第15話で主人公・平沢唯の声優に挑戦して部下たちの不評を買った。
 『けいおん!』『けいおん!!』以外では、『涼宮ハルヒ』シリーズの鶴屋さんと『侵略!イカ娘』のイカ娘が好きらしい。

ハンス=クレープス(1898~1945 演・ロルフ=カニース)
 陸軍大将。いつも閣下から居残りを命じられる4人組の1人で、通称カルピス。総統閣下シリーズの大まかな流れでは、まず彼が話題を提供し、それに閣下が質問を求めると、オロオロと動揺している所を、欠かさず上司のヨードルがフォロー、居残り組以外が退出して閣下がブチキレるという筋書きになっている。動画の大まかな内容の説明役であるため、普段は丁寧口調だが、時々閣下にタメ口で話す事もある。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第1話から登場人物・平沢唯(茶髪セミロングにヘアピン・主人公)のファンになっている。

アルフレート=ヨードル(1890~1946 演・クリスチャン=レドル)
 陸軍上級大将。いつもの4人組の1人で、通称ハゲ。先述の通り、クレープスの説明に補足し、閣下の期待を裏切る真相を伝えて怒りに火をつける役回り。その容貌からたびたび変態キャラにされ、自重しない下ネタコメをすることもしばしば。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』のキャラクター全員に下ネタをかっとばす万能選手だが、第13話(特別編)あたりから登場人物・中野梓(黒髪ツインテール・軽音部の後輩)のファンになっている。

ヴィルヘルム=ブルクドルフ(1895~1945 演・ユストゥス=フォン=ドホナーニ)
 陸軍大将。いつもの4人組の1人で、通称アンポンタン。居残りを命じられた時に画面からはみ出てしまうため時々その存在を忘れられるが、閣下の八つ当たりにただひとり反論するなどなかなか肝の据わったやつ。クレープスとは仲が良く、酒を飲む時も死ぬ時も一緒。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第7話から登場人物・平沢憂(茶髪ポニーテール・唯の妹)のファンになっている。

ヴィルヘルム=カイテル (1882~1946 演・ディーター=マン)
 陸軍元帥。いつもの4人組の1人で、最年長格。階級が最も高く、立派な口ひげをたくわえた外見とは裏腹に、大人しい性格のため全く目立たない。史実でもお飾りのようなポジションだったらしい。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第2話から登場人物・真鍋和(メガネ・生徒会長)のファンになっている。

ヨーゼフ=ゲッベルス(1897~1945 演・ウルリッヒ=マテス)
 宣伝大臣。「プロパガンダの天才」と呼ばれた、閣下の側近中の側近。いつも閣下に付いている。ドヤ顔で将軍たちをにらみつけ、鉤十字腕章を付けている方の人。閣下が激高するシーンでは喋らないため出番は無いが、それ以外のシーンでは宣伝相の本領発揮とばかりに、閣下に劣らぬ演説を披露。同僚と口喧嘩したり、閣下の秘書のユンゲに愚痴をこぼして泣き出すなど、なかなかネタが豊富。ボケにもツッコミにも使える、総統閣下シリーズきっての逸材である。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第2話から登場人物・琴吹紬(明るい色の髪・タクアンみたいな眉毛)のファンになっている。

ヘルマン=フェーゲライン(1906~1945 演・トーマス=クレッチマン)
 親衛隊中将。キザでイヤミなリア充のくせに、よそで作った愛人と一緒に逃げようとしたため粛清される。総統閣下シリーズでは余計な事を言って始末されるケースが多いが、未遂に終わって助かる事も。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第2話から登場人物・田井中律(茶髪カチューシャ・軽音部長)のファンになっている。

ヴィルヘルム=モーンケ(1911~2001 演・アンドレ=ヘンニッケ)
 親衛隊少将。他の映画では横暴な悪役にされたりもするが、本編『ヒトラー 最期の12日間』では良心的で真面目な軍人として描かれている。礼儀正しく、淡々としたツッコミに定評がある。
 『ソウトーーク』シリーズではなぜか口調がアニメ『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の登場人物・御坂妹ふうになっていて、『けいおん!』『けいおん!!』を独自のセンスで再編集するという特異な才能を発揮する。

ヘルムート=ヴァイトリング(1891~1955 演・ミヒャエル=メンドル)
 陸軍大将兼ベルリン防衛軍司令官。無口であまり目立たない老将軍だが、たまに閣僚たちの熱論に参加してヒートアップする。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第2話から登場人物・田井中律のファンになっている。

トラウドゥル=ユンゲ(1920~2002 演・アレクサンドラ=マリア=ララ)
 閣下の秘書。『ヒトラー 最期の12日間』の原作者で、ナチス・ドイツ滅亡の証言者となった。才色兼備の美女だが、閣下とその部下たちに対してはかなり辛辣な毒舌家。特技はタイプライターの早打ち。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第13話で登場人物・田井中聡(中学生男子・律の弟)のファンであることが判明している。

ゲルダ=クリスティアン(1913~1997 演・ビルギット=ミニヒマイアー)
 閣下の秘書。閣下の暴走に呆れ果て、後輩のユンゲに慰められながらいつも泣いてばかりいる人。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第13話に登場する田井中聡のイケメンな友達(中学生男子・名前がない)のファンであることが判明している。

エヴァ=ブラウン(1912~1945 演・ユリアーネ=ケーラー)
 閣下の愛人……とは名ばかりで、当の閣下は2次元のアニメキャラを嫁にしたがっているため、身も蓋もない立場に追いやられている。それでも閣下を見捨てぬ健気な女性。それもあってか、怒ってばかりの閣下も彼女だけには思わずにやけた顔を見せる事もある。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第13話で登場人物・田井中聡のファンであることが判明している。

マグダ=ゲッベルス(1901~1945 演・コリンナ=ハルフォーフ)
 ゲッベルス夫人。閣下にすがりついて号泣するおばさん。腐女子にされるケースが多い。
 『ソウトーーク』シリーズでは、『けいおん!』『けいおん!!』のために家族を一切かえりみない夫に悩み、シュペーア大臣と不倫関係になったことがある。

カール=コラー(1898~1951 演・ハンス=シュタインベルク)
 空軍参謀長。シリーズ全般で閣下の抗議電話に対応するのがこの人。閣下の怒りを華麗にスルーするスキルの持ち主で、時々、逆に閣下を挑発しているのでは?と思える発言が見受けられる。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第13話で登場人物・鈴木純(クセっ毛ツインテール・憂のクラスメイト)のファンであることが判明している。

マルティン=ボルマン(1900~1945 演・トーマス=ティーメ)
 ナチス党官房長。ゲッベルスと共に、後方で待機して閣下の話を聞いている太った方の人。末期のナチスの牛耳った大物だが、総統閣下シリーズではこれといった活躍もなく、ただいるだけの存在。

ヘルマン=ゲーリング(1893~1946 演・マティアス=グネーディンガー)
 帝国元帥。会議中、閣僚達の言い争いを聞きながら腕時計の時間を気にしているが何もしゃべらない。見るも無惨な肥満体。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の登場人物・山中さわ子(ロングヘアにメガネ・軽音部顧問教師)のファンらしい。

アルベルト=シュペーア(1905~1981 演・ハイノ=フェルヒ)
 軍需大臣。数少ない常識人で、ユンゲから閣下の状況を聞いて呆れかえっている。

ハインリヒ=ヒムラー(1900~1945 演・ウルリッヒ=ネーテン)
 親衛隊長官。ユダヤ人大虐殺「ホロコースト」を行った元凶であり、ある意味閣下以上の戦犯。フェーゲラインに後始末を全て押しつけて逃亡、閣下の怒りを買う。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』『けいおん!!』にはさほどの興味はなく、『涼宮ハルヒ』シリーズの朝比奈みくるのファンらしい。ドッキリ企画でアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公・鹿目(かなめ)まどかのコスプレをしたことがある。

フェリックス=シュタイナー(1896~1966)
 親衛隊大将。閣下がマジギレした本当の理由は、彼が率いる兵力がほとんど残っておらず、ベルリン市街を援護する力を失っていた(つまり孤立無援になった)事を知ったため。実は映画本編に全く登場していないのだが、以上の理由から総統閣下シリーズではかなりの重要人物。とは言え、閣下からCDやDVDなどのアニメグッズの買い物を押しつけられたり、嘘字幕ではロクな扱いを受けていない。

ヨシフ=スターリン(1878~1953)
 ソビエト連邦の第2代最高指導者にして、閣下最大の宿敵。物語の舞台がベルリン市内だけなので基本的に直接は登場しないが、嘘字幕では欠かせないキーパーソン。嫁論争など、くだらない理由で閣下率いるナチスと戦争しているネタも数多くあり、本当はお前ら仲が良いんじゃないか?と思いたくなる節もある。
 『ソウトーーク』シリーズでは『けいおん!』の第9話から登場人物・中野梓のファンになっていて、『けいおん!』『けいおん!!』の話題に限ってはモスクワで閣下と一晩中語り明かしたほどの友好関係を築いている。


主な空耳一覧
 閣下以外の空耳は、()内にその人物名を記した。

「アンポンタン」「ボルシチ」「あ痛たたたたた!はふん!」「大嫌いだ!」「バーカ!」「ちくしょーめ!」「ガンバレ」「HEY!」「運、足らんかった」「おっぱいぷるんぷるん!」「うんたん♪」「コラッ」「青二才」「日村」「アーッ!嫌イヤイヤイヤイヤーッ」「ドーン!」「ちょー!エロいかも」「待ってってば!」

「パン食う?」「おんおん!」(クレープス)
「やめて!」「夜店のタンメン」(フェーゲライン)
「ダサいし!」(ブルクドルフ)
「煮ます!」(カイテル)


動画の削除について

 このようにニコニコ動画で大変人気のある総統閣下シリーズは、日本だけの現象ではない。ヒトラーがいろんなものにマジギレするという意外性から世界的で流行しており、YouTubeではさまざまな言語の嘘字幕の付いた動画を数多く見ることができる。しかし著作権者の目に余ったのか、YouTubeでは2010年4月頃から目立つ動画が次々と消されていった。しかし、削除される動画とされない動画の基準は不明で、総統閣下シリーズは今もYouTubeに多数残っている。

 その削除の波は、約1年遅れの2011年4月頃になってようやくニコニコ動画にも押し寄せてきたようである。この「第1次削除大戦」では約1ヶ月に渡り、実に800近くの動画が削除され、総統閣下シリーズの衰退を予感させた。
 そして2011年8月に再び「第2次削除大戦」が開戦し、まだまだ戦争は続くと思われるので注意が必要である。



『けいおん!』『けいおん!!』について

 『けいおん!』とは、男性マンガ家・かきふらいによりマンガ雑誌『月刊まんがタイムきらら』(芳文社)などで2007年4月~2010年9月および2011年4月~2012年7月に連載されていた、女子学生のガールズバンドを題材とした「空気系」ストーリー4コママンガと、それを原作としてメディアミックスで製作されている作品の総称。2003年からマンガ家として活動しているかきふらいにとっては初の連載作品となる。

 マンガ『けいおん!』を原作としたアニメ作品は、2009年4~6月に TBS系列の深夜時間帯で放映された第1期(全12話+番外編2話)が『けいおん!』で、2010年4~9月に同局で放映された第2期(全24話+番外編3話)が『けいおん!!』となっており、タイトルの「!」の数が変わっている。ともに監督は山田尚子、制作は京都アニメーション(通称・京アニ)。
 第2期『けいおん!!』の続編となる内容の映画『けいおん!』(監督・山田尚子)も2011年12月に公開された(興行収入19億円)。

 廃部寸前の私立・桜が丘女子高校軽音楽部で4人の生徒たちがバンドを組み、ゼロから部活動を始めていくストーリー。途中から新入生が加わり5人となった。軽音楽部の結成からメンバー4人の大学進学までの3年間の部活動を描く。『まんがタイムきらら』2010年10月号への掲載をもっていったん連載を終了。
 その後、『まんがタイムきらら』2011年5月号より唯・澪・律・紬の卒業生4人の大学進学後を描いた「大学編」となって連載を再開し、同時に『まんがタイムきららキャラット』2011年6月号より梓・憂・純の在校生3人を描いた「高校編」の連載が開始された。大学編は『まんがタイムきらら』2012年7月号(唯・澪・律・紬の大学1年での大学祭ライヴ)で、高校編は『まんがタイムきららキャラット』2012年8月号(梓・憂・純の学園祭ライヴ終了後の軽音部卒業)でそれぞれ連載終了した。単行本は現在4巻まで発売されている。
 本格的なバンド活動の描写よりも、メンバーたちののんびりとした日常を描写することに視点が置かれている「空気系」作品。
 2009年4月から TVアニメの放送が開始されると、作中に登場する楽器や関連楽曲にも注目が集まるなどの大きな反響が起こり、第2期の放映や映画化などを含めて社会現象ともいえる大ブームとなった。

主なキャスティング
平沢 唯   …… 豊崎 愛生(あき 『めだかボックス』黒神めだか役など)
秋山 澪   …… 日笠 陽子(『妖狐×僕SS 』雪小路野ばら役など)
田井中 律  …… 佐藤 聡美(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』田村麻奈実役など)
琴吹 紬   …… 寿 美菜子(『夏色キセキ』逢沢夏海役など)
中野 梓   …… 竹達 彩奈(『この中に1人、妹がいる!』国立凜香役など)
山中 さわ子 …… 真田 アサミ(『さよなら絶望先生』常月まとい役など)
平沢 憂   …… 米澤 円(まどか 『Another 』赤沢泉美役など)
真鍋 和   …… 藤東 知夏(ふじとう ちか)
鈴木 純   …… 永田 依子
田井中 聡  …… 伊藤 実華



 ひえ~、今回も長い、長い、長すぎよ~!

 詳しいお話はまた次回にしますが、ハッキリ言って、私は『けいおん!』ブームにはまったくのれなかった人間でした。したがいまして、この『ソウトーーク』をもって初めて『けいおん!』にふれたくらいだったのです。

 だからこそ断言しましょう。
 『ソウトーーク』はもう、独立したひとつの作品としておもしろい!! これを『けいおん!』ファンだけに独り占めさせるのは余りにももったいなさすぎる。

 そしてその魅力の根底には、『けいおん!』への愛もさることながら、『ヒトラー 最期の12日間』の数々の名シーンをいろどるドイツ最高峰の名優たちのハイレベルな演技合戦。そこへの作者・ビタミンさんの限りない敬意を込めた愛も、欠かせない要素として厳然と存在していたのであります。

 そんなこんなで、具体的なあれこれは、まったじっかい~。今年の7月もアツくなりそうです……


 こんなに代替不能なオリジナリティにあふれている『ソウトーーク』を、ただのオタクしろうとのパロディ作品だとかたづけて観ようとしないなんて、DA ☆ SA ☆ I ☆ SHI !!!
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