漁業経済学者のひとりごと in 小浜

東村玲子のWebsiteはこちら → http://www.s.fpu.ac.jp/reiko/

夜の大冒険

2014年10月08日 23時23分30秒 | Weblog
「ちょっとビールと夕ご飯を買いに行こう」と
出かけたら,延々と2時間くらいかかってしまいました。

途中から「ここまで来たのだからもう少し」と
惰性で行って来ましたが,
無事にビールと缶詰とパンを2日分買って来ました。

缶詰はコーヒーカップに付いているスプーンを使えば良いや
と思っていたのに部屋にはコーヒーマグしかありませんでした。

でも,大丈夫です。

私の海外旅行の秘密道具には,箸もあるのです。
その他,栓抜きとかコルク抜きとか。
一番貴重なのは缶切りです。
わりと最近「缶切り」を探したのですが,
妙に多機能になっていてかえって使いにくい。

私は「缶切りしか出来ない缶切り」が欲しかったのです。
1つは自宅用にあるのですが,
海外旅行用は「昭和時代に仕入れたもの」という缶切りを
ネットオークションで金物屋さんから買いました。
今日は,これが大活躍。

明日はズワイガニ加工場だから,
もう寝ます。

エビの加工会社

2014年10月08日 22時28分17秒 | Weblog
今日は,まずエビの集荷の現場からでした。

バイクの後ろに乗せてもらって
昨日は車の中から見ていた
バイクの洪水の中にいると
「お~!インドネシアだ!」などと思っていたのですが,
養殖池に近づくにつれ,道というより
「あぜ道」を走る様になり45分で到着。

エビ関係のお仕事は初めてですが,
まずは養殖池から見るとは!
池のオーナーと池のマネージャーがいるのです。
この響きから,何となく「船首と船頭」をイメージしていました。
要はある意味,「ビジネスパートナー」です。

でも実際にはオーナーはシドアルジョに住んでおり,
明らかに裕福そうです。
一方,マネージャーは池のそばに住んでおり,
その家のことを私はずっと「物置=倉庫」と思っていました。
竹で編んだ壁です。

エビは昔ながらの方法で養殖されており,
漁獲方法も伝統的なものを用いています。
つまり,人力だけで,動力は一切なし。

トラップか網が手づかみです。
今日はトラップと手づかみを見ました。
手づかみしている人は,マネージャーよりもちろん下になります。

他のエビ養殖場を見たことがないので,
比べられませんが,朝から不思議な光景を見た気分でした。

工場に戻って,少し聞き取り調査をした後は,
人事担当の女性と昼ご飯を食べながら聞き取り調査でした。
彼女がムスリムだったので,ずっと気になっていた
頭にかぶっているスカーフみたいなの(名前が分からない)について
色々聞いてみました。

インドネシアで初めてムスリムの女性を大量に見たのですが,
実際に見るまでは「髪の毛のおしゃれが出来ないなんてつまらない」と
思っていたのですが,
実際には,あのスカーフみたいなのは,
みなさん非常に凝っていて,
さらにそれを留めるブローチも凝っています。
こちらの方がおしゃれを楽しめるのではないかと思いました。
彼女に「それを何枚持っているの?」と聞くと
「とてもたくさん,数え切れない」と教えてくれました。
失礼なことを聞いたかなと思って謝ったけど,
外国人にそういうことを聞かれるらしいです。

工場見学については,
よく見せて頂いたということにとどめておきます。

聞き取り調査にもよくつきあってくれて,
みなさんとても丁寧で感激しました。

今までズワイガニばかりやってきて,
カニの取引用語は若干頭に入っているのですが,
エビにはエビの取引用語があり,
それぞれ合理的で面白いと思いました。

日本に戻ったら,もう少しちゃんと調べてみようと思いました。






シドアルジョのホテルにて

2014年10月08日 22時23分48秒 | Weblog
これは,シドアルジョという町のホテルで書いています。
明日5時起きなので,
もしかしたらロビーでネット接続出来るかもしれないけど
面倒くさいので明日のホテル(はゴージャスらしい)で
アップします。
ついでに,この前の機上で書いた記事も。
たまにはネットから離れるのも良いでしょう…

今日はバイクの洪水の中,
明日本格的に調査をする会社に行って来ました。
そして綿密な打ち合わせ。
そしてホテルまで送ってもらいました。

今日はよく英語をしゃべりました。
空港までのタクシーの中と会社までの車の中,
それと打ち合わせ。

海外調査に出るとよく眠れるのは,
このせいか…英語で話すだけで疲れる。

ホテルの周りに色々とファストフードの店もあったけど
途中でビールとポテトチップを買ったので
それで済ませます。

打ち合わせで「帽子はあるか?」と聞かれました。
工場見学のためかと思ったら,
養殖場へ朝行く時に暑いかららしい。
帽子なんてかぶったことないから持っていないんだけど
何とかしてくれるということです。

そう言えば,ここは赤道直下。
いや,全く思いつきませんでした。

それから「バイク(原チャですね)の2人乗りは大丈夫か?」
とも聞かれました。
経験がないけど,ここまで来て「ダメです」という訳には
もちろんいかない。
乗りますとも!

今日,父親・子供・母親の3人乗りで
しかも子供が寝ている状況で走っているのを見たから
私に出来ないはずはない。

それから,ものごいの人も見かけました。
噂に聞いていたけど,
貧富の差が激しい国なのだな,やっぱり。
お店も今まで行った国では見たことのない,
「露天商」と言う表現で合っているかな?
そういうお店がいっぱいありました。

昨日行った,超高級ショッピングモールがある国と
同じとは思えない。
ジェトロで金持ちはジャカルタ周辺に集中していると聞いたけど。

ちなみにビールは高かったというか,
ビール(小)2本とポテトチップで500円くらい。
だからジャカルタと同じくらい。

それでも,今日迎えに来てくれた方々は
奥さんが専業主婦だというから,
彼らはまだ金持ちなんだろうな。

それでは寝る準備をします。
ジャカルタ空港で暑くて汗をかいたし,
明日の朝にはそんな時間がなさそうなので
今からシャワーです。

いよいよ本格的な調査開始。
と言っても,明日と明後日だけなんだけど。
土曜日入国,土曜日出国でないと
飛行機代が倍くらいするから,
予備日やら移動日やら挟んで,
ジェトロと企業2件しか行けません。

その代わり,金曜の午後はホテルの周りを散策します。
金曜日の夕方にダウンタウンに行くとラッシュで帰れなくなる
と今日の運転手さんに教えてもらいましたし,
土曜日にダウンタウンに行くのは帰れなくなる危険性があるので
飛行機のことを考えるとちょっとな…
まあ,気分次第ですね。

ジャカルタ空港

2014年10月08日 22時23分10秒 | Weblog
飛行機に乗り遅れそうになったよ。

指定されたゲートで
「行き先が書いていないもの不安だな」と思いつつ,
みんなが待っている様子なので
私もネットサーフィンをしながら待っていました。

ふと空港アナウンス(インドネシア語)で
名前を呼ばれた気がしたので係員の所へ行くと,
私の他に男性2名がいました。

すぐに違うゲートに行く様に言われて,
3人でで隣の隣のゲートへ。
もう,搭乗締め切りな所でした。

私たち以外の人は何も問題なく乗っていたので,
ゲートが変わったことがアナウンスされていたのでしょう。
係員が「早く!早く!」と(多分)言っているなか,
私は空港税を払ったシールが貼られている搭乗券をつかんで
「これがいるんです!」とやっていたら,
もう1人の男性も同じことをしていて
(もしや日本人?)
係員の人が,バーコードで記録を取って私達にくれました。

しかし,よく「Higashimura」を比較的正確に発音してくれたもんだ。
ついでに英語のアナウンスも流してくれれば良かった。

とりあえず,これは機上で書いています。
空港で腹ごしらえしたのに,
1時間のフライトで食べ物が出てきた。
とりあえず食べます。

やはりシルバーバードが良い?

2014年10月07日 16時22分02秒 | Weblog
今日のタクシーの運転手は
よくしゃべる人だったので,
昨日の料金のからくりについて教えてもらいました。

どうやら行きは,私にアポがあったので
速さを優先して高速道路を使った。
帰りは,それほど道も混んでおらず,
急いでいる訳でもなさそうだったので下道を行った。
ということだそうです。

ただ,頼んでもいないのに,
勝手に高速乗ったりするのはどうかと…
と思うのですが,
今日の運転手は英語がよく話せる方で
他の運転手はそこまででもないということの様です。

というのは表向きで

ガソリン代が運転手持ちらしく,
その辺も考慮しているらしい。
だらだら走ってもガソリン代ばかりかかるので
基本的に運転手は,渋滞を嫌がるということの様です。

それからジャカルタに戻るのが
金曜日だと言うと,
空港からホテルまでは2時頃なのでラッシュは関係ないだろうと。
ただ,その後にダウンタウンに行くのはラッシュになるから
絶対に止めた方が良いとのことでした。
(ホテルもダウンタウンから遠いので)

その後,空港に着いて,
シルバーバードのカウンターを探し出し,
初日領収書の日付(9月4日になってた)が間違っていることを話すと
ちゃんと再発行してくれました。

そらから,今度泊まるホテルは空港に近いので
固定料金よりもメーターで走ってもらった方が良い
というアドバイスももらいました。

この辺り,わりときっちりしているのが
良いのかなぁと思ったり。

ちなみに空港で無料でネット接続出来ることが分かったので
帰りは退屈しなさそうです。

シルバーバードもあてにならん

2014年10月06日 21時17分16秒 | Weblog
今日,ジェトロに行って,
聞き取り調査というか,色々説明してもらって
(その内容は後述)
私のホテルは,かなりダウンタウンから離れているらしい。

で,帰りに泊まるホテルはさらに離れていて,
ダウンタウンに出るまでにすごく
タクシー代がかかるということも分かりました。

なら時間もあるしということで,
色々ダウンタウンをうろついて
帰ろうとするとタクシーがつかまらない。
評判の良いブルーバードにも
「そんな遠くは嫌だ」という反応。

そこでシルバーバードは予約制ということを思い出し,
その辺にあったホテルのフロントにお願いして
呼び出してもらいました。
(チップはもちろん払った)

割とすぐにシルバーバードが来たのだけど,
道は混んでいるし,
行きにかなり高くついたので,
札束を財布に入れて
「いくらかかるかな。現金足りるかな」と
びくびくしていたら,
あっという間に到着。

なんと行きの半額で着いてしまいました。
なんで?違うホテルじゃないの?
と思ったけど,無事に到着。
ということは,行きにぼられまくっていたということ。
まあ,行きは高速っぽい所を通ったから
その分が加算されていたのかもしれない。
その辺は実はよく分からない。

さて,ジェトロで話していると
インドネシアは貧富の差がとても激しいらしい。

私が昨日行ったショッピングモールのメモを見て
「何をしにそこへ行ったのか?」というようなことを
聞かれました。
あそこは中級層がターゲットのショッピングモールだそうで。

今日は,高級ショッピングモールと
古くからある(日本からの賠償金で建てたらしい)
デパートも見てきました。

高級ショッピングモールのお土産店がお勧めとのことだけど
「高っ!」ということで何も買わずに退散。
でも,すごくピカピカのショッピングモールでした。

デパートは日本の昔のデパートという風情で,
まあ,私が行くには丁度良い感じでした。

でも,本当に下層の人たちは
市場(いちば)で買い物をするそうで,
タクシーの窓から見ていると
「発展途上国の下層の世界」が広がっていました。

色々のことを踏まえて
明日からスラバヤ空港に移動して
現地調査開始です。

シルバーバードは予約制

2014年10月06日 14時14分51秒 | Weblog
知らなかったよ…
シルバーバードは1時間前に予約だってさ。

でも,昨日のタクシーがレシートくれなかったので
今日は,コンシェルジェで
「絶対!シルバーバード!」と言ったら,
予約入れてくれました。

1時間したら来るとのことらしいけど,
コンシェルジェのお兄さんが「30分くらいで来るかも?」
というのでとりあえず部屋まで戻って来ました。

30分したら行くけど。
お兄さんの話ではジェトロまで
そんなに時間がかからないらしい。

ついでに明日の分の予約は入れて来ました。
今日から平日なので渋滞がどんなものやら
初めて分かるんだよな~

しかし,金額やら所要時間やらは
こちらの人でも言うことが違うので
結構不安になる。

昨日も50千ルピアかかると言われて
25千ルピアだったし(もちろんお釣りをくれなかった分も含めて)。
ホテルの人も客から文句言われない様に
しているのかもしれない。

初日になんか歌が聞こえると書いたけど,
翌日からは静かです。
何だったんだろう?



タクシー待ちで疲労困憊

2014年10月05日 23時39分11秒 | Weblog

ようやくこのあたりで理解したのは,
英語では金額を言う時に1000の単位を切るということ。
200,000ルピアなら,2 hundred。

タクシーは,ブルーバードしか乗るな
と色々な所に書かれているので
それに乗るべくショッピングセンターの周りを
ぐるぐる歩いていました。

外で流しのタクシーを捕まえようとしましたが,
無理でした。
とにかく車とバイクの量が多い。

本当にブルーバード社が捕まらず,
結局,大人しく乗り場で待つことにしました。
(他のタクシーはぼったくられるらしい)

1時間待って,やっと順番が回って来たのに,
運転手が「場所が分からない」と。
その間に,どんどん順番抜かしをされるし…

頭に来て,タクシーをさばいているおじさんに
「次は私よ!」と英語で行って,
乗り込んだら,ブルーバードじゃなかったけど,
割とまともな値段でホテルまで乗せてくれました。

しかし,敵もさるもので,
支払い時に私が50千ルピア渡して,
「20千ルピア返し」てというと(これでもチップ込みだ),
15千ルピアくれました。
しぶい顔をしていると2千ルピアくれたので
そこで手を打ちました。

500円くらい,チップになっていますが,
まあ仕方がないでしょう。

明日はジェトロに行くのですが,
渋滞に捕まると困るから1時間半前にタクシーに乗った方が良いと
ホテルの人に言われました。

そんなに渋滞するのか…
ネットにもそう書いてあるけどさ。


ショッピングセンター

2014年10月05日 22時26分22秒 | Weblog
ショッピングセンターに行って来ました。
恐ろしく,何も買いたいものがなく,
どうやら地元の方々向けの様でした。

着るものが多くて,
ムスリムの女性向けの洋服がたくさんありました。
皆さん,ブルカ?をかぶっていらっしゃいますが,
よく見ると結構おしゃれなんですよね~

そんな中,とりあえず目についたのが
高級と思われる生地&オーダーメイドのお店の階。
ぐるぐると見て回りました。
結婚式のドレスなんかをオーダーするお店の様でした。
そういうお店がいっぱい。

そのうち疲れて来たし,
タクシーに乗って来たので
何かして帰ろうと思い,
フードコートへ。

英語で「インドネシア語は話せるか?」と聞かれて,
「話せない。日本人。英語は話せる」というと,
なんか,焼き飯みたいだったので,
値段も安かったし食べること
飲み物は,水が危ないということで
断ったら,ぬるいお茶をサービスしてくれました。

まあ,自分のおなかには割と自身があるので
お茶なら大丈夫だろうと少し飲みました。

で,「もしかしたら,英語話せる人結構いる?」と思い,
生地屋さんで話しかけて来た女性に
「英語は話せますか?」と聞く
英語が話せる年配の人が登場で気に入った布地があったので買うことに。

そのうち地下がスーパーマーケットになっているのに
気がついて,早速行ってみました。

巨大でしたが,魚はちょっとだけでした。
氷の上に置くも方式で,写真は店員さんが向こうを
向いている時に撮りました。

エビがすごく多かったですよ。


部屋移動完了

2014年10月05日 16時23分44秒 | Weblog
昼過ぎまで寝て,シャワーを浴びたら,
部屋移動できますよ
って電話がかかって来たので
無事に部屋を移動しました。

10万ルピア紙幣をなんとか崩そうと
嫌がらせの様に
コンビニに行って,
ビールを2本買って来ました。

他のものの物価は安い様ですが,
ビールは結構します。
大瓶1本で250円くらいかな?

だから,これを2本買うと
細かい紙幣がお釣りで来るのです。

でも先ほど5万ルピアしか出てこない
というATMを見つけたので,
そのうち,折りを見て
ここから引きだそうと思います。

インドネシアに詳しい人にクレカのキャッシングを
勧められていたので…
あまり現金(日本円)もっていない…

空港で非常に換金率の悪い両替をしたので
もう細かいことはどうでも良いわ~
という気分になっています。

部屋移動の時に手伝ってくれた
ボーイさんにショッピングセンターまで
タクシーで10分で行けると聞いたので
早速,遊びに行って来ます。

どんな所か,英語の記事しか出てこなかったので
分からないけど,
あまり評判が良くない(安くて偽物が多いとか)。

でも部屋でごろごろしていると
ジャカルタでも日本でも同じだしね。

チップは,普段はあまり渡さないのですが,
こちらでは「日本人はすごくお金持ち」
「お金を持っている人がそうでない人に渡すのは当たり前」
ということだと聞いたり,ネットの記事で読んだので
「そうなんだ~」と思って,
結構(私にしては)渡しています。

前の英会話の先生(南アフリカ人)にも
チップの習慣についてちょっと聞いたことがあって,
固定給なし(チップオンリー)な仕事もあるらしいから。
ここは南アフリカではないにしても。

ここのホテルは英語が第一言語になっていて,
その下にインドネシア語が書いてあるので
そういうホテルなんだと思っています。