漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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大阪での珍しい出来事

2018年04月03日 06時32分14秒 | Weblog
3月中に父の納骨のために大阪に行って来ました。
その帰り道のことです。

天王寺駅で列車に乗り込みました。
すると明らかに外国人と分かる(白人,金髪)女性が
何か困っている様子。

「日本語で話しかけるか,英語か?」と一瞬ためらった時に
横から60歳くらいの女性が「Where are you going to?」と声をかけました。
私は,この人も外国人と思ったんですね。
(明らかに大阪のおばちゃんでなかったし)

すると「ナンバ」という答えと
「ここで乗り換えれば良いのか?」と英語で聞いてきたので
私も思わず「Yes」と答えてしまいました。

天王寺駅は17番線だか18番線までありますが
難波行きは同じホームなので,教えてあげた方が良いなと思いました。

自分はいつもの大きなキャリ-バッグを持っていたのですが
「うん,バッグは,この親切な人がなんとかしてくれるだろう」と思い
先ほど英語で声をかけた女性をちらっと見て
バッグを置き去りにしてダッシュで外国人女性のもとへ
「ここで難波行きの列車を待てば良いよ」と英語で言うと
「OK!」と親指を立てて来たので「OK!」とこちらも応じました。
(この流れを振り返ると英語ネイティブの人ではなさそう)

またダッシュで戻るとちょうどドアが閉まりました。
「やれやれ間に合ったわ」というジェスチャを例の女性にすると
「Where are you from?」と聞かれたので
「from Japan」と言うと
女性は笑って日本語で
「間に合わなかったらバッグをホームに戻そうと思ってた」とのこと。
「親切な方なので,なんとかして頂けると思って」と私。

少し雑談をしていたら女性は「ここで降ります」と2つ先の駅で降車。
私が「nice to meet you でしたわ」と言うと
「nice to meet you」と返って来ました。

私は余裕がある時は,外国の方でもまず日本語で話しかけ,
駄目なら英語で話しかけます。
日本国内だし,西欧人がみんな英語話せる訳でもないしね。