漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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もう戻ってこない日々

2012年02月29日 22時35分07秒 | Weblog
私が,教員になるにあたって決めていたこと・・
それは,学生の話をちゃんと聞く
ということでした。

私が北大で院生をしていた時,
指導してくれた助教授は,よく話を聞いてくれました。
それが,研究に関係なくても。
というか,助教授は「3海里より外は興味がない」と
おしゃっていましたので(本当はそんなことないと思うけど)
国際関係をテーマにしていた私は
研究内容の相談は,あまりした覚えがないような。

学会に着ていくスーツの色とか,
彼氏と別れた時とか,
電話して相談したこともあります。
(くだらんことで電話したなーと今になって思う)

先日,ふと長谷川先生に
「北大時代は楽しかったんだね」と言われました。

そう,確かに楽しかった。
院生仲間は,大学に来る時間がばらばらで
「24時間体制」の研究室でした。

で,よく夕飯を一緒に食べたり,
真面目なことを議論したりもしたけど
下らないことも議論した。

先輩が,スーパーで安売りをしている時に
ラーメンを買いだめしていたので,
夜におなかがすくと
私はその先輩からラーメンを買っていました。

「ラーメンは30円,今日は卵があるから,それをつけると50円」
という感じでした。

時々,研究室に修羅場が訪れました。
翌日までの締め切りの原稿を仕上げるお手伝い。

一番印象的だったのは,
ある人の原稿の最終仕上げ。
徹夜で手伝いましたが,
院生の1人が「絶対に手伝わない」と言い,
実際に手伝いませんでしたが,
食事はみんなに作ってくれました。

懐かしいな・・