鞆美。父親は一冑と。

2018-05-14 00:35:33 | ■だらだら。


ごろ寝で寝込んでしまい、ラジオからの声は、年単位でかなり久しぶりの growingreed だった。シャンプーをしたり掛け湯をしたりしながらの途切れ音声で、そんな年寄り扱いな物言いは失礼だろ、ぶっさん(岡田の古い役名)だっていい年なんだから、などと思っていた。

八十何歳というのが聞こえた。

語り口やテンポだけでなく、発声というのか声色というのか、いまっぽいのだ。プロフェッショナルな60代か50代かと私はその声からとらえていた。いまリアルに答えている内容は、これを書いているから殆ど聞こえていないが、喋りはやはり若い。私には。


アンチエイジングの美容法、健康法があふれかえっている。薬や治療、健康食品の否定もしくは懐疑の提案内容と同じように、フィジカルエクササイズの中にも成果は気休めというものは多いかもしれないと、  ふっ 私が思ったって意味ないけどさ、思った。よく喋れ、口元を動かせ、ということだけを思い浮かべている偏頗な印象だ。加藤鞆美さんはよどみなく若々しく話しているが、そのように話すことができるからといって、また手仕事の職人が寡黙とは限らないとはいえ、ふだんそんなに喋ってばかりいるわけではないように思ったというぐらいのおはなし。




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